QQQが無双しています。
はじめに
昨日のダウは+1.44%と大きく上昇し26000ドル台に。しかし、我がVGTは-0.19%と微減でした。いつもVGTの優位性を訴えているだけに残念。まあ、こういう日もありますよ・・・
一方でQQQは+0.68%とダウには劣りますが健闘。ここ最近は特にQQQが強い。今回はそんな話です。
その話の前に上がった要因について。
レムデシビルの効果が良好、そしてファイザーのワクチンの年内承認申請と、治療薬とワクチンの良いニュースが相次いで報じられました。
個別で見るとJPモルガンが+5.47%、エクソンモービルが+3.12%、ボーイングが+2.98%と銀行、エネルギー、航空とダウ勢がやはり好調。
しかし、それよりぶっ飛んでいるのがTesla。Teslaは+10.78%と相変わらず異常な強さ。S&P500入りも噂されていますね。
私は株こそ買っていませんが、自動運転には非常に期待していますし、SpaceXでの宇宙進出も楽しみ。今、一番夢がある企業と言っても良いかもしれません。
今回VGTがいまいちだったのはMicrosoftが-0.30%と不調だったせい。まあ、今まで散々上がってきたので調整だと思いますが、他が調子良いだけに少し残念。
SBI証券 米ETF 売買代金ランキングでQQQが1位
最近何かと話題のQQQ。ついにSBI証券の米国株ETFの売買代金ランキング(6/29~7/3)で1位となりました。
しかし、SPXSとTECLが2位、3位となっているのが相変わらず酷い。ホント大丈夫か?
8位には話題の金、10位には中国が入っています。
よーし、じゃあVGTは何処かな・・・・と思ったらランキング外です。私は以前のQQQの紹介記事でQQQをVGTのライバルとしていると書きましたが、なんだか大きく差を付けられてしまった感じですね。
ちなみにVGTは保有残高ランキングの9位に居ます。QQQはともかくTECLにも負けているが悔しい。
なお、個別の売買代金ランキングでは話題のTeslaがトップ。ここでも目立っています。
QQQとVGTのリターン比較
QQQとVGTの株価の推移は以前にやったので、今回は年次リターンを見てみます。まずはQQQ。2005年からなのはVGTと合わせる為。
次はVGT。
これを見ると、2007年~2015年まではほぼQQQ、2016年~2019年はVGTが有利でした。
年 | QQQ | VGT |
2019 | 39.12% | 48.68% |
2018 | -0.14% | 2.52% |
2017 | 32.70% | 37.07% |
2016 | 7.01% | 13.73% |
2015 | 9.54% | 5.02% |
2014 | 19.12% | 18.01% |
2013 | 36.60% | 30.91% |
2012 | 18.09% | 14.05% |
2011 | 3.44% | 0.52% |
2010 | 19.89% | 12.74% |
2009 | 54.45% | 61.74% |
2008 | -41.68% | -42.83% |
2007 | 19.07% | 15.00% |
2006 | 7.02% | 8.95% |
2005 | 1.65% | 2.89% |
言うまでもなくVGTはMicrosoftとAppleに特化。一方でQQQは各比率は低いもののAmazonやGoogle、Facebookを保持。安定性ではQQQ、爆発力ではVGTと思っています。
ちなみに何気なく書いていますが、直近15年でマイナスだったのはVGTは1回だけ、QQQは2回だけって言うのが米国株の強さを示していますね。
それでも私はVGT
私がVGTを買い始めたのは約4年前。当時QQQとVGTで悩みましたが、大手のヴァンガード社である事と、ちょうどVGTがQQQを超え始めた当たりだったのでVGTに決めました。それにほら、VGTの方が名前が格好良いでしょ?
実際、2016年移行はVGTはQQQを大きく突き放し私の資産は大きく増加。この流れは少なくとも後数年は続くと思っていましたが、今年はコロナ禍でのAmazonの躍進もあり、QQQへの反転は早まるかもしれません。
ただ、VGTもQQQと比較して極端に悪いわけでも無いですし、またVGTが良い年もあるでしょうから、現状は乗り換えは考えていません。
(だって、今乗り換えると利益の税金が半端なく取られるし・・・)
しかし、これからハイテク株で投資を始めたいという人にはQQQをオススメしたいですね。
多くのブログで紹介され、SBI証券で1位を取るくらいだから、もう天井なんじゃないかと思われるかもしれませんが、何度か言っていますが「凡人は下手に逆張りなんかせずに、順張りしろ」というのが私の方針です。
もちろん、これからVGTの大反撃が始まる可能性だってあるので、そう考える方はVGTもオススメです。私としては同志が出来るみたいで嬉しいですし。
どちらにせよ、VGTやQQQといったハイテク株はコロナ禍や、5G、人工知能等の発展で今後もより伸びていくと私は思っています。
おわりに
勝手にライバル視していたQQQが好調なのは悔しくもあり嬉しくもある。とはいえVGTも十分な結果を出しており、今後に期待したいです。
今週も色々有りましたが、終わってみればプラスでした。総資産は7000万円を超えて、また目標額1億円に一歩近づいたと言えます。
それでは、皆さん今週もお疲れさまでした。良い週末を!
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