架空の猫の雑記帳

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NASDAQが1万いってくれたら死ぬ

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いや、死にはしませんけどね。それぐらい嬉しいという事です。

はじめに

昨日のダウは-1.04%と大きく下落、NASDAQは+0.67%でついに最高値1万ドル超えで終了、我がVGTは+1.49%と大きく上昇。さらに円高進行中でギリギリ107円。

ダウ下落と円高の要因はFOMCのパウエルさん。2022年末までほぼ今のゼロ金利で進めるとしたものの、やっぱりイールドカーブ・コントロールは議論の余地があるとか、積極的な話をしなかった為の模様。

うーん、パウエルさん、そこは前向きな事を言ってほしい。せめて現状は駄目でも「こういう対策を取るので大丈夫」だとか。

まあ、トランプさんで加熱させ、パウエルさんがその熱を冷まして調整するというはある意味良いコンビなのかな?

NASDAQ1万ドル超え、Microsoft、Applem最高値更新

しかし、そのような中でもハイテクは人気。Microsoft(MSFT)は+3.71%、Apple(AAPL)は+2.57%と両者ともコロナショック前から復活し最高値を記録。このおかげでVGTが大きく伸びました。また、ダウからハイテクにトレンドが変わってきたのでしょうかね。

というわけで、NASDAQがついに1万ドルを超えました。厳密には昨日に一瞬超えたのですが、今日は終値で達成してます。

今回のその記念記事です。ちなみにトップ画像は「推しが武道館いってくれたら死ぬ」のえりぴよさん。非常に面白い作品なのでオススメです。

ちなみに「ダウが3万いってくれたら死ぬ」というネタも考えていたのですが、やっぱりNASDAQの1万超えの方が先でしたのこちらを採用。

そもそもNASDAQってなんなのよ

まあ、ググってもらったほうが早いです・・・じゃあ終わってしまうので、ざっくり言えば、新興企業、特にハイテク系が多い株式市場です。GAFAM(Goolge、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)も全て上場しています。

その全体(3000社以上)の指数をNASDAQ総合指数と言いハイテク系企業の指標とされやすいです。基本的にNASDAQと言えばこのNASDAQ総合指数の事を指します。

一方、ダウは基本的にNYダウ工業株30種という米国を代表する30社の指数の事を指します。AppleやMicrosoftは居ますが、AmazonやGoogle等は居ません。

S&P500はニューヨーク証券取引所やNASDAQ等から代表的な500社をピックアップして算出された指数。

だいたい、ダウは米国を代表する大企業、NASDAQは新興企業やハイテク、S&P500はほぼ全体、と思ってもらってよいかと。

ダウ、NASDAQ、S&P500の推移

直近30年を見てみます。

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やはりNASDAQの強さが改めて解りますね。2000年にはITバブルがあるものの、リーマンショック後はダウ、S&P500を大きく突き放し、2014年にはITバブルの最高値を超えます。

こうやってバブル期の株価を超える事が出来るという事が未だにバブル期を超えられない日本と米国の大きな差なんでしょうね。ITバブルは残念でしたが、これにより怪しげなIT企業が淘汰され、より強固になったと言えます。

そしてトランプ政権が誕生した2017年以降は驚異的な伸びを見せ、今回のコロナショックでは唯一元値まで復活し、現在最高値を更新し続けています。

ここ最近はNASDAQよりダウの上昇が目立っていましたが、こうしてみるとダウはNASDAQに全く追いついていない事が解ります。そりゃあ、いつかはダウやS&P500がNASDAQを超える日が来るかもしれません。しかし、いつ来るか解らないその日を待ち続けるのなら、今伸びているNASDAQの乗っかれというのが私の流儀です。「割高だから今は買えない」なんて選択肢は有りません。

まあ、私の乗っかているのはNASDAQではなく、その中でさらにハイテクセクタに特化したVGTなんですけどね。だいたいNASDAQと似た動きですが、近年ではNASDAQも超えています。つまり、VGTが最強です。(これが言いたかった)

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そりゃさすがにどうかな、と思う人にはNASDAQ100(NASDAQの上位100社の指数)のQQQがオススメです。

おわりに

NASDAQは直近4年で2倍になっています。個別株ではなく、3000社以上の指数で2倍です。これがどれほどすごい事か。しかもその勢いが止まる様子が見えません。当面の懸念はトランプさんが大統領選で敗れるかもしれないという事だけでしょうか。

いったいNASDAQは何処まで上がり続けるのでしょう。米国の指数で見るなら、やはりNASDAQを基準に投資を行う事をオススメします。

 

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