架空の猫の雑記帳

だらだらと趣味を楽しみつつ米国株で早期リタイアを目指すブログ

意外にもプラス、でも素直に喜べない 2022年10月末の資産状況 (+636万円)

「どーせ、また下がるだろー」くらいに思っています。

はじめに

11月に入り秋も終わりつつありますね。個人的に1年で一番好きな時期で旅にでも出たい気分です。

今回は10月末の資産状況と今の状況に対する私の考えについての記事となります。

2022年10月末の資産状況

意外にもプラス。

種類 金額 前月比
【ETF】VGT 8315万5849円 +526万4687円
【ETF】VTI 800万4745円 +59万0078円
【投信】
eMAXIS Slim
米国株式
623万6212円 +32万3313円
現金 (円) 2280万0692円 +18万8007円
合計 1億2019万7498円

+636万6085円

取引

買い増しはeMAXIS Slime米国株式のみ。

eMAXIS Slime米国株式をSBIクレカ積立、iDeco含めて約8万円分購入。

分配金

9月末から10月初めにかけて分配金が出ました。VGTもVTIも分配金目当ての銘柄ではありませんが、もらえるとやっぱり嬉しい。(高配当好きな人の気持ちが少し分かる)

  • VGT 分配金 935.12ドル (約13万円)
  • VTI 分配金 161.27ドル (約2万円)

ポートフォリオ

先月から変更なくハイテク(VGT):米国(VTI & eMAXIS Slim米国株式):現金をおおよそ7:2:1くらいで持っています。今年はこれで行く。

資産推移(2020年から)

二ヶ月ぶりのプラス。結局今年は1億から1億2000万を行ったりきたりといった年になりそうです。

金額的にはプラス、ただ素直に喜べない

10月だけで約600万円のプラス。これは私の年収の8割ほどの金額にもなる。

本来なら喜ぶべきところですが、現状を見るにそのような気分にはなれません。

今回のプラスは株価より為替の恩恵が大きい。円安により様々な商品が値上げしている、つまりお金の価値が下がっている状況ではトータルでマイナスかもしれません。

それでも円だけ持っているよりはマシだったと思えますが。

決算には満足、投資方針に変更無し

10月は多くの企業の決算がありました。その中で私が注目していたのはAppleとMicrosoftです。

私が約8300万円分保有しているVGTはAppleが22%、Microsoftは18%も入っています。つまり、Appleに1800万円、Microsoftに1500万円投資しているのと似たようなものです。(VTIにも両企業が入っているので実際はもっと多い)

www.itmedia.co.jp

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成長は鈍化とありますが、この状況下においては十分満足の結果です。少なくとも他のハイテク大企業 (Amazon、Google、Meta) よりマシ。実際、今年はQQQ(NASDAQ100)よりもVGTの方が成績は上。

GAFAMと呼ばれた企業群にも大きな差が出始めている。やっぱり個別株はやらなくて正解。

さて、今後の景気低迷を見越して各企業のリストラや新規採用削減も進んでいる。

jp.reuters.com

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こういったリストラを歓迎できるようになると「ああ自分も投資家になってしまったんだな」と思えます。投資をやらない人からすればリストラなんて負のイメージしかありませんよね。

とにかく、当面は厳しいだろうと思えますがVGTメインの戦略は変えるつもりはありません。

今後の予定

まあ、相変わらずですが定期的に買い増しを続けます。

素人予想ですが当面は株価は下がり続けるでしょう。一時的に上昇することもあるでしょうが、下落の軽い反動くらいにしか思えない。

とはいえ、私の予想はたいてい外れるので結局は定期積立が、最も「マシ」な選択肢。少なくとも私にとってはどっちに転んでも最も「後悔が少ない」選択肢です。

このそちらの方が「マシ」というキーワードは今までも私のブログで頻発しています。ベストの選択肢は無い、もしくは困難なので、よりベターな選択肢を選ぶしか無いという考えです。

米国株がオワコンと言えると人はたくさん居るかもしれないけど、じゃあ代わりに何に投資すれば良いと言える人は少ないでしょう。円だけ持っていても将来の展望は暗い。米国株より将来的に期待できそうな投資先はあるのだろうか。

よって米国株投資を続ける。最も負担の少ない、そして後悔の少ない方法で。というのが私の現状の結論です。

おわりに

米国経済は結局のところバイデン大統領とパウエルFRB議長がどうにかならないと状況は改善しないと思っています。この二人が投資家から不安視(彼らのやっている事は正しいのか?)されているから株価が乱高下した上、結局は下がる。(株価は経済状況を単純に表しているだけでなく、その将来性を見込んで上下する)

彼らが去るか大きく方向転換するような事を打ち出さないとどうにもならない。よって先日から始まった米国中間選挙には注目しています。

ただ、その結果がどうであれ、やっぱり定期積立が一番マシだよと私は言い続けていそうですが。

 

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