架空の猫の雑記帳

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VGTと勝手にライバル視しているQQQとの比較結果 in 2020

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私はVGTを応援しています。

はじめに

昨日のダウは-0.67%でしたが、我がVGTは+1.08%と絶好調でした。

なんだかここに来てVGTが覚醒。VGTが+1.08%に対してQQQが+0.27%と大幅に上回っています。私としては嬉しい展開。

そのVGTの調子が良かった理由はAppleでしょうか。昨日のGAFAM+Tの株価は以下。

  • Google -0.91%
  • Amazon +0.01%
  • Facebook -2.09%
  • Apple +2.85%
  • Microsoft +0.61%
  • Tesla -1.46%

Appleが突出しており、次いでMicorosoftです。Amazon、Google、Facebookはヨコヨコかマイナスと、AppleとMicrosoftに集中しているVGTの勝利ですね。まあ、もちろん一時的な動きでしょうが。

AppleはEV(電気自動車)のApple CarやARグラスのApple glass等、iPhoneメインから脱却しようとしています。今後も期待出来そうです。

www.itmedia.co.jp

今回はVGTとQQQの2020年の結果記事となります。最初に断っておきますが、私のメインはVGTであり、VGT大好きマンなので、かなりVGTに偏った記事になっている事をご了承下さい。 

2020年のVGTとQQQの比較 

結論から言いますと、YTD(年初来のリターン)を見る限り、残念ながら今年は僅差でQQQの勝利のようです。今更ですが、ざっくりVGTとQQQの比較を以下に示します。

  YTD 配当 経費率
VGT 44.34% 0.86% 0.10%
QQQ 46.32% 0.55% 0.20%

年初来の推移です。コロナショックまでは同等だったのに、それ以降はQQQにリードされています。恐らくAmazon、Teslaが好調だったのが要因かと。とはいえ、最近はAppleの好調もあって、その差は縮まりつつあります。

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VGTの銘柄Top10は以下。AppleとMicosoftが36%です。VGTは情報技術セクタの中小企業を含めた約300社に投資しています。

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QQQの銘柄Top10は以下。GAFAMとTaslaで50%近く占めています。

つい先日までTop5はGAFAMでしたが、現時点ではTeslaが4位に食い込んできていますね。既もGAFAM神話も崩れつつあるという事でしょうか。

QQQはNASDAQ100、つまりNASDAQのTop100銘柄(金融除く)の比較的大きな企業に投資しています。Top10にいませんが、ハイテク以外の企業も存在します。

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このようにVGTは情報技術に特化して中小企業を含めた多くの企業で構成。QQQはセクタにこだわりは無く、あくまでNASDAQに上々している比較的大企業で構成されている。つまり、「縦に強いVGT」と「横に強いQQQ」という訳です。

次に直近10年の動きを見てみましょう。

以下はVGT。

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以下はQQQ。

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これを見ると、2010年~2015年はQQQ、2016年~2019年はVGTの成績が良かった。特に2019年は10ポイント近く差をつけている。たらればになりますが、もしコロナショックが無ければ、今年もVGTの方が良かったかもしれません。

しかし、今更ですがVGTもQQQも10年ずっとほぼプラスってホントすごいですよね。しかも30%超えの年もちらほら有りますし。

何故QQQを勝手にライバル視しているのか

私がVGTを買い始めたのは今から約5年前の事です。そして当時悩んだのが、「VGTとQQQをどっちをメインにするか?」です。当時からどちらも十分な成績でした。

私がVGTを選んだ理由は以下です。

  • 直近で僅かにVGTの方が成績が良かった
  • ハイテク(情報技術)にこだわりが有り集中投資したかった
  • バンガード社が好きだった(ボーグルさんのファン)
  • QQQって名前が嫌だった (好きな人ごめんなさい)

それは正解でした。前述のとおり、直近5年ではVGTの方が遥かに成績が良かった為です。今年はQQQに負けてしまいましたが、その差は僅かです。

今年は米国株自体がかなり広まった年だとは思いますが、QQQはその中で最も有名になったETFじゃないでしょうか。幾人かの米国株ブロガー、YoutuberさんからもQQQ買っておけばOKみたいな発言を聞いたりしました。

正直、私もそう思います。それだけQQQは優秀なETFです。しかし、前述の通りVGTも負けちゃいません。米国株界隈でVGTが話題になる事があまり無いのが不満でまたこんなVGT上げの記事を書いてしまいました。

感情移入し過ぎかと思われるでしょうが、長期で持ち続けるつもりなら、むしろ銘柄に愛着を抱くべしというのが私の考えです。

というか、愛着が無きゃ8000万円以上もVGTに集中投資できません。正直、自分でも「こんな投資よくやっているよな」と思ってしまう事があります。

おわりに

今年はQQQの圧勝かと思いきや、VGTも健闘し、ほぼ同等と言える結果で私としては大満足。

事情があって来年からVGT以外の銘柄を買い始めるつもりですが、それでも私のポートフォリオではメインであり続ける事に変わり有りません。

今後実際にどうなるか解りませんが、AppleやMicosoft、そしてnVidiaを有したVGT(情報技術セクタ)はまだまだ伸びる事を期待しています。

と言う事で、QQQは確かにオススメなETFですが、VGTも悪くないぞーという事を言いたいだけの記事でした。

 

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