今回は私の早期リタイア計画のお話です。2020年も始まった事ですし、早期リタイア計画を見直したいと思います。
目標は40代で1億円!
何をするにもそうですが明確な目標が必要です。ただお金が欲しいからではなくざっくりとでもいいので目標がないと投資計画もままならないでしょう。
私の早期リタイアの目標金額は1億円です。理由は以下になります。
年間支出の倍の利益が出るから
目標金額は自分の年間支出から求めます。年間支出以上を不労所得で得られるのならリタイアしても問題ありません。
私の直近の年間支出は税金含めてざっくり400万円です。最近は倹約をさぼっていたのでこれはもう少し絞りたいと思います・・・
1億円でVGTを運用した場合は設定来の年利11%ならば毎年1100万円、税金を考慮すると880万円の収入となり、支出の2倍程度になります。2倍もあれば暴落が起きた場合や、病気等で急な出費があった場合等でも余裕を持ちやすいです。
正直なところ今の6000万円でも早期リタイアは一応可能です。実際にもっと低い金額で早期リタイアを実現している方もいます。ただ、やはり私は「安心」して早期リタイアしたいので1億円を目標としています。
FIREムーブメントを参考に
あくまで参考となりますがアメリカで話題のFIREムーブメント(早期リタイアで経済的に自立する活動)では年間支出の25倍の資産があれば良いと言われています。私の支出400万円の25倍はぴったり1億円です。
25倍は4%で運用した場合の話なのであくまで目安です。そのつもりはありませんが、一応今のVGTから他のETFへ移行した場合の保険のつもりです。
きりが良いから
1億円はきりがいいです。「億り人」と呼ばれたい! ・・・まあ、冗談ですが1億円はたしかに達成感があります。資産が1億円ある場合は「富裕層」に分類されるらしいです。
早期リタイア後の運用方針 (予定)
ちなみにですが、今の所は早期リタイアしてもVGTからもっとリスクの低い投資に切り替える事は考えていません。(あくまで「予定」です)
また、働くのが本当に嫌なのでフルタイムをやめてパートタイムで働く「セミリタイア」ではなく「完全リタイア」を考えています。
ただ、できればブログの収益化を考えています。最も収入を期待しているというよりは無職という肩書にならない為のひとつの手段のつもりです。
はたして現実的に可能なのか?
実際、可能だと考えています。
まず私は今年で数え年で40歳になります。(ついに四十路か・・・)
私は10年ほどインデックス投資を行い、2020年初日の時点でVGTが5812万円分あります。(厳密にはiDeCo等もありますが少額なので省略します)
そして、だいたい毎年200万円ほど追加投資をしています。
VGTの設定来の年間利回りは11.37%です。(設定来は2004年からなのでリーマンショックも考慮した利回りです)
私がVGTを選んでいる理由は以下を御覧ください。
とにかく上記の条件で計算すると以下のようになります。
年(年齢) | 資産[万円] |
2020年(40歳) | 5,812 |
2021年(41歳) | 6,672 |
2022年(42歳) | 7,631 |
2023年(43歳) | 8,699 |
2024年(44歳) | 9,888 |
2025年(45歳) | 11,212 |
2026年(46歳) | 12,687 |
つまり、あくまで順調にいけばの話ですが5年後の45歳の時に1億円を超える計算となります。
もちろん懸念事項有り
そんなにうまくいくとも思えないので、いざという時に慌てないように懸念事項をまとめておきましょう。
大暴落が起きる可能性
リーマンショックの時は約3~4年ほどでVGTは元の株価に戻りました。つまり仮にリーマンショック級の暴落が来たら3~4年ぐらいは耐え続ける必要があるかもしれません。
その場合はそのまま早期リタイアの時期が45歳から40代後半に遅れる可能性があります。
住宅ローンの問題
私は現在は賃貸住まいです。早期リタイアすると無職となり賃貸を続ける事は難しくなる為、家を買うつもりです。仕事を辞める前に買うつもりですが、職場から遠く離れた実家に近い場所に住もうと考えている為、住宅ローンが通らない可能性があります。(このへんはまだ勉強中です)
そうなった場合は一括で家を購入する必要が出てきますのでVGTの保有額を維持するためにも、さらに数年かけて1億2000万円~1億3000万円くらい貯めるつもりです。
最悪、49歳には早期リタイアを実現したい
遅くても49歳 (40代の間) までには早期リタイアできればと考えています。最悪、完全リタイアではなくセミリタイアも許容するつもりです。
あなたが貯金ゼロでも遅くはありません
ひょっとしたら、このブログを見ているあなたは最近までインデックス投資を知らず、貯金がゼロの状態かもしれません。たとえそうでも悲観するのは早いです。
実際、30代、40代の貯蓄100万以下が4割らしいです。
もしあなたが私と同じ40歳でも、がんばって倹約して毎月5万円、(年間60万円)を投資に回せばVGTの場合、60歳で4000万円になります。そして、当然その後も11.37%つまり約400万円ずつお金を生み出します。(複利のちからってすげー!)
さらに70歳まで継続できるのなら1億円も夢ではありません。
年 | 資産[万円] | 元手[万円] | 倍率 |
10 | 1021 | 600 | 1.70 |
20 | 4020 | 1200 | 3.35 |
30 | 12821 | 1800 | 7.12 |
・・・まあ、これは上手く言った言った場合の話です。実際はこのように順調には行かず、幾度かの暴落を経験する事になるでしょう。
それにVGTはリスクが高い方なので実際に投資を始める場合は自分でインデックス投資の事をそれなりに勉強し何が自分に良いかしっかり考えてからにすべきです。
とはいえ、例えリスクをとってでも何かを始めなければ何も状況は変わらない事だけは確かです。
最後に
さて今回は私の早期リタイア計画についてでした。はたして5年後に本当に早期リタイアできているのか? 乞うご期待です。
2020年3月22日追記
現在、コロナショックにより恐れていた懸念事項の一つの大暴落が発生しており、私の資産も大幅に減少しています。
しかし、記事のとおりこれは想定内です。(いやさすがにまさかここまで暴落するとは思っていませんでしたが、暴落が起きる事自体は想定内でした)
まだ40代で1億円貯めての早期リタイアは諦めていません。
私は現在40歳でまだ10年弱時間があり、約5年以内に株価が戻ればまだ可能性は有ると考えています。今回はどうなるか解りませんがリーマンショックではVGTは約3年で元の株価に戻りました。
さすがに後数年で早期リタイアは厳しい状況となりましたが、大枠の早期リタイア計画に変更無しです。今後とも宜しくお願いします。