キーボード選びは沼です。
はじめに
はやぶさ2のカプセルが無事回収されたのことで朝が機嫌が良い私です。
今回は久々に買い物記事となります。もちろん投資は関係有りません。
ThinkPadトラックポイント キーボード IIについて
久々に新作が出たLenovoのトラックポイント付きのキーボード(製品番号4Y40X49522)です。価格はクーポンを適応しても約12800円とかなり高価。
旧製品との最大の違いはBluetoothと専用USBレシーバの2つ無線方式で接続出来るようになっている事でしょうか。その他、充電がUSB Type-Cになったりしています。まあ、細かい仕様は公式ページでも見て下さい。
最大の特徴はもちろんトラックポイントが付いている事。トラックポイントマニアが外付けのキーボードを使うのなら、ほぼこれ一択になるでしょう。
ThinkPad X1 Carbonの記事でも書きましたが、トラックポイントは慣れるとホームポジションから一切手を離さずにマウス操作が可能になるので本当に楽です。私はその為だけに学生時代からThinkPadを使い続けています。
何故購入したのか?
私はノートPC ThinkaPad X1 Carbonを所持している上に、トラックポイント・キーボードの旧製品も所持しています。
そんな私が何故、本製品をわざわざ購入したのかと言うと、最近私はノートPCを閉じてデスクトップPCのようにして、モニタやキーボードを外付けしている事が多いからです。家で使うのならこっちの方が作業しやすい。
旧製品から買い替えたのはVisual Studio問題の解決を期待したからになります。詳細は後述。
ちなみに購入してからすでに半年が経過しており、写真だと既に使用感が強く出ている事をご了承下さい。
手持ちの旧製品やThinkPad X1 Carbonとの比較
旧製品との比較です。上が旧製品(製品番号03X8733)で下が本製品。遠目で見ると全く同じ。
使ってみてはっきり解るのはマウス用のボタンやセンターボタンが最近のThinkPad製品に合わせてフラットになっている事。最初は違和感がありましたがすぐに慣れます。むしろフラットの方が好み。最上段のF○○キーの列で4キー毎に隙間があるのも良いですね。
手持ちのThinkaPad X1 Carbon Gen8(2020)との比較です。サイズ感は同じですが、機構が違うのか打ち心地はThinkPadの方が若干良い。他にもキーボードを文字をLEDで光らせる機能や、FnキーとCtrlキーを交換する機能が無かったりと、どうしてもThinkPadから機能を落としている感がある。
Visual Studio問題は解決している
私は趣味でプログラミングする事も有り、Visual Studioという開発環境をよく使います。しかし、旧製品でVisual Studioを操作しようとすると何故かセンターボタンのスクロールが効かなくなるというバグがありました。
旧製品が発売されて何年も経過していますが、結局このバグが修正される事が有りませんでしたね。その為、私としてはメインでは使いようが無かった。偏見ですが、プログライマーのようなタイプの人がこういったキーボードを使うと思うのに。
しかし、本製品では新しいドライバがあるという事で、意を決して購入。確認したところ、無事Visual Studioも問題無く操作が出来ました。もし、この問題が解決していなかったら、速攻で売り飛ばしていたでしょう。
この問題の為に、トラックポイント・キーボードを使うのを断念していた人には朗報です。(まあ、これが当たりまえなのですが)
まとめ
デスクトップPC等でトラックポイントを使うのなら、現状ほぼ一択の製品です。しかし、はっきり言って不満は多い。
- 価格が1万円以上と高すぎる。
- その割にThinkPadのキーボードと比べると作りが劣る。
- FnキーとCtrlキーの交換が出来ない。
価格が高いのでトラックポイントを試しに使ってみたいという人に気軽にオススメは出来ない。興味があるのなら、実店舗のThinkPadで少しトラックポイントを触ってみて下さい。
トラックポイントマニアでも旧製品を持っていてVisual Studio問題に困っていなければ無理に買い換える必要も無いかと思います。
おわりに
本製品を半年間がっつり使ってきたのですが、実は現在、別のキーボードを物色中。それはこの製品に問題がある訳じゃなくて、私が定期的にキーボードを買い替えたくなる病気を持っているからです。
先日貰ったボーナスの株を買った余りで、またいくつかPC環境をアップデートする事を目論んでおり、土曜日は丸一日その検討に費やしていました。実際に購入したらまた感想記事を書いていきたいと思います。
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