架空の猫の雑記帳

だらだらと趣味を楽しみつつ米国株で早期リタイアを目指すブログ

本好きの投資家の下剋上

f:id:kakuneko:20210213084812j:plain「書物そのものは、君に幸福をもたらすわけではない。ただ書物は、君が君自身の中へ帰るのを助けてくれる。」 by ヘルマン・ヘッセ

はじめに

少し前に電子書籍リーダーのKindle Oasisを買いまして読書に勤しんでいます。そうして感じたのが、やっぱり長期投資を続けるのは読書が有効だな、という事でして今回はそんな話です。

ちなみにトップ画像は「本好きの下剋上」。放送当時は見ていなかったのですが、最近Netflixで見ています。面白くてオススメです。

Amazon Kindle Oasisの感想

学生時代はいわゆる本の虫だった私も、最近は本屋に行く事自体も稀となりAmazonの電子書籍Kindleくらいしか買わなくなりました。ただ便利な電子書籍ですがスマホで見ると画面が小さく明るすぎて目が疲れるし、タブレットだと重たすぎて腕が疲れるといった問題が在ります。

それを解決するのが電子書籍リーダーです。昔から何種類か買っていて今回久しぶりに最新機種であるKindle Oasisを買いました。

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使ってみた感想ですが、やっぱり良いですね。画質や反応速度が上がっていますし、物理ボタンが付いたのでページ送りがやりやすい。重さは188gで片手で持ち続ける事もそこまで苦になりません。

専用のカバーも販売されていますが、それらを付けると大抵300gを超えて軽量のメリットが無くなるのでオススメしません。持ち運びの時に傷がつくのが心配ならスリーブケースを買うと良いでしょう。記事の最後に私が購入した製品のリンクを貼っておきます。

個人的に気に入っているのが防水機能。お風呂の中でも問題無く使う事ができるので、お風呂タイムが読書タイムになりました。うっかり湯船に落としても壊れる事は有りません。

難点は価格が3万円と高い事。私はその価値があると感じましたが普通にスマホでも読めない事も無いので手放しでオススメは出来ません。また2019年に発売した製品なのに充電がマイクロUSBなのもいまいち。

これから買うという人は、そろそろ新機種も発売されるという噂もあるのでそれを待っても良いかもしれない。

握力を強くしたいのなら読書をすべし

さて、ここまでは前哨戦。ここからは投資な話。(なお、ここでいう投資とは米国株長期投資の事を指します)

以前に私は投資を成功させてお金持ちになりたいのなら投資を好きになれば良いという記事を書きました。(詳細は最後の関連記事を参照)

詰まるところ、私みたいなサラリーマン投資家の場合、投資というのは精神論、心持ちがほぼ全てだと思っています。正直、銘柄選びについては答えが出ていて定番のVT(全世界)やVOO(S&P500)、QQQ(NASDAQ100)、より拘りたいのならVGT(情報技術)等のセクタETFを好みに応じて選べば問題無いでしょう。あとは実際に行動してその銘柄にひたすら投資し続ける事が出来るかどうか、にかかっています。

しかし、投資初心者が長期投資の成功を信じる事は難しい。外野の「米国はオワコン」「資本主義は限界」といった話に傾きやすく、ちょっとした下落でも狼狽売りしたり、流行りのテーマ株に乗り換えてしまったりする。

そういった不安を少しでも和らげ、保有銘柄への握力を強化して投資へのモチベーションを維持し続けるにはどうしたら良いでしょうか?

色々やり方があるのでしょうが、私としては「読書」をオススメします。つまり投資を成功させたければ本を読め、という事です。

投資の名著を読んでその考えを取り込もう

バフェットさんが母校のネブラスカ大学の若者へのアドバイスとして「読書に勝るものは無し」と言った事があります。実際、バフェットさんは毎日200ページ以上読書をしているそうです。

私はメディア等に登場するアナリスト達の言葉なんて一切聞く必要は無いと思っていますが、読書は別。特に投資界の偉人と呼ばれるような人達の名著は。

これらの本には、そういった偉人の投資の心得がまとまっています。何故、米国株のインデックスファンドへの投資が成功率が高いと言えるのか、彼らの教えをたったの数千円で受けられると考えれば非常にお得です。速攻で役立つ儲け話のようなものはありませんが、自身の投資方針を固めるのに大いに役に立つでしょう。

意外と初心者でも読みやすい本が多いのですが、一回読んでもよく解らない場合は繰り返し内容を理解しながら読書を進めて、それを自分のものにしていくと良いと思います。よくYoutube等で内容を短くまとめた動画もありますが、内容が自分のものになりにくいので、それで終わりにしてしまうのはオススメしません。あくまで参考程度にして、実際に自身で本を読んでみるべきです。

投資方針に迷いが生じた時も初心に帰って読み直すべし

私は投資を続けて10年以上経ちますが、その中で自身の投資方針に迷いが生じた場合は名著を読み直す事にしています。ここ最近も色々思う事があって一通り読み直しをしたいと思ったのもKindle Oasisを買った理由です。名著は投資で悩んだ時の精神安定剤にもなる。一体何故長期で米国株投資を始めたのか初心に立ち返る事が出来ます。

別に名著の内容は絶対的に正しいとか極端な事を言いたい訳じゃありません。私も書いてあることを100%実践しているなんて事無いですからね。ただ現在でも多くの人に読まれ続ける本というのはそれだけパワー(説得力)がある。それを上手く取り入れて糧にし、そして改めて自分はどの道を選ぶのかを考える事が重要かと思います。

個人的なオススメ書籍

色々有りすぎて全部紹介すると大変なので定番レジェンド級の3冊を紹介します。どれもインデックスファンドへの長期投資をオススメする内容でKindleで販売中。この3冊を読み終えた頃には長期投資に大分自信を持てるようになっているのではないでしょうか。いつか個別の感想記事を書いてみたいですね。

まずはバンガード社の創設者ボーグルさんの本。 

バンガードの社外取締役にもなったエリスさんの敗者のゲーム。

同じくバンガードの社外取締役にもなったマルキールさんの名前からして格好良い本。

おわりに

こういった名著を読む事は私みたいな面倒くさがり屋なサラリーマン投資家ですら必須と思っていますが、ここ最近投資を始めたばかりの若い人はそこら辺をすっ飛ばしている可能性もあるので、今回あえてこんな記事を書かせてもらいました。

投資情報を調べるのなら最近はYoutubeやブログ、SNSで事足りますがこのような古典とも言える名著に触れる事も大切かと思います。

 

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