私はVGTに極振りしています。
はじめに
画像のアニメ、ご存知ありませんか?
今期から始まった「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」というアニメです。
量産型のなろう系のアニメかな、と思いきや、けっこうおもしろかったので視聴継続していこうかなと思っています。
いや、別にこのアニメの話をしたい訳じゃありません。
VGTに極振り!
私は現在の資産の割合は、VGT 95%(約6200万円)、その他株式 4%、現金 1%です。
つまり、タイトルどおり、私個人としては痛い (暴落) のは大丈夫だと思っているのでVGTにほぼ極振りしています。
このポートフォリオにしてから約4年経過しています。
私はこの投資方針で納得していますし、現時点はこれを継続するつもりです。
VGT極振りの理由
投資方針を決めるにあたっては、
- 自分の目標時期と目標金額
- どれだけ倹約できて、どれだけ毎年投資できるのか
- 投資額から目標を達成できるリターンの投資先はあるか
- その投資先のリスクに耐えられそうか
がポイントになります。無理そうなら、目標を下げたり、毎年の投資額を上げたり、リスクの低い投資先にしたり、分散投資したり・・・と調整が必要になります。
ここらへんは人それぞれの事情によりますね。
ちなみに今更ですが、米国株のインデックスETFを長期投資する事を前提としています。
では私の場合を考えてみます。
目標をまず考える
まず、私の投資の目標は40代の間に早期リタイアです。
怒られる事を承知で言いますが本当に働きたくないんです。倹約、投資、全てはこの為です。
ポートフォリオを考える
ETFだけで言うのならば、直近のリターン順位は以下な感じでしょうか。(当然リスクが高い順でもあります)
TECL(技術3倍) > SPXL(S&P500 3倍) > VGT(技術) > VOO(S&P500) = VTI(米国全体) > VT(世界全体)
複数のETFを組み入れたり、債券(BND等)を組み込んでリターンとリスクを調整するのも良いです。
私の毎年投資できる額を考慮してVGT極振りなら目標を達成出来そうです。
VGTの詳細は以下の過去記事を参照して下さい。
リスクに耐えられるか考える
理論上は可能でも実際にそのリスクに耐えられそうでしょうか?
この判断は難しいですよね。心配しすぎて過度にリスクを恐れてもリターンは期待できません。
さて、VGTはリーマンショックで約60%ほど下落し、3年から4年で元の値に戻っています。
そして、私は独身で無借金で大きな買い物の予定もありません。
最悪リストラされた場合も想定したり、何度もシミュレーションした結果、私としては「耐えられる」と結論づけました。
実際、2018年末の暴落時に世の中が総悲観の状態でも私は売る事なくじっと耐える事が出来ました。
私の願望も入っていますが、VGTのテクノロジーセクタはこれからも米国経済で重要なポジションで有り続けると思っているので、言われるほど高リスクでは無いと思っています。(実際にリーマンショックや2018年末の暴落を見てもVGTはS&P500と比べても極端に落ちているわけでも無いですし、復帰も早かったです)
極振りは面倒くさくない
それでも「さすがに極振りは無いだろう」「もっと分散投資しろ」と言われる方も居るでしょう。しかし、私は約10年弱の投資経験の結果、極振りが自分に合っていると結論を出しました。
非常に個人的な事情なので同意できない可能性が高いですのが・・・何度かブログで言っていますけど私は極度の「面倒くさがり」です。
私も投資を始めた当初は日本株、米国株の投資信託を一定割合で持っていました。その後もVTや個別株を組み入れたりしています。
ただね、面倒くさいんですよ。投資をする度に投資金額を振り分けて何度も買うのが。
そして、投資を続けてバランスが崩れてくると「リバランス」と呼ばれる作業が必要になってきます。これも面倒くさい。日々の株価をチェックするときも複数チェックするのが面倒です。
正直、この面倒くさいのが原因で投資を辞めようと思った事もあるくらいです。
つまり、私が投資を続けるにあたっては、「どれだけ思考する時間や作業工数を少なくして、楽できるのか?」が重要だったんですよね。
金銭的な面でいうのなら買付手数料やリバランス時の税金を削減にできるのが極振りのメリットです。
自分が納得できる投資方針を持つべき
私は自分の状況、投資経験からVGT極振りという結論に到達しました。
ただ、正直この方法はあまりオススメできません。実際、同じ投資方針の方は見たことありませんし。
私のやり方を参考をして頂く分には良いとは思いますが、誰かに言われたから、誰かがやっているからという安易な理由で投資方針を決めるのはやめましょう。そのような投資方針は脆く、いつか崩壊してしまう事は間違い有りません。
しかし、もしも、あなたが自分で考えた結果の投資方針が私と同じVGT極振りだとしたら・・・・その時は一緒に戦う同士が出来たみたいで嬉しいので、ぜひご報告頂けると有り難いです。
最後に
いかがでしょうか。
「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」をネタにして自分の投資方針を見直してみました。特に今のような好景気こそ、自分の投資方針を見直すには良い機会だと思います。
(次は「TECLには手を出すな! 」って記事でも書こうかな・・・)
追記 : 書きました。