Gears Tacticsの感想です。
はじめに
昨日のダウは-0.45%、我がVGTは+0.69%でした。
相変わらずハイテク株の無双です。これで連続6日の上昇になります。さすがにそろそろ利益確定で下落するだろうと思いつつも、どれだけ記録を更新できるのか期待している自分が居ます。
ダウが下がった理由はウイルスの第二波を警戒してとの事です。実際、その徴候はややあるようですね。日本も経済再開の動きが出ていますが、私達も油断しないようにすべきでしょう。
さて、今回もGW中にプレイしたゲームの感想記事です。投資とは全く関係無いのでご了承下さい。
Gears Tacticsについて
Gears TacticsはSplash Damage開発の戦略シミュレーションゲームです。Steamで7452円で発売中。ちゃんと日本語対応もしています。
ゲーム内容を簡単に言うと元々アクションゲームだったGears of WarシリーズをXCOM風にした感じですね。Gears of Warシリーズは非常に面白いのですがXBOXでしか出ていないのでプレイした事無い人も居るかもしれません。気になる人は紹介サイトや動画サイトでチェックしてみて下さい。
だいたい記事画像のようなガチムチのおっさん達が侵略者相手を戦いまくるゲームと思ってもらって良いです。
先日、XCOM: Chimera Squadの紹介をしたばかりですが、ほぼ同時期にこのようなゲームが発売されるなんて戦略シミュレーションゲーム好きには嬉しい限りですね。
Gears of Warシリーズを遊んでいれば世界観は理解しやすいものの、過去シリーズとは直接関係する部分は乏しいのでシリーズ初心者でも問題なくプレイできます。
ちなみにけっこうグロいので初見さんは注意です。
感想まとめ
難易度「中流」でクリア済み。プレイ時間は30時間以上。
いくつか問題がある上に7000円もするため手放しではオススメできませんが、XCOM等のシミュレーションゲーム好きや、Gears of Warシリーズ好きなら楽しめると思います。
躊躇しているのならセールで安くなるのを待った方が良いでしょう。
良いところ
基本部分はXCOMの進化系といった形でよく出来ていますね。XCOMと比べるとオーバーウォッチ(監視)が強く、攻略のためには敵の側面から回り込んだりとキャラの立ち回りがより重要になっています。好みによるでしょうが私は好きです。
敵にトドメを刺すと全員の行動ポイントが増えるというシステムも良く出来ています。ピンチの時でも上手く活用できれば一気に逆転が可能なのが楽しいです。
XCOMでは射線がおかしい(壁を貫通したり、弾道が銃口と合っていない)部分がありましたが、本作ではかなり自然になっています。
悪いところ
正直、不満な点は多いです。XCOM: Chimera Squadは2200円なのである程度の問題は許容できましたが、本作は7000円以上しますのでどうしてもチェックが厳しくなります。
最大の問題は翻訳の出来が悪すぎる事です。完全に機械翻訳でスキルの説明等も誤訳が多い。Gears of War 1~3の神ローカライズは何処へいったのでしょう。
ボリュームはあるものの、似たようなマップ、ミッションばかりで飽きやすいです。もう少し色々なシチュエーションのマップがあれば良かったのですが。
味方には固有キャラ(ヒーロー)と汎用キャラが居るのですが、固有キャラは無駄に出撃制限あったり、汎用キャラも後から雇った方が強かったりとキャラに愛着が湧きにくいです。XCOM: Chimera Squadのように全員固有キャラで良かったと思います。
トドメを刺すと味方が有利になるシステムを良いところとして上げましたが、中盤以降は倒すと爆発する敵ばかり出てきます。せっかく良いシステムだったのにもったいない。
戦闘の基本部分の出来が良いものの全体的にそれを上手く活かしきれていないといった感想です。そのへんは次回作に期待します。
ちょっとした攻略
難易度「中流」の前提としています。高難易度ならまた変わってくるでしょう。
クラス評価
極端に弱いクラスは無いです。ミッションに合わせて使いわけると良いですね。
支援兵
回復や補助を得意とするキャラ。といっても戦闘力も普通にあります。
育成でオススメなのはメディックで補助特化です。XCOMと同様に慣れてくるとほぼ被弾せずに攻略できるようになるので回復はほとんど不要となります。補助スキルを効率よく使う為に、スキルクールダウン特化の装備がオススメです。
運用としてはパーティで足りない部分を補いつつ味方に補助をかけまくる、といった形になります。
前衛兵
その名の通り前に出て戦うのが得意なキャラ。HPが自動回復するので多少無茶をしても平気です。
育成でオススメなのはショックトルーパーです。威圧で敵の監視を妨害出来ますし、下手に自分が攻撃するよりも、敵をカバーから出させると命中率を大きく上げる事が出来ます。装備は移動力や耐久力を上げるものがオススメです。
運用としては敵の側面から回り込んで威圧で敵のカバーを解除。狙撃兵に攻撃してもらいつつも、自身も残った敵を狩る、といった感じです。
重装兵
監視(オーバーウォッチ)が非常に強力なキャラ。今作では監視が非常に強く、時間制限の無いミッションではほとんど監視しているだけで敵を倒す事が出来ます。
育成でオススメなのはディフェンダーで、とにかく監視に特化すべきです。装備は監視を強化したり、弾数を上げるものがオススメです。
運用としては敵の進軍ルートに配置して監視をしまくる。その間に他のキャラが側面から回り込むなどして敵を包囲します。物資防衛ミッションでは役立ちますが時間制限ミッションでは活躍しにくいです。
狙撃兵
遠距離からの狙撃を得意とし、今作のメイン火力キャラです。
どれも強いのですが、育成でオススメなのは最も火力が高いと思われるクリティカル特化のマークスマンです。装備もクリティカル特化がオススメです。
運用としてはなるべく高所に陣取り敵を狙撃しまくるという感じです。
結局のところ他のクラスは狙撃兵のお膳立てをする為に居ると言っても良いでしょう。重装兵で狙撃兵を護衛し、支援兵で狙撃兵の行動回数を増やし、前衛兵で狙撃兵のために敵をカバーから外す。
斥候
索敵や爆発物の扱いが得意なキャラ。スキルが揃っていない序盤は弱いのですが、中盤以降は非常に強力になります。
育成はどれもけっこう強いのですが、グレネード特化のコマンドがオススメです。装備もグレネード特化やスキル特化にする事で、なんと毎ターンにグレネードを投げることが可能になります。
運用としては移動力を生かして宝箱の回収をしつつ、カンタス等の厄介な敵をグレネードで倒す感じです。危険を感じたらクロークで隠れます。移動力の高さから時間制限ミッションで使いやすいです。
TIPS
- 汎用キャラはとりあえず全員雇って良いです。けっこう良い装備をしているので。キャラを削除した時には自動で装備は外してくれます。
- 後から入るキャラの方がレベルが高いので汎用キャラを育成するメリットはありません。ヒーローキャラを優先して育成すべき。
- 各ミッションに宝箱は2~4個あり、なるべく回収すべき。今作はある意味装備ゲーです。斥候を入れておくと回収しやすい。
- スティムグレネード等の回復は不要。全員フラググレネードで良いです。
おわりに
本ブログは投資記事がメインなのでゲーム記事を書くと明らかにPV数が下がるのですが、そうと解っていてもどうしてもゲーム記事が書きたかったんです。
まあ、雑記ブログなのでこういうもたまに書いていくつもりなのでご了承下さい。
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