「僕と契約して住宅ローン名義人になってよ!」
はじめに
昨年に新築マンションを購入しまして、今年の夏頃にようやく入居の予定です。今回はそれに向けて住宅ローンを契約したという話です。
一括払いできるけど住宅ローンを契約する
借り入れ先はシンプルに最も金利が低いauじぶん銀行を選定。借り入れ金額は約4000万円、支払い期間は最長の35年で契約しました。
さて本ブログを見ている方はご存知かと思いますが、私はすでに億り人(現時点で約1.37億円で資産1億円以上)です。
つまり、その気になれば一括支払いも可能です。
住宅ローンは手数料や金利がかかるので一括支払いの方が得なんじゃないかと言う方もいるかと思いますが、私は借りるという選択をしました。
米国株による利益の方が期待値が高い
住宅ローン減税などいくつか理由がありますが、最大の理由は住宅ローンで支払いを先延ばして、手元の現金で米国株で運用した方が期待値が高いと考えている為です。
私は選択したのは変動金利ですが、2023年5月現在のauじぶん銀行の変動金利は基本0.319%です。さらに今回購入したマンションの不動産会社経由だと割引がかかり、もう少し安くなって約0.29%になります。(やっす!)
一方でS&P500の平均リターンは10%以上(1957年より)です。
さらに言えば私がメインとしているVGTの平均リターンは過去10年で19.35%、2004年の設定来でも12.07%にもなります。
0.29%の住宅ローン金利と10%以上の平均リターン、比べるまでもありません。
お金は使うものでなく働かせるもの。なるべく手元に置いておいた方がお金を増やしてくれる、と私は考えています。
お金が「あるから」住宅ローンを使う
「そんなに上手くいくわけねーだろ!」というツッコミが入りそうですね。
住宅ローンは変動金利なので将来的に金利が上がる可能性があります。日銀総裁の植田さんは当面金利は上げないようですが、将来どうなるかはわかりません。
米国株はどうでしょう。35年もあればリターンは期待値に収束するでしょうが、過去何十年とリターンが良かったからといっても今後もそうなるかは誰も保証できない。
・・・まあ、損することばかり考えているのなら最初から株式投資なんてやっていません。投資を初めて、もう10年以上になりますし、そしてこれからも投資を続けていくつもりです。
ただ闇雲にリスクを取るつもりもありません。今回も自分のリスク許容度に収まる範囲だと考えて住宅ローン契約に踏み切りました。
ポイントとなったのは「いざとなれば一括で支払える」という点です。
私は借金が大の苦手で今まで借金をした事がありません。投資なら有り金全部突っ込めるのに、知人から1000円借りるだけでも恐怖を感じてしまうタイプの人間です。
米国株に期待しているとはいえ、借金による精神的な負担は大きい。しかし借り入れ金額以上の資産があれば私のメンタルはなんとか維持できると考えています。
つまり私にとっては住宅ローンとはお金が無い時に使うものではなく、お金が十分あるときに初めて使えるものだという事ですね。
(普通は逆だという事は重々承知しています、あくまで「私にとっては」という事です)
おわりに
住宅ローンはもちろん初めてですが、借りる銀行選定から仮審査、本審査、そして契約と、色々と勉強になりました。借金を抱える事に不安はあるものの、せっかくの機会なので前向きに楽しんでいきたいと思います。
関連記事です。