架空の猫の雑記帳

だらだらと趣味を楽しみつつ米国株で早期リタイアを目指すブログ

ダウは24000ドルまで復活! とバンガードCEOのメッセージ

f:id:kakuneko:20200418091920j:plain

ホント、米国経済は強いです。

はじめに

昨日のダウは2.99%のプラスでついにダウは24000ドル代まで復活しました。我がVGTも1.61%のプラスです。

上がった理由はトランプさんが経済活動の再開に向けたガイドラインを公表した事と、ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」の臨床試験の結果がかなり良かった事ですね。

個別で見ると生産再開を発表したボーイングが+14.72%とダウ押し上げの要因となりました。一方でAppleは-1.36%です。理由はゴールドマンのアナリストが売上30%落ちると予測したからのようです。話題のギリアドは+9.73%と大きく上げています。

通常、金曜日は持ち越しを避ける為に下がる傾向にありますが、結局上げでしたね。それだけ買い圧力が高いと認識しています。

今週も終わってみればVGTは5日のうち4日が上昇、VGTの株価も2019年12月の水準まで戻りました。もちろん、このまますんなり回復するとも思ってはいませんが過度に不安になる事も無いと思っています。

それでも心配な方に向けて今回はVGTのバンガード社CEOのティム・バックリーさんからのメッセージの紹介です。

バンガードCEOのメッセージ

先週、バンガード社CEOのティム・バックリーさんが「不確実な時期を乗り切るには」と題してメッセージを発信しました。詳細は以下を確認して下さい。

www.vanguardjapan.co.jp

私なりにまとめると以下となります。別に暴落時だけでなく、普段から心がけておきたい事ばかりです。

冷静になれ、そしてポートフォリオを大きく変えるな!

もともと株価の予想なんて難しいものですが、ここ最近の動きは本当に滅茶苦茶ですね。こんな状況で利益を上げるのは困難です。

狼狽売りしたり、下心を出して普段は買わない銘柄を買う等しても、利益を上げるどころか損をする可能性が高いです。とにかく冷静になりましょう。

本来、一時的な暴落や暴騰でポートフォリオを変えるべきではありませんが、どうしても変える場合はじっくり落ち着いて多少時間をかけてでも行うべきです。

ちなみに私は今回のコロナショックでも一切、投資方針を変えていません。(1ドルも売らずにひたすらVGT買い増し)

無駄遣いをするな!

これも当然ですね。お金持ちになりたいのなら、倹約は非常に重要です。

この暴落で失業リスクや給料が減るリスクもありますから、少し多めに現金を持っておきたいところです。

ちなみに私もちょっと支出を控えていますが、余ったお金は全部VGTに回しています。(笑)

マスコミやアナリストの雑音は無視しろ

個人的にこれが一番重要かと。彼らの話は話半分どころか無視しても良いくらいです。聞いてしまうとどうしても影響を受けてしまいますからね。

私としてはマスコミやアナリストが悲観的な予想を出しても私としては「あ、そうなんだ、ふーん」といった感じで全く気にしていません。結局、未来の事なんて誰にも解らないと思っているからです。

予想が絶対外れるとは言いませんが、当たるとも思いません。私が知る限り、多くのアナリストはトランプさんが就任前には「トランプが大統領になったら米国経済は暴落する」と言い、2019年には「今年こそリセッションが起きる」と言っていました。ひと月前のサーキットブレーカーが連発していた頃にここまで株価が戻る事を誰が予想していたか?

恐らく彼らは1、2ヶ月後には今とは全く違う事を言っていると思います。悲観的な発言は注目度が高いです。彼らは別に我々を心配しているのではなく、自身の別の目的の為に発言していると考えて、その意見はせいぜい参考程度に留めるべきです。

彼らの言うことが正しければみんなお金持ちになっているはずです。しかし実際はそんな事はありません。

一介のサラリーマンである私が投資でそこそこの資産を築けているのは、彼らの言う事を耳を貸さずに自分のスタイルを貫いてきたから、というのが大きいと思っています。(私が偏屈なだけかもしれませんが)

おわりに

アナリスト達の言葉には惑わされないように。別に楽観的になれ、と言っているわけじゃありません。ちゃんと自分で考え、自分の信念を元に行動してほしいという事です。

未来は誰にも解りません。結局、凡人としてはインデックス投資の定期購入といった株価が上がっても下がってもどっちに転んでも対応できる投資方針をオススメします。

 

関連記事です。

www.kakuneko.com

www.kakuneko.com