架空の猫の雑記帳

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安倍さんは私が投資を本格的に始めるきっかけをくれた

本当に悲しい。今でも信じられません。

はじめに

昨日、安倍元総理大臣が演説中に銃撃され亡くなられるという事件が起きました。

色々思うところはあるのですが、今回は私にとって安倍さんが投資を本格的に始めるきっかけをくれた事についてしぼって話をします。

こんな時に投資の話かと怒られるかもしれませんが、どうせ安倍さんの功績や事件の影響については他の方が十分語られると思うので、私なりの思い出話という事でご了承下さい。

安倍さんは私が投資を本格的に始めるきっかけをくれた

私が投資を始めたのは今から約12年前の2010年、私が30歳になった頃でした。

最初は日本株式、先進国株式、日本債券、先進国債券の投資信託を25%ずつ持つという教科書的な投資。

当時の私には20代のうちに残業しまくって得た1000万円以上の資産がありましたが、いきなり全てを投資に回したわけではなく、そのごく一部のみという消極的な運用をしていました。

その時はまだ投資の力を信じていなかったから。資本主義により長期的には経済は発展していく、株価が上がっていく、という事を信じる事が出来なかった。

当時の日本は悪名高い民主党政権。各国がリーマンショックから立ち直り始めたのに較べて日本は足踏み状態、というか立ち直る意思すら見えないという最悪の時代でした。

米国に関しても、私は当時のオバマ政権に問題を感じており米国一強の時代も長くは続かないと不安視していました。(だから当時の副大統領であったバイデンを信じる事が出来ないし、案の定、外交や経済政策に失敗している)

流れが変わったのは2012年の第2次安倍政権発足から。

私は安倍さんに可能性を感じ賭けに出ました。1000万円以上、ほぼ全資産を日本株に回す事に。(今思うとかなり極端な行動ですね・・・)

賭けには勝ちました。翌2013年に日経平均は約1.6倍となり、その後下落を繰り返しながらも「右肩上がり」の形を成すようになった。

私の資産も大幅に増えて、その後の米国株トランプ・ラリーに乗るための軍資金を蓄える事が出来ました。こう考えると安倍さん、トランプさん時代は本当に黄金時代でしたね。

安倍さんを信じた理由ですが・・・アベノミクスは完璧とはいえないが元々100%完全な政策なんてないし、民主党政権と比べれば遥かに期待できた。(日本のポテンシャルは高いはずだと信じています)  このあたりについては本当に色々語りたいのですが政治的な話になっていくので省略。

何より多くのマスコミやコメンテーターに批判されまくりだったのが決定的でした。この手の人たちに持て囃される政治家は期待できないという認識を持っています。

ちなみに同じ理由でトランプさんを信じ、そしてさらに資産を増やす事に成功しています。

アベノミクスで恩恵を得たのは一部の企業のみだと言う人もいますが、少なくとも普通のサラリーマンである私も思いっきり恩恵を得ました。

政策、特に経済政策というのは受け身でただ待っていれば恩恵を受けられる、というものではなく自分でリスクをとってでも乗っかるものだと思っています。

もし、多くの日本人がマスコミに踊らされず日本株に投資していたら今の日本とはもっと違う展開になっていたかもしれませんね。

資産が増えて自信を得た私は、投資についてより勉強するようになり、投資する事に楽しみを見出すようになりました。

つまり、現在私が投資を続けていられるのは安倍さんのおかげという訳です。安倍さんが居なければ今の私は居なかった。

おわりに

投資をしていない人には政治家というのは少し縁遠いと感じるかもしれませんが、投資家にとっては政治家の挙動がダイレクトに資産に響いてくるためか、身近な人みたいな印象を頂いてしまう事があります。

私なんかは安倍さんを勝手に盟友扱いしちゃっていました。

それだけに安倍さんが亡くなられたという事は、私が生きていく為の指針というか何か重要な部分に大きな衝撃を受けてぽっかり穴が空いてしまったような思いを抱いています。とにかく、ただただ悲しい。

心より安倍元首相のご冥福をお祈りいたします。

 

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