人は何故、宝くじを買うのでしょうね。
はじめに
昨日のダウは+2.13%、我がVGTは+1.20%と上昇しました。
月曜日にVGTは-2.28%と下落していましたが、半値以上戻した事になります。正直上がりすぎでしたから調整が入ったかなと、まだ割と楽観的。決算前で様子見の状態なのかもしれません。
NASDAQは+0.94%、QQQは+0.71%と最近では珍しく他と比較してNASDAQは振るいませんでしたね。Teslaも小休止している模様。
しかし、ここ最近は引けのラスト1~2時間で大きく反対方向に動く事が本当に多いと感じます。昨日も最初は大きく下落していましたが結局プラスで終わりました。むしろ市場開始直後は下落していた方が安心するぐらいです。
まあ、一番良いのは寝る前に株価なんか見ない事なんですが。
さて、今回はサマージャンボ宝くじが発売されたので宝くじに関する話です。雑談ですが投資も少し関係します。
宝くじの季節になると少しだけ憂鬱になる
昨日7月14日からサマージャンボ宝くじが発売されました。
私は宝くじの季節になると少しだけ憂鬱になります。それは私が宝くじが非効率で好きじゃないからです。
皆さん、宝くじ好きですか? 私は生まれてから今まで一度も買った事ありません。子供の頃から何故みんな宝くじを買うのだろうと疑問に思っていました。
この時期になると街中でも宝くじの広告や販売店を目にしますね。会社の休み時間とかで、同僚が宝くじを○○円買ったとか、宝くじが当たったらどうするとかの会話を耳にします。
いや、解っていますよ。別に彼らは本気で当たるとは思っていなくて、あくまで「夢」を買っているという事は。彼らにいちいち「宝くじの当たる確率は~」みたいな空気を読まない事を言うつもりはありません。
何にお金を使うのかは個人の自由。でも、販売店に並ぶおじちゃん、おばちゃんを見るとやっぱりそんなお金があるのなら投資や他の事にお金を使った方が有意義じゃないかって考えてしまい、私が勝手に憂鬱になるわけです。
宝くじは「愚か者に課せられた税金」
上記の言葉は経済学で言われている言葉らしいです。橘玲さんの書籍「臆病者のための億万長者入門」に出てきます。
解りやすいのは両学長の動画ですね。
細かい事は省略しますが、宝くじの還元率は50%未満、つまりリターンは-50%以下。一等が当たる確率なんて、天文学的な確率です。
一方で例えばVGTなら設定来(2004年から)の年間リターンは+11%以上。
どちらが効率が良いかは一目瞭然。投資をやっている人からすれば宝くじを買ってお金を儲けようと考える事は少ないはず。
貧しいと感じている人ほど宝くじを買う?
低所得者ほど宝くじを買うというデータまであります。(まあ、そもそもお金持ちは宝くじなんて買わないでしょうけど)
この記事だと宝くじを買う事を「お金を捨てる」とまで言っていますね。
よく言われる事ですが、お金が無いと言っている人ほど、刹那的な事(パチスロ、課金ゲーム、宝くじ、ギャンブル)にお金を使っているイメージです。
別にその費用対効果を「理解して」楽しんでいるのなら問題ありません。私だって趣味はゲームですから。
しかし、それで自分にお金が無い事を「国が悪い」「格差社会が悪い」と文句を言うのは間違っています。自分で選んだ結果ですからね。
私としては本ブログで「投資」という選択肢を少しでも知って頂ければと思っています。
おわりに
私は子供の頃からジャンケンやくじ運が弱くて、ギャンブルめいた事にはトラウマがあります。
投資も運が絡む事は確かですが、過去のデータを鑑みて高確率でプラスになると信じて、こんな私でも米国株投資で突き進む事を決心しました。そして実際、確率の通り資産は大きくプラスになっています。
つまり、別に運が良かったと言うよりは、ただ効率の良い選択肢を選んで平均的な結果を得ただけで驚きに値しません。むしろ損する方が難しいくらいでした。結局、私はどこまでいっても「凡人」だと言うことでしょう。
宝くじは「夢を買うもの」という話も解りますが、「夢」なら投資でも買えますよ。私はVGTを買うとワクワクします。
「夢」なんて結局、個人の考え方次第です。それだったらもっと効率の良い事に「夢」を感じてみるのは如何でしょうか。
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