面白みの無いブログかもしれませんがお付き合い下さい。
はじめに
昨日のダウは0.12%のマイナス、我がVGTは0.76%のマイナスでした。
結果から見れば微減ですが、そこまでに至る値動きは激しかったです。以下はVGTの動きですが、昨日からの流れで高値から始まり今夜も上げかと思いきや、その後は下げ上げを繰り返します。特にラスト一時間ではプラスとマイナスを行ったり来たりと一進一退の攻防が見られました。
下がった理由は前日の上げの利益確定、そしてニューヨークのウイルス死者数増加、原油の急落のようです。やはりウイルスと原油が足を引っ張る形ですね。
「二番底への下落」か「奇跡の復活」か全く先の読めない展開です。再び下げ方向に向いつつありますが、今までの例から見ても何が起きても不思議ではないでしょう。
どちらに賭けるのか多くの人が頭を悩ませているかと思います。上手く行けば大きく儲けるチャンスなのですが・・・私が取る選択肢は結局「いつもどおり」なんですよね。今回はそのお話です。
良い投資とは退屈なもの
「良い投資とは退屈なもの」とは有名な投資家のジョージ・ソロスさんの言葉です。私の投資方針が「良い投資」なのかは解りませんが実際その通りだと思います。
他の方の株式投資のブログを見ると個別銘柄の売買に色々挑戦したりと読者を飽きさせないものが多々あります。(別に人を楽しませる為に個別株を買っているわけではないでしょうけど)
それに比べて私と来たらこれだけ特殊な状況下でもひたすらVGTを買い続けるだけです。暴落の前から全く「変化」がありません。
私自身も暴落直後こそ、やや慌てましたが現時点ではとても落ち着いています。日々の株価の動きに一喜一憂していますが、それで何か特別な事をするわけではありません。全資産の約30%、2000万円以上も資産が減ったにも関わらず、です。
その理由はインデックス投資への安心感と米国ハイテク株への期待です。具体的には以下の事柄です。
インデックスETFは紙くずになる事は無い
個別株と違ってインデックスETFは景気が悪くなっても基本的に倒産はありません。さらに言えばVGTはリーマンショックも切り抜けた実績があり、運用会社のバンガードも業界2位の大手です。数ある運用会社の中でもさらに倒産する可能性は低いです。
個別株の10年、20年後はどうなっているかなんて解りようがありません。きっと今とは大きく異なっている可能性が高いです。しかし、米国そのものや、セクタ自体は残り続けるのは確実だと思っています。
売却しなれば損は確定しない、米国経済はいずれ復活する
売却しなければ損は確定しません。(私の場合は2000万円資産が減ってもトータルではプラスですけど)
どのくらいの時間は必要かは解りませんが、米国経済はいずれ復活すると信じています。特に私の投資先のVGTのハイテク株はまだまだこの先上がり続ける余地があると思っています。
私の能力から考えて一旦売却して税金を支払った上で底値で買い増しを狙うよりも、放置していた方が確実です。
私の早期リタイア目標の時期にはまだ時間があります。焦る必要はありません。
個別株は本当に難しい
私もかつてはAmazon(AMZN)等の個別株をやっていた時期があり、かなり儲けさせてもらいました。しかし、Amazonですら今後10年、20年でどう動くか私には不安だった為、結局はETFに極振りする事になります。
個別株は本当に何が起きるか解りません。
直近では急進していたラッキンコーヒー(LK)が粉飾決済でとんでも無い事になっていますね。今週に入って80%以上下落の大暴落です。
有望株だったはずのZOOM(ZM)はセキュリティの問題が多数見つかり、さらに中国に情報を送信している事が判明しました。今週に入って10%以上下落しています。
一方でバフェットさんも一部売却したデルタ航空(DLA)は今週に入って何故か上がっています。
このように個々の企業の動きは複雑過ぎて個人で追い続ける事は非常に困難です。インデックスETFのように放置なんて出来ません。
ただし上手くいけばETFとは比べ物にならないくらいの利益を出すことが出来るのも確かです。腕に自身がある方はチャレンジしてみても良いでしょう。
退屈でけっこう、退屈は素晴らしい
確かに個別株への挑戦はある意味楽しいです。「退屈」なんてする暇は無いでしょう。
ただ私は私でこの「退屈」を楽しんでいます。長期的な視点になれば日々の株価の動きも観戦モードで楽しめます。本当に退屈だったら他に好きな事をやればいいんです。別に誰かに強制されているわけではありません。
おわりに
現時点はどんなに株価が下がっても投資方針を変える事はありません。私は納得して「退屈な投資」を楽しんでいます。
ただ、「せっかくこのブログを見にきている方を退屈させてはいないだろうか? 」とふと考えてしまい、こんな記事を書かせて頂きました。
これからも投資方針は変わらず好きなように記事を書いていくだけですが、今後もお付き合いして頂ければ幸いです。