架空の猫の雑記帳

だらだらと趣味を楽しみつつ米国株で早期リタイアを目指すブログ

【ゲーム】Bug Fablesの感想

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今回は冬休み中にやっていたゲーム Bug Fablesの話です。

はじめに

米イランの問題でさっそく暴落かと思いきや、まさかの暴騰で驚いています。やっぱり私は株の予想は無理ですね。おとなしくインデックス投資を続けていきます。

今回は米国株の話は置いておいてゲームの話です。ゲームは私の趣味のひとつで休日はだいたい引きこもってゲームしています。

このブログも最初はゲームブログにでもしようかと思っていましたが、正直ネタが続きそうに無いなと思い米国株や早期リタイアをメインとしながらもゲームや買い物なんかを詰め込んだ雑記ブログにすることにしました。

前置きはここまでにして、冬休み中にやっていたBug Fablesの話にいきましょう。

結論からいうと神ゲーでした。

Bug Fablesについて

Bug FablesはMoonsprout Gamesが開発したRPGでSteamでは2019年11月21日に発売しています。価格は現時点で2050円です。嬉しい事に完全日本語対応です。

store.steampowered.com

伝説のゲーム ペーパーマリオRPGにインスパイア

このゲームを一言でいうと虫キャラのペーパーマリオRPGです。似ているというか戦闘や育成要素なんかは、ほぼそのまんまですね。

私は正直マリオのゲームはほとんどやらないのですが、唯一ペーパーマリオRPGシリーズだけは大好きでかなりやり込みました。しかし残念ながらこの路線は任天堂の宮本茂さんのお気に召さなかったらしくRPGではなくアクション形式のスーパーシールの方向に行ってしまい、続編の望みは絶たれた状況となっています。

しかし、ペーパーマリオRPGの続編を未だに諦めきれない私に彗星のごとく現れたのがこのBug Fablesであり、本作はまさにペーパーマリオRPGのテイストを現代に蘇らせた作品と言えます。

ゲームシステム概要

基本的にペーパーマリオRPGと同じです。横長のフィールドを移動して敵シンボルに当たると戦闘開始。

戦闘はターン性で、攻撃やスキルを使う時には求められたキー操作をうまく行うとダメージが上がるといったアクション要素有り。また敵の攻撃受ける時にもタイミング良くキーを押すことでダメージを軽減できます。

レベルアップ時にはHP、TP(スキルに使用する)、メダル装備スロットの3つのうちどれかを上昇できます。(ペーパーマリオRPGまんまですね)

フィールドにはほどよい謎解き要素も有り、探索中は各キャラのフィールドスキルをうまく使うことで先に進む事が出来ます。

メインシナリオもそれなりにボリュームがありますがサブクエストもかなりの数があります。ミニゲームが豊富でボスラッシュ等もあり、やり込み要素は多く感じました。私の場合はプレイ時間はサブクエストを8割ぐらい終わらして約30時間でした。

難易度はそこまで難しくありません。正直ラスボス撃破まで一度もゲームオーバーにはなりませんでした。しかし、報酬が良くなる代わりに敵が強化されるシステムがあり、高難易度を求める人にも問題は無いでしょう。

むしろ難しいと感じたのはフィールドでの謎解きでのアクションですね。フィールドスキルでオブジェクトを頭突きして動かす事ができるのですが、この方向を定めるのが難しく苦労しました。ただし、これは最近のアップデートで改善されたようです。

ペーパーマリオRPGと違うところ

まず紙じゃなくて、ディフォルメされた虫達が登場人物。舞台も虫の王国です。

主人公パーティは3人(カブトムシのカブ、ミツバチのビー、蛾(?)のリーフ)で最後まで固定です。(途中お助けキャラが一時的に仲間になったりします)

戦闘も3人参加で、攻撃力が下がってしまうものの自分の手番を他キャラに回すシステムがあり、これが戦略上に非常に重要となっています。

またペーパーマリオRPGはブラックジョークが強く子供向け?とは思えないくらい毒のある作品でしたが、本作はキャラがちょっととぼけているぐらいで、基本的にまったりとした雰囲気の作品です。

最初はペーパーマリオRPG的な毒を期待していて肩透かしを食らったのですが、ゲーム終盤になると各キャラ同士のお約束ながらも熱いやり取りにグッときました。

良いところ

まずペーパーマリオRPGをリスペクトしているだけで最高と言えます。日本語訳もよく出来おり意味が解らない箇所は基本的に無かったです。

ストーリーも素晴らしく最初はまだ駆け出し冒険者の主人公らが苦難を超えながら、最後には今まで出会った仲間達と力を合わせて世界を救う、、、そんな王道の物語に素直に感動できました。

個性的な主人公キャラ達の掛け合いも素晴しく、ちょっととぼけたものから、熱い友情を感じるものまで非常に楽しめました。

あと何気に音楽が素晴らしいです。

悪いところ

かなり完成度の高い作品で正直ほとんどありません。ですが、一応重箱の隅をつつくレベルでいくつか挙げます。

まず、先にも述べましたがフィールドスキルでの謎解きが面倒なところがあります。アプデで割と改善しましたが、それでもイライラする要素ですね。

またサブクエストで何かを探す系のものはかなり難易度が高く感じました。割と広いマップで分かりづらい箇所に隠れていたりするので、もっとヒントが欲しかったです。

後は、一部スキルのキー操作のアクション要素が私には難しかった点ですね。アクションに失敗するとほとんどダメージ通らない為、簡単なアクションのスキルばかり使っていました。できればもっとアクション要素をゆるくして色々なスキルを使ってみたかったです。(私が下手くそなのが原因なのですが)

簡単な攻略情報

  • LVアップ時の3要素は満遍なく上げて問題有りません。しいてあげるならスキルが強い為、スキルを使うTPがもっとも重要と感じました。
  • 序盤はリーフの凍結効果のあるスキルが非常に強い。序盤のボスはほぼこれで完封できます。
  • 中盤以降は凍結が効きづらくなるので、カブに火力があがるメダルを集中的に装備させて攻撃役にし、他の2人はサブで補助や回復を使ったり、暇なら手番をカブに回すといった戦略が有効だと感じました。
  • フィールドには隠し通路が多数あります。強力なメダル等があったりするので探索は入念にしましょう。
  • サブクエストも同様に良いメダルやスキルが入手できたりするので面倒臭がらず消化していくと良いです。特に終盤のビーの姉関連のクエストではビーが非常に強力な回復スキルを覚えるのでメタル島に行けるようになったら率先してクリアすべきです。(このスキルが無かったら終盤の戦闘はかなりきつかったでしょう)

最後に

いかがでしょうか。ペーパーマリオRPG好きならもちろん、ちょっとゆるい感じのRPGがやってみたいという人ならば、きっと満足できる作品だと思います。

 

追記

2020年5月28日にPS4、Switchでも発売されました。非常に面白いのでPCを持っていない人もぜひ、これを機会にプレイしてほしいです。