架空の猫の雑記帳

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投資を好きになる事、それが最高の倹約につながる

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倹約に悩むのではなく、投資を好きになれば良いのです。

はじめに

ネットでたまに「お金持ちになる方法」とか、「オススメの倹約方法」なんて記事を見ますね。お金について興味を持つ事は非情に良い事かと。私も流行りに乗って私なりのお金のため方、倹約方法について話をしたいと思います。

私のプロフィールおさらい

私は40歳独身男性のサラリーマンです。現在の年収はざっくり700万円、現在の総資産は約6700万円。年収の割にまあまあの小金持ちと言えるのではないでしょうか。

当然ですが親の遺産とかそういうのでは無いですよ。社会人になった直後はほぼ貯金は0円で、そこから給料と投資でここまでやってきています。

凡人がお金を貯めるには倹約->投資が鉄板

お金持ちになる手段は色々あるかと思います。「出世して高収入を得る」「起業して成功する」「宝くじを当てる」・・・でも、私のような凡人にはどれも現実的じゃありませんね。

凡人がお金を貯めるには「投資」です。つまり、自分より優秀な人や価値のあるモノにお金を預けて稼いでもらうわけです。当然ですが投資額が大きいほど自分への見返りも大きくなります。

そして、投資にかけるお金は「収入」から「生活費」を引いた額で決まります。収入は会社の都合、社会情勢等の様々な要因が関係する為、自分で簡単に上げる事は出来ません。しかし「生活費」は自分で「倹約」する事である程度コントロールする事か可能です。

つまり、なるべく「倹約」して、なるべく「投資」にお金をかける事がお金持ちになる為の鉄板だと言えます。

なお、私は米国株投資をメインにしているので、ここで言う「投資」とは米国株への長期投資を指します。

倹約しすぎても充実した生活を送る事が出来ない

しかし、倹約を徹底しすぎるとストレスが溜まってしまいます。ある程度は自分に好きなものにお金を使う事も充実した生活を送るためには必要な事です。

その分、自分が興味無い事、メリットが無い事には一切お金を使わないといったようにメリハリをつける事が重要です。自分の人生にとって何が大切なのかを自問自答し、しっかり優先度をつけてみましょう。

私の場合はゲームやデジタルガジェットの購入にはお金をかけていましたが、車は買わず、保険にも入らず、飲み会は最低限、外食は控えてなるべく自炊する、等して倹約していました。

発送の転換?、投資を好きになれば良い

とはいえ、メリハリをつけて倹約を頑張ったとしても、限られた給料の中で投資額を増やすのはやっぱり厳しいです。でも好きな事にすらをお金をかけられなくなったら、生きている実感が無い・・・

そこで発送の転換(?)です。「投資を好きになれば良い」のです。

投資を「お金持ちになる為の苦行」ではなく、「楽しいからやる」という考えです。そうなれば、投資の為に好きな事を我慢するという感覚が軽減します。むしろ進んで倹約をするようになりますよ。ただ好きな事を優先しているだけですから。

実際、私はここ最近色々ストレスが溜まっていたのですが、「株を買う事」でストレス発散をしました。

投資を好きになる方法

いや、投資を好きになれって言われても・・・って感じかもしれませんが、楽しいですよ。投資。私が楽しみを見出している要素を書き連ねてみます。

世界との繋がりを実感出来る

例えば、私はVGTをメインにしていますが、VGTはMicrosoftとAppleを始めとしたハイテク企業で形成されています。つまり、MicrosoftやAppleの新製品開発、ひいては先進技術そのものの発展に、微力ながら私のお金が貢献しているわけです。これって嬉しい事だとは思いませんか?

ハイテクだけでなく、例えば医療のVHTに投資しているのなら世界中の人々の健康の為に貢献していると言えます。そういう事に思いを馳せるのも投資の楽しさだと思います。

人によっては投資で銘柄に情を抱くのは厳禁、という人も居ますが、私はむしろ長期投資では銘柄に情を抱くべき、と思っています。そうでないと何年も保有し続ける事なんて出来ませんからね。ただ数字だけで銘柄を選ぶのはつまらないですよ。

米国株投資は世界最大のビッグゲーム

スポーツ観戦が趣味という人が多いでしょうが、私は投資に同じような考えを持っています。私で言えばVGTが大きく上がれば、「よくやった!」と贔屓のチームが買ったような嬉しさを覚えますし、下がった時は「次また頑張れ!」と応援します。

「株価の動きなんて単なる数字の上げ下げじゃん、なんの面白みも無い」って言う人も居るでしょうが、とんでもない! 株価の動きは時に非常にドラマティックです。例えばここ最近のコロナショックでの総悲観の状態から、わずか3ヶ月で元値に戻る動きなんて、これ以上劇的な展開があろうか? いや、無い! (反語)

普通のスポーツ観戦と大きく違うのは、自分自身もプレイヤーとして参加していると言う事ですね。自分だけでなく、世界中の投資家、組織、国家までもがプレイヤーと言えます。まさに世界最大のビッグゲームです。一個人がこれほどのゲームに参加できるなんてそれだけですごい事だと思いませんか?

大げさな言い方かもしれませんが、投資を楽しむという事は世界の有り様そのものを楽しむ事につながる事と思っています。

おわりに

いかがでしょうか? 私が倹約が苦にならず、ひたすら投資を続けて資産を増やす事が出来たのはこういった考えを持っていたからだと思っています。

勉強だって将来良い大学に入る為にやるのと、知識を得るのが楽しいからやるのではモチベーションが大分違いますよね。運動だって健康の為ではなく、体を動かすのが楽しいと感じるから続けられる。投資も同じです。

「良い大学に入る」「健康で長生きする」「投資で大儲けする」は100%確約されたものでは無く結果を信じられなくなる時もありますが「楽しい」という感情は100%真実です。

コロナショックを機会に最近投資を始めた人が多いとは思いますが、私としては単なるお金儲けの手段として義務的に行うのではなく、「楽しんで」投資を続けて欲しいと思っています。

そしてそれが、結果的には倹約の励みとなり、長期的な資産形成に役立っていくはずです。

 

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