「おはギャー! 」というお話です。
はじめに
ついに米国経済にも本格的に新型コロナウイルスの影響が現れてきているのかもしれません。昨日の米国市場は大幅に下落しました。
昨日の寝る前に下がっているのを見て嫌な予感はしていましたが、朝起きて確認するとVGTも大幅に下がっていて「おはギャー!」(「おはよう」と驚きの「ギャー」と組み合わせたネットスラングです) の状態でしたね。
私の資産も約2日間で約200万円も減っています。
2020年2月21日の米国市場
主な指標としては以下です。やはりハイテク系を多く抱えるNASDAQが大きく落ちています。ハイテク系の株は米国株を牽引するほど大きく成長していますが、その期待の反面で景気が悪くなると真っ先に下落すると言われています。
ちなみに私は朝6時少し前に起きたのですが、ちょうどダウが29000ドル付近をうろうろしていて「29000ドル死守しろー」と応援したものの、結局は6時直前に29000ドルを割ってしまい、がっくしでしたよ。
- S&P500 : -1.05% (3,337.75ドル)
- ダウ : -0.78% (28,992.41ドル)
- NASDAQ : -1.79% (9,576.59ドル)
このブログで紹介している主なETFの状態です。VGTも2.22%、他のETFも下落しています。特にTECLの6.78%の下落はエグいですね。一方でベアのSPXSは3.04%と大き上がっています。債券のBNDもこういう時には強いです。IAU、GLDは本ブログでは初出ですが金(物理)のETFですね。安全資産と呼ばれる金が買われている為プラスになっています。
- VGT : -2.22%
- VOO : -1.04%
- QQQ : -1.92%
- TECL : -6.78%
- SPXL : -3.23%
- SPXS : +3.04%
- BND : +0.25%
- IAU : +1.49%
- GLD : +1.50%
注目の個別株です。GAFAM(最近はFを飛ばしてMAGAとも呼ぶ)はどれも大きく下がっています。McDonald、CocaCola等のディフェンシブ株は強いですね。一方で何故かTSLAはプラスに。オンラインストレージのDropboxは決算が良く約20%も値上がりしており、昨日の米国市場ではトップの成績でした。
- MSFT (Microsoft) : -3.16%
- APPL (Apple) : -2.26%
- AMZN (Amazon) : -5.74%
- GOOG (Google) : -2.18%
- FB (Facebook) : -2.05%
- MCD (McDonald) : +0.37%
- KO (CocaCola) : +0.69%
- TSLA (Tesla) : +0.18%
- DBX (DropBox) : +19.96%
こうしてみると私のメインとしているハイテク株は大きく下がっているもののフットワークの軽い人達には儲かる株がいくつもあるのかもしれません。
今後の見通し
すいません。全く解りません。何度も記事にしていますが先の事は結局解らないというのが私の信条ですので。(長期では米国株は上がり続けると信じていますが)
普通に考えれば来週以降も下がり続けるような気がしますが、案外あっさりと復活しそうな気もします。それだけ米国は強いですから。
仮に値下がりが続くとしても新型コロナウイルスな主な要因なのでウイルスが終息すれば戻るのかなあと思っています。リーマンショックのような復活に数年かかるものでもないかと。暴落を待っていた人 (いわゆる暴落おじさん) にとっては絶好の買い場なのかもしれません。
むしろ心配なのは我が日本の未来ですね。中国に大きく依存していた為か対応が後手後手になっているようです。ただでさえ消費税増税で弱っているところに追い打ちをかけられた状態です。
余談となりますが、私個人としては新型コロナウイルスの影響でソニーがGDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)に参加しない事になったのがショックです。
私としてはいつもどおり
来週以降はどうなるか解りませんが、結局私はいつもどおりです。現時点ではまだ今年はプラスですし、仮にマイナスになってもVGTを売る気は全くありません。
VGTが値下がりして良い気はしませんが、私の投資方針では許容範囲の為、投資方針を変える事はありません。ただ現金が手元に無いので買い増しが出来ないのが残念なくらいです。
別記事でも書きましたが、もしあなたが今不安に感じて株を手放そうとしているのなら、それは自分のリスク許容度を超えた投資をしているというサインです。自分の投資方針を改めて見直してみる事をオススメします。
お金を増やす事はたしかに大切ですが、株価の動きひとつに右往左往する生活なんてまっぴらごめん、なんて思いませんでしょうか。
最後に
今までもそうでしたが、これからは今まで以上に波乱が続きそうです。みなさんも平常心を保って投資を続けていきましょう。
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