最後までトランプさんに振り回されそうです。
はじめに
昨日のダウは-0.48%、我がVGTは-2.30%と大きく下落しました。
要因はみなさん御存知、トランプさんの新型コロナウイルス陽性です。雇用統計とか、ムニューシンさん達の経済対策の進展などもありましたが、それらが霞んで見えるくらいのビッグニュース。
トランプさんの新型コロナウイルス陽性を聞いて
仕事中にこのニュースを聞いた時の私の心中はホントどう表現して良いか解りません。
驚き、恐怖、怒り、悲しみ、呆れ、そして不謹慎ですが、少し笑ってしまいました。
このタイミングでコロナにかかるか!? こんな展開、どんな脚本家でも思いつけないでしょ。これで討論会やら色々な事が一気に吹き飛んだ気がします。いや、ホント凄いよ、トランプさん。あなたはいつも予想の斜め上を行く。
「いいかげんにしろ!」って言いたいけど、私はやっぱりトランプさんが好きなんですよね。こんな破天荒な政治家、他に居ますか? (そうそう居ても困るけど)
これで無能だったら、マスコミが言うように批判する側になるのでしょうけど、私としてはやるべき事はやってきた、むしろ近年の大統領の中では一番仕事をしている(と私は思っている)ので評価が困る。
私は2016年の大統領選ではじめてトランプさんを知ったのですが、その強力なキャラクターに一気に惹きつけられました。口は悪いけど、言っている内容や政策は真っ当な部分が多い。自惚れ屋のようで実際、頭も良さそうだという印象。
そして、トランプさんが当選した時、私は米国株に集中投資する事に決心。大きな利益を得る事が出来たのは言わずもがなです。(オバマさん時代は、その対応からいずれ中国に覇権を取られると思っており集中投資を避けていた)
何度も下落に見舞われましたがが、それでも株価が再び大きく上がった時にトランプさんのツイッターを見ながら「USA!、USA!」とかやるのが最高に楽しい。きっとバイデンさんじゃこんな気分は味わえませんよ。
私も含めて投資家は皆、トランプさんに振り回されてきたと思います。トランプさんの言動で株価が大きく動く事が何度もありました。まさにトランプ劇場です。
言い過ぎと思われるでしょうけど、なんだか全てトランプさんの手のひらで踊らされていると感じる時があります。今も慌てふためく周囲の人たちを観て笑っているかも。
いやー、私も立派なトランプ信者ですね。
ちなみに昨日の夕食はトランプさんも好きなマクドナルドのビッグマックを久々に食べました。私なりの願掛けみたいなものです。
株価の動きと今後について
今回のニュースを受けて株価は大きく下落しました。市場は正直ですね。結局、投資家はトランプさんに期待していたという事でしょうか。
特にNASDAQは-2.22%とハイテクが酷い。一方でダウは-0.48%と比較的軽傷。さらに言えばクリーンエネルギーETFで有名なICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)は-0.05%とほぼ無傷。
もともとハイテクは好調でしたが、その反動としても、ちょっと差が出すぎ。これはバイデンさんが大統領になった場合の状況をシミュレートしているんじゃないかと思っています。つまり、バイデン政権下では優遇されるクリーンエネルギーが株価を維持し、一方で増税等でハイテクが弱くなる。まあ、今まで散々言われてきた事ですけどね。
とは言え、直近としては私の方針は変わりません。詳細は以下の記事を見ていただくとして、大統領選までは現状のVGT(ハイテク)ホールドを維持。もし、トランプさんが大統領を継続ならその方針は変わらず。バイデンさんが大統領になったら、現金の割合を増やして様子を見つつ徐々にハイテク集中投資から分散投資に移行していく。
トランプさんの事は好きですけど、事態がどう転んでも良いようにずっと前から考えてきました。
まあ、未来が実際どうなるのかなんて、自分はもちろん、専門家でもそうそう解りませんよ。「絶対こうなる! 」とは思わず、自分が許容出来るリスクの中で出来る事を考えるべきです。とりあえず売却して現金比率を高めるのも手かと。
不安定な状況ですが、どちらに転んで良いようにプランをしっかり決めておけば、狼狽売りや衝動買いを避ける事が出来ると思います。
おわりに
幸い、トランプさんの体調は良好らしく、大事にはならないと信じています。状況は厳しいですけど、転んでもタダでは起きないのがトランプさんです。
「ほら、コロナなんてたいした事無かったろ?」といつもの調子で言って欲しい。そして、また「USA!、USA!」と言わせて欲しい。私はトランプ劇場をかぶりつきで観たいんですよ。最後まで。
・・・いや、もう無事であれば何でも良いです。トランプさんが回復される事を祈っています。
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