株の楽しみ方は人それぞれ。
はじめに
昨日のS&P500の上げ幅は95ポイントとなり、2021年の最高値となりました。
今回はそれを「娯楽」として楽しみましょう、という話です。
2021年12月7日の株価について
ここ最近、米国株は落ち込んでおり、私自身もしばらく下げトレンドかと思っていましたが、昨日12月7日にまさかの大幅上昇。一気に株価を戻しました。
以下の記事ではオミクロン変異株による経済への影響が少ないと見られた為とありますが・・・実際どうなんでしょうね。
冒頭でも述べましたが、S&P500は+95.08ポイント (+2.07%) 上昇と今年最大の上げ幅となっています。割合で見ると3月1日の+90.67 (+2.37%) に次いで2位。
昨日はハイテク銘柄が市場を牽引し、私のメイン投資先であるVGT (米国情報技術セクタ) も+15.89ドル (+3.62%) と今年最大の上げ幅です。こちらも割合で見れば今年2位でではあるものの、とんでもない上昇率である事に変わり有りません。セクタETFでこの値動きはホント凄い。
もちろん、これで今後しばらく上昇トレンドに切り替わるかと言われれば、なんとも言えません。ひょっとしたら暴落前の最後の打ち上げ花火という可能性もあります。
何にしても、この株価の上昇による「お祭り」を私は素直に楽しんでいます。
あくまで楽しんでいるだけなので、これで急激に買いに走ったり、売却する事はありません。
長期投資家は日々の株価の動きを「娯楽」として楽しむ選択肢もある
私の基本方針は長期投資です。そして長期投資ではよく日々の値動きに一喜一憂すべきでは無いと言われます。一時の値動きに流されて狼狽売り等をしてしまう可能性があるからです。
とはいえ、日々の株価の動きは見ていて非常に楽しいものだと私は思っています。
悲観的な状況からの最高の上げ幅での上昇、これほどのエンターテイメントはなかなかありませんよ。
しかも舞台は世界の中心とも言える米国のマーケット。世界中のお金持ちや権力者もプレイヤーと参加している世界最大のゲームと言えます。
世界で起きる良いこと、悪いこと、訳が解らない事、そしてそれらに対する多くの人々の思惑が絡んで株価は動きます。株価の動きを楽しむという事は世界の有り様を楽しむとも言えるのでは無いでしょうか。
だから「私は長期投資家だから日々の値動きは関係無いね」としてしまうの本当にもったいない。
短期投資家からすれば、今が売りなのか、それともまだ持ち続けるべきなのか、頭を悩まし、この状況を楽しむどころではないかもしれません。
しかし、長期投資家であり、そして自身の方針に強い自信を持っている人間 (少なくとも私自身ではそう思っている) からすれば、日々を株価の動きを、損得と切り離して「娯楽」として楽しむ事ができる。
これは長期投資家の特権だと思いますね。
おわりに
正直言いますと、長期投資でやっていても、完全放置なんて難しいです。どうしたって日々の値動きは気になります。そんなに人間が出来ていません。
だったら開き直って、自身の損得とは直接関係無い「娯楽」として日々の値動きを楽しんでいるんだって考えも有りかと。むしろ、そう考える事で無理せず長期投資を続ける事ができるかもしれません。
もちろん、あくまで「娯楽」であり、本気で日々の値動きで売買してしまうようになると本末転倒なのでご注意を。
関連記事です。