まさかこう来るとはね・・・
はじめに
昨日のダウは2.67%のマイナス、我がVGTはなんと4.11%のマイナスでした。
昨日は色々ドタバタしていてブログ更新を休みました。それがフラグとなったのかとんでも無い事が起きています。
逆オイルショック! で何故かハイテク株が売られてしまう
一昨日、原油価格が史上初マイナスとなるいわゆる逆オイルショックが発生、米国株は久しぶりに大きく下落する事になりました。
先週まではウイルス感染のピークが見えてきた等の要因でダウは割と良い調子でしたが、まさかこう来るとは想定外でしたね。
本記事を書いている現時点では原油価格は9.06ドルとプラスであるものの低水準に有ることは変わりないです。
しかし「原油価格マイナスってなんだよ!?」って感じですよね。私が子供の頃には石油はいずれ枯渇するとか言われていましたが、まさか採掘すればするほど赤字になる時代がやってくるとは驚きですよ。幸か不幸かまた経済史に残るような大事件に立ち会ってしまいました。
まあ、コロナショックで石油の需要が減って石油会社の株価が下がるのならまだ解ります。しかし、問題はこの逆オイルショックでハイテク株が大幅に値を下げた事です。
Microsoftは -4.14%、Appleは -3.09%、Googleは -3.97%、Amazonは -2.74%、Teslaは -7.99%、Intelは-4.77%、AMDは-7.11% とどれもかなり下がっています。
健闘しているのはNetflixの-0.84%ですかね。在宅効果で過去最高益の為です。
一方で石油関連のエクソンモービルは -0.53%、ロイヤル・ダッチ・シェルは -2.29% とハイテク株と比較すると軽傷です。「なんでだよ!」で文句も言いたくなります。
原油とハイテク、私が知る限りこの2つに直接関連は無いと思っています。
あえて理由を上げるのなら、今までハイテク株が好調過ぎたのでこのタイミングで利益確定が入ったということでしょうか。
今後の展望と方針
まあ、私としては結局いつもどおりホールド維持です。何も変わりません。原油が安値だからって買いに走ることもありません。「よく解らないものには投資しない」ってやつです。
ハイテク株は下がったものの、個人的には単なる調整だと思っています。NetFlixの例を見ればわかるように通信サービスやハイテクの需要が下がったわけでは有りません。
原油に関してはトランプさんも動いているようですし、各国もこのままで良いとは思っていないはずなので、なんらかの手が打たれると思います。
いずれハイテク株は元に戻るとは思いますが、今後もこのようにコロナショックで実体経済に影響が出てくる度に真っ先に利益確定で売られていく事は間違いなさそうなので、その度に悲観的にならないようにすべきですね。
おわりに
原油価格マイナスが衝撃的すぎて、なんかウイルス感染がどうでもよくなってきましたよ。(本当は全然よくないんですけど)
しかし、これも暴落が次のステージに進んだと受け取ります。こうやって問題が次々と出てきてそれを解決しつつ世界は前に進んでいくと信じたいです。