ついに新年度になりました。現状の振り返りと今後について考えます。
はじめに
ここ最近、急激に仕事が忙しくなってきて昨日もブログの更新をサボってしまいました。仕事が落ち着くまでは更新が滞る日があるかもしれませんのでご了承下さい。
世界が大変な状況でも仕事がある事を喜ぶべきなのかもしれませんが、この状況が50歳、60歳、下手したらそれ以上続くのは正直嫌なので早期リタイアへの決意を深めてもいます。
ダウ469ドル上昇! ドラマティックな相場だった
昨日のダウは2.24%(469ドル)のプラス、VGTは1.96%のプラスでした。
結果からみればやや上昇といった感じですが、株価はプラスにマイナスに激しく動き回りました。
ダウ先物は日本時間の昼間では上昇傾向で進んでいました。しかし、米国市場が始まる直前で米国の新規失業保険申請件数が前回から2倍で過去最高の664.8万件と発表されると、一気に急降下します。
こりゃ今日も下げだ、二番底に向かうぞと思いきや実際に市場が開くと何故か株価は上昇。私はこの流れをリアルタイムで見ていて思わず笑ってしまいました。
これだけ米国がひどい状況にも関わらず株価が上がるこの状況、もはや呆れるを通り越して尊敬すら覚えます。
その後は徐々に下がっていくもののトランプさんが「ロシアとサウジアラビアが原油を減産する見込みだ」とツイートすると、再び上昇。結果プラスとなりました。(やってくれるぜ! トランプさん!)
いやはや、不謹慎かもしれませんがこういった株価の動きって見てる分には最高のエンターテインメントかもしれませんね。
私は資産がどんなに減ってもと株を売る気は無く完全に観戦モードに入っているのでこんな事を言っていられるのでしょうが。
個人的に気になる事
個人的に気になるのはやはり治療薬のアビガンの動向です。着々と治験が進んでいます。私は医療知識は皆無ですが各ニュースを見る限り日本のアビガンが現状は最も有効なように見えます。今後も期待したいです。
米高級食品店ディーン&デルーカが破産したようです。私はお店に行ったことはありませんが、何故かロゴが入ったトートバッグを持っています。使い勝手が良くて気にいっていたので、妙に親近感を持っていました。(行ったことにないのに)
まあ、元々危険な状況だったようで、コロナショックでトドメを刺された感じのようです。日本での展開は日本の別会社が行っているようでとりあえず影響は無いとの事。
中国の隠蔽に対して米国が本格的に動き出しているようです。中国の隠蔽なんていまさらと思うかもしれませんが、今までそれを「なあなあ」で済ませていた事のツケを今まさに世界全体で支払っている状況です。
SARS、鳥インフルエンザ、そして今回のコロナウイルスと中国は何度も隠蔽から世界へ感染の流れを繰り返しており自浄作用は期待できないでしょう。
もし、このウイルス騒動で中国にペナルティが無くむしろ利益を得るような事態になれば、また同じ事を繰り返すのは確実です。そしてそれは今よりもっと酷い状況を生み出す可能性は高いと思っています。
この動きにはぜひ日本も追従してほしいです。(せめて中国依存を減らしてほしい)
新年度になったので現状の確認
キリが良いので一旦現在の状況を再確認します。
まず私は総資産の99%を米国ハイテク株ETFのVGTに投資しています。そのおかげで2月までの好景気の影響を受けて私の総資産は最高6784万円まで到達する事が出来ました。(6666万超えの記事を書いたのが遠い過去のように感じます)
ここまでは良かったものの2月の後半からコロナショックにより、資産は一時、4669万円(マイナス2115万円)にまで大幅に減ります。
しかし米国の経済支援等の好要因により今週の時点で5170万円(マイナス1614万円)までなんとか戻っている状態です。
ただこれでもインデックス投資歴約10年(VGTだけなら約4年)の私の場合、トータルではまだプラスを維持しています。それどころか、資産的には2019年9月頃に戻っただけなんですよね。つまり私の資産はまだ1年前にすら巻き戻っていない事になります。こう考えるとまだまだ余裕があります。
正直、株を売る事も一瞬考えたが・・・
暴落の最初の2周間くらいはさすがに私も大きく狼狽しました。いつか暴落が来る事は覚悟していましたが、まさかこういった形で来るとは想定外でした。
一瞬売る事も考えましたが、私は結局は今まで通り人類の発展を信じてホールド維持を選択しました。私の方針は元々バイ&ホールドの長期投資で「自分の規律」を守った事になります。
「売っておけば良かったかな」と思う事は当然あります。しかしそれは結果論でしかありません。もし、規律を破って株を売却した瞬間に株価が復活したら私は一生後悔するでしょう。
その可能性が1%でもある限りはもし今後同じ状況が起きたとしても、やはり私は同じ選択をすると思います。
実際、今となっては売らなくて良かったと思っています。最初の暴落から2周間経過する頃には私の気持ちは大分落ち着いてきました。今現在、世界の動向を冷静に見ていられるのは「売らなかった」から、だと思います。
もし、売っていたら私は買い戻すタイミングを見極める為に必死になって毎日株価のチェックや分析を行っていたでしょう。しかし、そんなの答えが出るはずありません。
そして、精神的に大きく疲弊し日常生活もままならなくなった可能性があります。
それどころか買いのタイミングを間違え、さらにそこから狼狽売りを繰り返し結局損を大きくしていた可能性だってあります。
ホールドし続けて資産が減っていくのを見るのは憂鬱ですが耐えられないほどではありません。どうせ長期ならいつか復活するでしょうし。しかし「規律を破った上に損まで出す可能性」には私は耐えられそうにないんです。
売ることに悲観的すぎると思われるかもしれませんが、それが10年以上投資を続けた私の考えです。(ある意味売却恐怖症ですね)
これはあくまで私の場合の話です。皆さんは各個人で対応が異なるでしょう。
しかし、今後何十年と投資を続けていくつもりならこのような暴落は何度も遭う事になるでしょうから、今回のを機会に自分の暴落への対処法、特に精神的に最も負担の無い方法をしっかりと決めておいた方が良いですよ。
今後について
今の株価の動きは本当に底を超えたのか、それとも2番底に向かうのかの分水嶺ってところですかね。もちろんどちらに向かうのかなんて私には解りません。
よってホールド維持を継続です。余剰金が出たら即購入のルールも変わりません。
もう何年もそうして来ましたが今後も株価がどうなろうと自分の規律に従って行動を続けます。
ただ今回の暴落が自分の投資方針に何も影響が無いわけではありません。
私はリタイア後でも株に全力投資する事を考えていましたが現時点はやはり一部を債権に回すべきだと考えるようになっています。
リタイア後はリスク許容度が大きく下がります。もし、収入が無い状況でこんな事が起きたらさすがに耐えきれないかもしれません。
ただこれはリタイア後の話であって現時点は株に全力投資を継続します。あ、もちろんこんな状況だって早期リタイアは諦めていませんよ。
おわりに
1日休んだ分、記事の量が多くなってしまいました。出来る限り毎日更新していくので今後も宜しくお願い致します。