架空の猫の雑記帳

だらだらと趣味を楽しみつつ米国株で早期リタイアを目指すブログ

私は弱くなった・・・VGT1000万円分売却 2022年8月末の資産状況 (-89万円)

ポートフォリオを調整しました。

はじめに

9月に入り少しだけ涼しくなってきました。秋が近づいてきた感じがします。

今回は2022年8月末の資産状況についてです。

2022年8月末の資産状況

プラスで終わりそう・・・と思っていたのですが、結局ややマイナス。やれやれ。

種類 金額 前月比
【ETF】VGT 8919万1133円 -1150万9011円
【ETF】VTI 764万4051円 +1万3578円
【投信】
eMAXIS Slim
米国株式
581万5959円 +25万7078円
現金 (円) 1534万8706円 +1034万3155円
合計 1億1799万9849円 -89万5200円

取引

買い増しはeMAXIS Slime米国株式のみ。今回の大きなトピックはVGTの売却。詳細は後述。

  • eMAXIS Slime米国株式をSBIクレカ積立、iDeco含めて約8万円分購入
  • VGTを約1000万円分売却

ポートフォリオ

VGTを約1000万円を売却した事によりVGTの比率が85%から76%に、現金の比率が4%から13%に変更。まだVGTが大部分を占めます。

資産推移(2020年から)

今年に入ってから8ヶ月経過しましたが、未だ昨年末のピークを超える事叶わず。

相変わらず躁鬱気味の相場が続く

7月に大幅に上昇した流れで8月前半は引き続き上昇。

S&P500そのものは相変わらず高値を更新できいませんが、円安の影響で円建ての投資信託eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は8月19日に最高値を更新しピークに。

以下は公式からのeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の直近1年の推移。

しかし、その後は当然の如く下落。そして、パウエルさんがFOMCで改めて利上げを強調した事で一気に急降下となりました。

www.bloomberg.co.jp

そして米国利上げとくればさらなる円安。ドル円は現時点でなんと140円台に到達。

株価はこのまま下落し続けて6月の底を割ってしまうのか!?、そしてドル円は行く先は!? とまあ、相変わらずのジェットコースターに乗っているような相場が続いています。

そのようななかで私は8月中旬にVGTを約1000万円分売却しました。

私は弱くなった・・・VGTを売却した訳

まず予め言っておくと、VGTを売却したのは現在の米国経済が軟調である事とはあんまり関係ありません。

さらに株価は下がるだろうから底値で買って次の高値で売り抜ける、なんて事はうまくいくはずが無いと思っています。

本ブログで何度も述べていますが私はタイミング投資なんて最初からあきらめています。

売却の理由としては、私の個人的な事情によるものが大きいです。

株を売却する場合、外的要因と内的要因があります。

外的要因とは株価の上下や、米国や世界経済の状況を理由とするものです。

今の状況は決して良いとは言えませんが、実のところ、まだまだ楽観視しています。

2018年やコロナショックでは今よりも株価は下落しましたが、売るどころか買い増しを続けていたくらいですから。

直近はどうなるか解りませんが、やはり10年、20年後には今の値動きも誤差程度になり、結果的に株価は上がっているだろうと思っています。

(もちろん「絶対そうなる!」なんて言えませんが、少なくとも円や他の資産を持ち続けるより可能性的に「マシ」だとは考えています)

つまり、私のVGT売却は内的要因によるもの。

内的要因とは自身の生活スタイルの変化によるものです。例えば、結婚、病気やケガ、転職、退職など。これらの理由により、リスク許容度が下がってしまった場合の話。

私は昨年に総資産が1億円を突破し、本格的にFIREを検討しはじめています。

それはそれで嬉しい事なのですが、一方で私のリスク許容度、株を持ち続ける握力は弱くなってきています。

コロナショックの真っ只中ですら、現金比率1%未満、株比率99%以上で通してきた私ですが、さすがにFIRE後はそんな運用は出来そうにありません。

という訳で昨年から少しづつVGTを売却して現金比率を増やしていたのですが、基本株大好きの私としてはなかなか売却の踏ん切りがつかず相変わらず株の比率が高いままでした。

とまあ、そんな折に久々に株価が上昇したので良い機会だと考え売却に踏み切ったという訳です。

でもまだ株が多すぎる! 株の比率は9割弱

1000万円は高額であり私の投資人生の中でも最も大きな売却ですが、実際のところまだまだ売り足りません。だってまだ株の合計比率が合計87%もあるんですもの。

そもそも、現金比率はどこまで上げれば良いのか。私のリスク許容度はどこまで下がったのか。

FIREなど引退後のポートフォリオをどのようにすれば良いのかは様々な意見があります。

しかし、各人の生活スタイルやリスク許容度に依るものが大きく「これが正解」なんてものはありません。

こればっかりは実際にやってみないと解らない。リタイアして収入が無い状態では今のような値動きに耐えられず、まともに夜も眠れなくだろうというのなら、まだまだリスクを取りすぎでしょう。

しかし、逆に全くリスクを取りすぎないとほとんど利益も出ず、ただ現金を取り崩していくだけの生活になり、結局夜も眠れないほど不安になる、なんて事になるかもしれません。

つまりリスクの取りすぎも取らなすぎも駄目で良い塩梅を見つける必要があります。これが本当に難しい。

とりあえず、現時点は現金比率20%を目指しています。そこから必要に応じてまた調整をかけていくつもりです。

いやぁ、昔は楽でしたね。株の比率99%以上でも全く気にならなかった。何も考えずひたすら買い増ししていた。今思うと極端ではあるもの、守るものが無くリスク許容度が限界値付近だった私としてはそれで問題が無かった。

しかし、今はFIREが近づいてきた為に逆に不安になっている。資産を守る事を考えるようになってしまった。とはいえ総合的にはきっと良い事なのでしょう。(進歩している、と言えるのか?)

自身にとって最適なFIREポートフォリオはなんなのか、これからも正解を探っていきたいと思います。

【おまけ】バフェットさん 92歳 誕生日おめでとう!

株価の状況は芳しくありませんが、私なりに良いニュースもあります。

先日8月30日に投資の神様ウォーレン・バフェットさんが92歳の誕生日を迎えました。おめでとうございます!

バフェットさんからは私も多大な影響を受けています。92歳となっても、まだまだ現役なのが素晴らしい。いつまでも元気に続けて欲しいですね。

私もFIREや生活環境の変化そして年齢を重ねる事で、これからもポートフォリオは変わっていくと思いますが投資自体をやめる事は無いでしょう。バフェットさんを見習って積極的な投資を続けていきたいものです。

 

関連記事です。

www.kakuneko.com

www.kakuneko.com

www.kakuneko.com