結局、米国が投資先としては一番マシなんです。
はじめに
昨日のダウは-0.58%、我がVGTは+0.47%でした。なんだかんだでやっぱりハイテクは堅調。
昨日の下落でダウは29,872.47ドルになりましたが、24日には終値では30,046.24ドルと初の3万ドル超えを達成しました。今回はそんな話です。
ダウ3万ドル突破!
本当は昨日に記事を上げるべきだったんですけど、最近はプライベートで忙しい日々が続いており毎日記事を上げるのが辛くなってきています。周回遅れの情報になってすいません。
今更ですがダウは米国の代表的な大企業30社で構成されています。昔からある企業が多く、GAFAMではMicrosoftとAppleが入っていますね。成熟した企業も多い為か、新興企業が多いNASDAQには成長率ではどうしても劣りますが、それでも米国を代表する指標に違いありません。
さて、ダウの推移を振り返ってみます。
- 1919年 100ドル突破
- 1972年 1,000ドル突破
- 1991年 3,000ドル突破
- 1995年 5,000ドル突破
- 1999年 10,000ドル突破
- 2017年 20,000ドル突破
- 2020年 30,000ドル突破
こうして見ると、直近の100年で300倍、約30年で10倍になっています。
投資の神様バフェットさんは2017年にニューヨークで開かれたイベントで「ダウが100年後には100万ドルを超える」と発言した事があります。
直近100年で300倍なら、これから100年後には3万ドルから900万ドルになっていてもおかしく無い訳で、100万ドルという予想はずいぶん控え目なのかもしれません。
ダウは2020年11月にギリギリ3万ドルになりましたけど、ジェレミー・シーゲルさんは実は2020年1月に一ヶ月以内に3万ドルに達するとか予想していたんですよね。懐かしい。
まあ、あの頃はコロナショックなんて誰も予想していなかったでしょうから。約11ヶ月後に彼の予想は当たった事になります。
実は私も1月に「ダウが3万ドルいってくれたら死ぬ」という記事を考えていたのですが、結局その記事はお蔵入りになり、6月にNASDAQが1万ドルを超えた時に再利用。2020年中に3万ドル行くなんて諦めていましたからね。
米国経済はこれからも成長し続ける
ダウが3万ドルを超えた事は重要な事ですが、それよりもダウが100年以上も上がり続けているという事実が重要です。
そして忘れちゃならないのが、そのダウ以上に成長しているNASDAQやVGTです。これもまた事実です。
これからも色々な事が起き、メディア等で悲観論が蔓延する時もあるかと思いますが、そんな時はこの「事実」を思い出しましょう。
「コイツら(メディア)の言っている事は米国が100年以上成長し続けてきた実績を打ち消すだけの説得力があるのか?」と考えれば、大抵の悲観論は雑音になり、自分を強く持ち続ける事が出来るはず。
実際、私もそうやって暴落時でも耐え続けて来ました。そして、今後も耐え続けていくつもりです。
米国株投資が一番マシな選択肢
もちろん永遠に続くものなんて無いってことは理解しています。いつかは米国の時代が終わる時も来るはずです。ただ、凡人がそれを予想するは必要は有りません。
仮に米国が衰退するのなら、それを確信できるような状況、例えば、ダウの成長率が他国の経済指標と比べて何年も悪くなるとか、世界の時価総額合計の米国の割合が1位じゃなくなるとかの事象が起きてから他の国に投資すれば良いだけの話です。そんな状況下でもきっと現時点よりは株価は上がっていると思いますよ。
恐らく、これからは中国が伸びていくとは思いますが、それでも彼の国の不透明さを見るに、やっぱりオススメは出来ません。
というわけで、個人的には結局は米国に投資し続ける事が一番「マシ」な選択肢だと思っています。
まあ、もし本当に米国がオワコンになったら日本の安全保障もどうなるか判ったものじゃありませんし、投資どころじゃ無くなるでしょうから、そんな事を心配してもしょうがないかと。
おわりに
そういえば、今日は感謝祭で米国市場はお休みです。日本では感謝祭を祝う事なんてありませんが、私としては大きく資産を増やしてくれた米国株に感謝したいと思います。
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