架空の猫の雑記帳

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バフェットさん 株を売る

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バフェットさんも厳しいようです。

はじめに

昨日のダウは1.69%のマイナス、VGTは1.61%のマイナスでした。相変わらずの下げですが、正直これくらいで済んでまだマシと思えます。

昨日の雇用統計では前月比70万1000人減と約9年ぶりの減少となりました。やはりウイルスの影響は非常に厳しいと言えます。しかも、これもまだ始まりに過ぎないかもしれません。

今週も色々な事が起きて何度かプラスの日があったものの、結局トータルではマイナス方向に動きました。

ただし従来と比較すると明らかに動きが鈍くなって来ています。

恐らくこれは狼狽売りの期間が過ぎて皆冷静に判断するようになってきたからだと思っています。正直、3月はいくらなんでも急激に下げすぎました。

これから少しづつ「適正価格」に近づいていくかもしれません。最悪の発表とも言える雇用統計で大幅に下がらなかったのもその為かと。

ただ最終的な「適正価格」が今よりもっと低い可能性もある事を忘れないようにすべきです。

バフェットさん 株を売る

このタイミングでバフェットさんが少し前に買い増ししたデルタ航空株を一部売却したとの事です。

www.nikkei.com

うーん、ショックです。ただし、売却といっても一部(2割程度?)らしく、まだデルタ株の大株主である事には変わらないようです。単純な調整だという話もあります。

今までもバフェットさんは必要に応じて株を売却する事はありましたが、これほど短期間での売りはなかなか有りません。現時点で何故に株を売却したのかは発表していないようです。

しかし、2月末頃にバフェットさんはデルタ株を買い増ししましたが、現時点でデルタ株はその時の半分ほどの価格まで下がっています。

「例え10年間閉鎖されることがあっても喜んで持ち続けられる銘柄だけを買いなさい」

とはバフェットさんの言葉です。「どうしちゃったんだよ! バフェットさん!」と言いたいところですが、どう考えても航空会社の将来は当面気厳しいです。

仮にウイルスが終息して経済が復活しても、世界の引きこもり化はそう簡単には治らなず、観光業界や航空業界の低迷は長期に渡ると思っています。

恐らくバフェットさんの元には私みたいな素人投資家に想像が付かないほどの様々な情報が入ってきているはずです。そしてバフェットさんはそれを元にコロナショックは短期間で終息し航空株も持ち直すと判断して買い増しをした。しかし、結果はこの通りです。

もちろん、バフェットさんは今まで高確率で勝利を収めてきた素晴らしい投資家なのは変わり有りませんし、今回の損失もバフェットさんの資産で見ればたいした額では無いと思います。(本当にちょっとした調整レベルなのかも)

ただ、やはりこれは世界最高クラスの投資家でさえ未来を予測するのは難しいという事の現れだと思っています。

神様と呼ばれる投資家でもそうなのに素人の自分が何故に成功出来ると思えるのか?

というわけで昔からそうでしたが、私は「買うタイミングに自分の予想は入れない」を信条にしています。

そりゃ何度も予想すればたまには当たる事もあるでしょうが、それを何十年も続けて「トータルで勝つ」なんて私には無理です。何より、株価の予想ってすっごいエネルギーを使います。よっぽど好きじゃないと継続は出来ないでしょうね。

各個人によって投資方針の向き不向きもあるでしょうが、ルールに則って定期的に買っていくが凡人にはベターな方法かと思います。

バフェットさんの短期売りを聞いて、やっぱり自分にはそれしか無いなと改めて思い直しました。

おわりに

今週も大変な一週間でしたね。はたして来週は何が起こるやら。

とりあえず一週間お疲れさまでした。みなさん、良い週末を。

 

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