架空の猫の雑記帳

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下がったら買うとか言っている人は多分一生買えないよ

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まずは行動する事。それが一番大切です。

はじめに

昨日のダウは+0.16%、我がVGTは-0.18%。今週は久々のマイナス。でもこれくらいの下落なら全く問題無し。

最近は上がりすぎて逆に不安になっていきたので、むしろ少し下がるとホッとする。もちろん、下がりすぎると、それはそれで不安になるのですが。上昇と下落と交互に繰り返しながら徐々に上昇していくのが理想。

さて、今年は米国株もけっこう話題になり、これから投資を始めようか迷っている方も多いと思います。今回はそういった方向けの話です。

下がったら買うとか言っている人は多分一生買えない

先日、友人(株式投資はやらない)と会話していた時、その友人が「今の米国株は価格が高いから、下がったら買いたい」と発言。それを聞いて、私はつい「そう考えていると多分ずっと買えないよ」と余計な一言を放ってしまいました。

幸い友人はスルーしてくれましたが、こんな事言われて気分が良いわけ有りません。後悔しています。しかし、それが私の本音なんです。ついそれが口をついて出てしまった。きっと友人は世間話程度のつもりだったのでしょうに。

とはいえ、投資を始めたいのに本気で「今は割高だから下がったら買う」と言っている人はけっこう居ます。もし、その人が投資に慣れており自分の投資方針がしっかりと定まっているのなら私は何も言いません。私の口癖の一つ、「投資方針は人それぞれ」ってやつです。

しかし、投資初心者、未経験者がそう考えるのはやめた方が良い。もし、来週にでも株価が大暴落した時、その人は株を買えるでしょうか? 私はきっと買わないと思います。

総悲観な状況下で株を買うのは非常に難しい。そうなったら、「きっとまだ下がる」「もう米国はおしまいだ、二度と株価は戻らない」等また言い訳を探して何も行動出来ないでしょう。そうこうしている内に株価は戻り、そしててまた「下がったら買う」と言い始める。これは「明日から本気出す」と同じで自分への言い訳でしか無い。

「底値で買って高値で売り抜けて大儲け!」なんていうのは投資をした事が無い人の幻想です。プロでも難しいのに、なぜ初心者がそれを可能と考えるのか? 

「下がったら買う」と言っている人に聞きたい。「コロナショックの時に何故買わなかったの?」。

初心者はまずは少額で良いのでとにかく買いなさい

何故、ここまで意地悪な事を言うのかというと、投資を始めたい思っている人に後悔してほしくないからです。言い訳ばかりして何もしないままで終わってほしくない。私は以前から「最大の格差は投資をしているか否か」だと思っています。

投資を始めたいならまずは少額で良いので買い始めましょう。何を買って良いのか解らなければ、とりあえずVTI(米国全体)やVOO(S&P500)、QQQ(NASDAQ100)あたりがオススメ。

とにかく行動して、実際に体験してみる事。市場に身を置き続けていれば、いずれ自分の投資方針も固まっていくかと思います。私は「定期的い買い続ける」という方針を選びましたが、人によっては本当に「安い時に買って高い時に売る」が実践出来るようになるかもしれません。

ちなみに参考として、直近5年以内で起きた暴落である2018年末の暴落とコロナショックではVGTの株価は1年前の株価にすら巻き戻っていません。つまり、仮に1年後に暴落が起きたとしても、その底値は今の株価より高い可能性があります。もちろん、今後も絶対そうなるなんて言えませんが、少なくともここ数年はそうだったと覚えておいた方が良いでしょう。

おわりに

今回は特に説教臭い内容で申し訳ありません。私もまだサラリーマン投資歴10年程度で人に色々言える立場じゃありませんが、私自身も最初の一歩には非常に苦労したので、どうしても言っておきたかったのです。

もし、その最初の一歩さえ踏み出す事ができれば後は自然と前に進んでいけるものかと思います。本ブログが投資に興味があるけど実際に始める事に躊躇している方への後押しになれれば幸いです。

 

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