腰が痛くてオフィスチェアを買いました。
はじめに
今回はまた買い物記事です。投資は関係ありません。
リープチェアを買いました
オフィスチェアのスチールケース リープチェア (Steelcase Leap V2) を買いました。中古で約4万円で購入。
リープチェアについて
オフィスチェアで有名なのはハーマンミラー、エルゴヒューマン、オカムラ等ですが、世界でシェアを誇っているのは米国老舗メーカーのスチールケースです。
特に今回のリープチェアはベストセラー商品で、数多くのレビューサイトでも上位にランキングしています。なお、リープとは日本語で「跳躍」を意味します。
リープは2000年発売で、バージョンアップしたV2は2006年発売。その後ジェスチャーという新製品が出たのにも関わらず、未だ根強い人気を誇っています。
私が調べた限りでもアーロンチェアと同等かそれ以上の座り心地という感想を抱いている人が幾人か居る模様。詳しい事はYoutube等で「Steelcase Leap」で検索すると出てきますので参照下さい。
ちなみにAmazonだと約11万円します。(オプションにより値段は変動します)
何故、リープチェアを買ったのか?
簡潔に言うと、ここ最近PC作業が多くて腰が痛くなってきたからです。
私のチェア履歴と購入理由
今から10年くらい前にハーマンミラーのミラチェアを購入し、自宅にPC作業環境を構築していました。昔は趣味でがっつりPC作業をする事が多かった。
しかし、生活スタイルが変わって長期間PC作業することが少なくなり、HANSEN & SONのYチェアでダイニングテーブルで簡易的なPC作業場に置き換え。
これはこれで快適でしたが、最近ブログを書くようになり、再びPC作業が増加。ダメ押しとなったのは先日、初めて行ったリモートワーク。ほぼ一日ダイニングチェアで作業していると、さすがに腰に負担が来るように。
今はリモートワークをしていませんが、いつまた始まるか解りません。オフィスチェアの購入が急務となりました。
今回購入したチェアは一応「暫定」のつもり
本来であれば、色々なオフィスチェアのショールームを回り、試座をした上で購入する椅子を見定める・・・というのが流れなのですが、今回はコロナ禍で状況が違います。
東京にも行きたくないし、有名なショールームは閉鎖中か、予約制になり気軽に行けない状況です。それにこのリモートワークの普及で、オフィスチェアの納期が長くなっている事も問題でした。
そこで、まずは数万円の安く、かつ納期が短い椅子を暫定で購入し、コロナが少し落ち着いてきたら本命の椅子を探すという方式に。
しかし、暫定でも出来の悪い椅子には座りたくない、そこで有名製品の中古を探します。その中で目をつけたのがリープです。
リープは評価が高い割に日本では知名度が低い為、状態が良い中古品でも割と安く買えます。今回購入した製品もAmazonで新品が11万近くするのに、中古では4万程度で半額以下です。有名な製品だと中古でも半額以上する事が多くあり割高です。(特には今はリモートワークのせいで値上げしている?)
リープはかなり昔に試座した事があり、その時の記憶でも良い評価で、当時は最終的にミラチェアを購入したものの、その性能は信頼していました。
リープチェアの感想
前置きが長くなりましたが、ようやく製品の感想です。
製品自体は注文から3日ほどで配達。値段もそうですが、今すぐにでも欲しかったので中古で正解でした。
色は黒、稼働肘付き。ランバーサポートとヘッドレストは無し。まあ、ランバーサポートは無理には必要無いのでOK。ヘッドレストも不要です。あると圧迫感が出ますし、椅子で寝てしまう可能性もありますからね。
状態は良く、座面や背もたれには汚れ成し。キャスター等、あまり目立たない部分に傷や汚れがありましたが、許容範囲です。
マニュアルは無かったですが、ネットで調整方法は調べられるので問題無し。高級オフィスチェアは調整出来る箇所が多いのが特徴で、購入後はまず調整から入ります。
座り心地、良いところ
座り心地はやはり良いです。長時間座っても疲れません。
記憶の中の比較になりますが、昔使っていたミラチェアより良いですね。ミラチェアも良い椅子だったのですが、長時間座ると座面の硬い部分が腿に当たって痛くなる問題がありました。リープはクッションなので腿が痛くならず長時間座っても快適です。
個人的にリープチェアの最大の特徴は「スライドする座面」です。背もたれを倒すと自動的に座面が前面にスライドして、腰と背面に隙間が出来ない状態でリクライニングが出来ます。なんというか椅子に包み込まれる感じで、これが想像以上に快適。
