不幸中の幸い、地獄に仏。GAFAMの好決算は暗い闇を照らす。
はじめに
昨日のダウは-0.59%、我がVGTは-2.45%と特にハイテクが下落。
久しぶりにマジマジと株価をチェックしましたが状況は酷い。コロナや先に見えない大統領選の為か、VGTはもちろん各指標も9月の最安値付近まで下落しています。
しかし、この最悪な状況の中で良いニュースもありました。それがGAFAMの決算についてです。
GAFAMの決算結果
今週GAFAMの決算がありました。各結果について見てみます。
いきなりですが、まとめです。これを見るとApple以外は好決算と言えます。
売上高 | 前年比 | 純利益 | 前年比 | |
461億ドル | +14% | 112億ドル | +59% | |
Amazon | 961億ドル | +37% | 63億ドル | +197% |
214億ドル | +22% | 78億ドル | +29% | |
Apple | 646億ドル | +1% | 126億ドル | -7% |
Microsoft | 372億ドル | +12% | 139億ドル | +30% |
個別に目を向けてみます。
特にYoutubeが強かったようです。私もPremiumに加入し、ほぼ毎日見ていますしね。
先日、米司法省の提訴がありましたが、逆に言えばそれだけGoogleは強いとも言えます。
Amazon
GAFAMの中では最も成長が著しい。純利益が3倍ですよ! 3倍!
オンスラインストア、AWS、広告、どれを取っても大幅な増収。駄目だったのはリアル店舗ぐらい。(そんなのあったのか)
私もAmazonのヘビーユーザーです。ホリデーシーズンにも期待が持てますね。
一時、大統領選で中立を宣言してしまった為、広告企業からボイコットを受けましたが、たいした影響は無かったようです。
私はFacebookをやっていませんが、個人的にはOculus (VR事業) には気になる。新Oculusを買おうか真剣に悩んでいる。
Apple
GAFAMの中では一番いまいち。それでも十分な結果なんですけどね。
主力のiPhoneが不調だった為ですが、一方でMacやインターネットサービスは非常に好調。
次期iPhoneで巻き返しを期待したいところ。
Microsoft
非常に堅調で、特にクラウド事業が好調。
Teamsのアクティブユーザーも半年で50%増の1億1500万人を超えたとの事。私も会社でお世話になっています。
今回は微妙でしたが、XBOX(ゲーム事業)にも期待しています。(私はPlayStation派ですがゲーム業界が盛り上がるのは歓迎)
本決算を受けて
非常に素晴らしい結果だと言えます。Appleはやや残念でしたが致命的なものではありません。
現状のコロナや大統領選の影響もあり、株価は下落していますが、ある程度市場が落ち着けば今回の決算が生きてくると思っています。
今まで幾度となく述べていますが、もはやハイテクは現代人の生活に無くてはならず、インフラ分野と言えます。ハンバーガーやコカ・コーラを我慢出来ても、ネットに接続出来ない事を我慢出来る人間は少ないでしょう。
そしてハイテクは成長株でも有り、まだまだ伸びしろがある。コロナ禍においても大きく失速する事なく成長し続けていくと思っています。
私のポートフォリオの95%はVGTであり、VGTの約40%はApple、Microsoft。つまり、実質、私のポートフォリオの40%はAppleとMicrosoftです。AmazonやGoogleは居ませんが他にも重要なハイテク企業をVGTは保有しています。
大統領選の結果次第ではVGTの比率を下げる事を検討していますが、それでもメインはやはりハイテクで行くつもりです。
おわりに
株価の下落は残念ですが、決算の内容は満足です。お金があれば買い増ししたいぐらい。
市場が落ち着けば今回の決算を反映して株価が伸びていく事を期待しています。
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