そうだ、宇宙に行こう。
はじめに
昨日のダウは+0.61%、NASDAQは+1.35%、我がVGTは+1.71%でした。再びの上昇、ただしドル円は105円を割り、利益の一部は相殺されています。
昨日はFOMCでパウエルさんも発言。個人的には割と前向きな発言だったと思いますが、今回はそこまで株価は影響は無かった模様。
AMDは決算内容も良く+12.54%と相変わらず好調。今月に入って株価は1.5倍程度にまでなっています。一方でIntelはマイナス。Itenlの反撃にも期待したいところです。
多くの銘柄は上昇したものの、あまり振るわなかった銘柄もあります。その一つが宇宙旅行会社のVirgin Galactic(SPCE)。私はVirgin Galacticの銘柄を保有していないのですが、宇宙船の内装公開のニュースが有り、昨日の動きには注目していました。
今回は宇宙回です
私は宇宙が好きです。知識は素人ですが、5月のSpaceXの有人宇宙船打ち上げのライブ動画を徹夜で見ていたくらいには好きです。
個人的に2020年は宇宙関連の当たり年じゃないかと思うくらい色々な出来事が起きています。今回は直近の宇宙絡みの話をいくつか。投資もやや関連します。
Virgin Galacticが宇宙船内部のデザインを公開!
Virgin Galacticが観光用の宇宙船内部のデザインを公開しました。
非常に近未来チックでSFの世界ですね。確か費用は25万ドル(一人2600万円以上)で一般人はなかなか手が出ませんが、一度は生で見てみたいものです。いや、目的は宇宙船じゃなくて宇宙そのものを生で見る事ですが。
Virgin Galacticと言えば今年1~2月に株価を約3倍まで上げて話題になりましたが、コロナショック後は正直いまひとつです。
しかし、いくつかのテストをこなし、着実に宇宙旅行に近づいています。元ディズニーの人をCEOに迎え、ここ最近株価もようやく上がってきました。
ぜひ、SpaceXに続いて宇宙船の打ち上げを成功させて欲しいものです。実際に旅行者を乗せて打ち上げるのは最速でも今年末以降との事。
SpaceXのクルードラゴンは8月2日に地球に帰還予定
5月に宇宙に出た民間初の宇宙船、SpaceXのクルードラゴンは無事ミッションをこなし、8月2日にISS(国際宇宙ステーション)を離脱し、地球に帰還予定との事。
SpaceXといえば、イーロン・マスクさん。イーロン・マスクさんといえばテスラ。テスラ言えば現在、株価は小康状態といった感じですが、決算も黒字でしたし、今後に期待できます。そして、自動車はもちろんですがSpaceXにも力を入れてほしいですね。
ただ良い事ばかりでは無い模様。SpaceXは既に約540機のスターリンク衛生を打ち上げしているのですが、それがこの先6800年は見られないネオワイズ彗星の写真に写り込んでしまったとの事。
一般通過衛星というわけですね。これはこれで面白い写真だと思いますが。
三菱重工業が初の火星探査機打ち上げに成功!
我が日本も負けていはいません。アラブ首長国連邦が7月20日に種子島宇宙センターから三菱重工の火星探査機の打ち上げに成功しています。
知らない人からすると、え、アラブが!? といった感じかもしれませんが、アラブは単なる産油国じゃありません。近年、アラブ宇宙庁(UAESA)が作られ本格的に宇宙開発を進めています。まさに宇宙新興国です。
米国宇宙軍の正式ロゴ発表!
トランプさんが発足した米国宇宙軍も正式ロゴを発表し、本格的に活動をし始めました。素直に格好良いと思いますが、皆さんはどうでしょうか?
「この大変な時に宇宙軍とか夢物語みたいな事を進めるな!」という人も居るかも知れません。しかし、それは誤りです。先のアラブも例もありますが、既に世界の各国は宇宙での覇権を求めて大きく動き出しています。
米中対立激化は宇宙でも 米中宇宙戦争勃発か!
米宇宙軍のトップのジョン・レイモンドさんも「宇宙はもはや戦闘領域」と話しています。もちろん相手は中国。中国は宇宙に向けても領土拡張を目論んでいます。
世はまさに大宇宙戦国時代に突入しつつあるわけです。もはや政治、経済においても宇宙という要素は無視出来ない要素となりつつあります。
私は宇宙銘柄に投資はしない、今はまだ
とまあ、宇宙関連の話題は活発です。
現在はハイテクを制したものが世界を制すると言われています。5Gの覇権争いがまさにそれです。ハイテクは単なる技術ではなく、既にインフラであり、国家間の争いの武器でもあるわけです。
だからこそ「今後もハイテクは上がり続ける」私は思っており、ハイテクのVGTに全振りしています。
とはいえ、ハイテクの成長もいつかは落ち着く時が来るでしょう。その時、次に来るのは私は宇宙関連銘柄だと思っています。厳密に言えばハイテクの中心が今の情報技術ではなく宇宙関連になるといった感じですかね。
多くの国はそれを見据えているからこそ、宇宙開発に活発なのです。
今のハイテクと同様に宇宙こそが、インフラとなり、国家間の競争の舞台になるわけです。そうやって、いつかは「宇宙バブル」が来ると考えています。
気の早い人は今から宇宙関連銘柄を仕込んでおくのも良いかもしれません。ただ宇宙大好き人間の私も、今の所は投資をしないつもりです。
その理由はやっぱり私の投資手法が長期的な順張りだからです。私の妄想でしかありませんが、ハイテクがITバブルにより怪しい企業が淘汰されて、今の堅調な動きになったように、宇宙関連も一旦は宇宙バブルが発生し、そのバブルが崩壊して環境が整備されてからが長期投資の本番だと思っています。
その時がいつ来るのか? 一昔前は私が生きている間に来れば御の字と思っていましたが、今の加速具合を見ていると、案外その時代は早く来るのかもしれません。
おわりに
如何でしょうか? 今まで宇宙に一度もロマンを感じた事が無い、なんて人は居ない・・・はず。
今はまだ宇宙旅行は非常に高額ですが、後数十年のうちに気軽に宇宙に行ける時代が本当に来るのかもしれません。そして多くの人が当たり前のように宇宙銘柄に投資する日も来るでしょう。
そんな時代が待ち遠しい。というわけで私の好奇心を満たすため、そして未来の投資の為に宇宙関連ニュースは引き続き注目していきたいと思います。
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