最初は姿勢良く座っていたのに、伸びをしたり、ちょこちょこ動いているうちに何時の間にか腰が浮いて姿勢が悪くなっている、なんて事が起きにくいです。
評価が高いだけの事はあります。間違いなく良い椅子です。
悪いところ
もちろん、イマイチな部分も有ります。
まずは細かいところですが、稼働式のアームを内側に寄せた時に少し見た目が悪いところです。下側のちょっとした操作説明の表記が見えます。あまりスマートじゃないですね。
座面や背もたれがメッシュではなく、クッションなので暑い日には場合は蒸れそうです。ただし、私は常時エアコンを効かせているので、多分問題は無いでしょう。
特に座面はメッシュよりクッションの方が個人的に快適だと思います。中古品ですがクッションにへたりは感じられず、長期間使用した人のレビューでもなかなかヘタる事は無いようです。
もし、飲み物等をこぼす等して汚れた場合はメッシュの方が掃除しやすいかも。ただメッシュはホコリが付きやすいという問題もあります。
ただ、上記の点は些細な事です。この椅子の最大の問題点、それは「見た目」です。
ハーマンミラーのアーロンチェアや、オカムラのコンテッサ等と比較すると「オシャレ感」があまり無く、いかにも「事務用」って感じの見た目なのですよね。
こう言ってはなんですが、傍目に見ても定価10万円超えの椅子に見えないです。
もちろん、こういう質実剛健な見た目が好きだって言う人も居るのでしょうが、私が昔にリープチェアでなく、ミラチェアを選んだ理由も最終的には見た目でした。
特に今の私の作業机(写真の場所)は、リビングの端っこに位置しており、もう少しリビングに置いても違和感の無いデザインの方が本当は好み。色も黒ではなく、もっと明るい色が良いですね。(中古だと黒しか無かった)
実は私の本命はリビングにも合いそうなハーマンミラーのセイルチェアや、オカムラのシルフィー、フィノラとかだったりします。ただ、これらは中古でも高価の為、今回は見送り。
ただ、暫定のつもりだったリープチェアも予想以上に座り心地が良く、また悩み始めてしまいました・・・
まとめ
間違い無く良い椅子でオススメです。定価だと10万円以上しますが、その価値はあります。中古でも探せば他の有名な椅子より安く入手しやすいです。最大の問題点は見た目ですが、これも個人の感性ですね。
現在、リモートワークで腰が痛いという人は検討してみる価値があるでしょう。
もちろん、椅子は人それぞれ相性が大きいので、購入する際は出来るだけ試座する事をオススメします。(本来であれば私もそうしたかった)
おまけ1 キャスターでフローリングが傷つくのが心配な方へ
私の家はフローリングです。今回、リープチェアを使うにあたって、チェアマットを買う事を考えたのですが、調べてみても「コレだ!」という商品が無かった為、キャスター交換で対応する事にしました。
フローリングだとウレタン製のキャスターが傷つけにくいです。しかし純正品だと高価な上に納期が何週間もかかります。
よって、別製品で代用しました。使用したのは「サンワサプライ SNC-CAST3 大型ウレタンチェアキャスター」です。本来のキャスターよりも若干小さめですが、特に問題無く使えています。
100%フローリングが傷つかないとは限りませんが、少なくともデフォルトのキャスターよりはマシでしょう。
おまけ2 オフィスチェアを買うならKaggがオススメ
オフィスチェアを買うならKaggがオススメです。ただでさえ安めなのに会員登録でさらに安くなる製品もあります。私も新品を買うならここで買う予定。
難点は納期が長い事。普通に1ヶ月~2ヶ月くらいかかります。今すぐ欲しいという人には向いていません。
注目すべきは椅子のレンタルもやっている事。私は対象外地域に住んでいるの断念しましたが、対象地域だったら利用したかもしれません。
椅子は長期間座ってみないと解らない事もあります。まずはレンタルするというもひとつの手でしょう。
おわりに
リープチェアのおかげでブログを書く時間も短縮出来ました。ただ、気がつくこの椅子ばかり座っており、ソファ(これも厳選を重ねて選んだモノ)に座る時間が少なってきています。これはこれでちょっと寂しかったり。
やっぱり椅子選びには手間とお金をかけるべきです。良い椅子は快適ですし、腰も優しい。椅子選びは人生を左右するかもしれません。
暫定のつもりで購入したリープチェアは予想以上に良い椅子でしたが、他にも見てみたい、座ってみたい椅子はたくさん有ります。
まだまだ私の椅子選びの旅は続きそうです。