架空の猫の雑記帳

だらだらと趣味を楽しみつつ米国株で早期リタイアを目指すブログ

2022年から高校家庭科で資産形成や投資信託を追加

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「今日の授業は投資信託についてです」とかなるのかな。

はじめに

昨日のダウは+0.03%と微増、我がVGTは・・・なんと+2.63%です!

月曜からいきなり飛ばしてきますね。今日一日だけではなんとも言えませんが、やはり先週のハイテク株の売りは利益確定の調整だったのでしょう。

現段階でここまで上げるのは、これから始まる大型ハイテク銘柄の決算結果を期待してのものかと。ただ逆に言えば、アナリストの予想以上の結果でないと大きく下がる可能性もあるので注意。まあ、決算の結果自体が良ければすぐに戻るとは思っていますが。

個人的に気になるのは以下。

  • Microsoft : +4.30%
  • Apple : +2.11%
  • Amazon : +7.93%
  • Tesla : +9.47%
  • Moderna : -12.83%

7月22日の決算を前にしてMicrosoftとTeslaが上がっていますね。Amazonも相変わらず好調。ホント、何処まで上がるのか。

残念なのがモデルナ。ファイザーやアストラゼネカの臨床試験が良かった事から利益確定に入ったようです。モデルナは残念だけど色々な企業で良い結果が出てくるのは嬉しい事です。ただ銘柄として見ると新薬開発は本当に難しいのだろうなとは思います。

・・・しかし、VGTで+2.63%。散々記事で書きましたが、私の運用資金は約7000万円、VGTだけでも6800万円ほどです。つまりVGTが1%変動すると約68万円増減する事になります。

実際、昨日だけで私の総資産は180万円くらい増えました。だいぶ慣れてきたましたが、給料の4ヶ月分以上が1日で増減するのを見ると、色々思う事はありますね。

これは私が長い時間をかけてひたすら投資を続けてきた結果です。ただ、私は30歳から投資を始めましたが、もっと早く、20代のうちに、いやむしろ学生時代から始めていれば・・・と思う事もあります。学生時代の無駄なお金を投資に回していれば、と。

前置きがだいぶ長くなりましたが、それに関連した話題です。

2022年から高校家庭科で資産形成や投資信託を追加

高校の家庭科の授業で資産形成、投資信託、債券等の授業が追加されるとの事。

www.nikkei.com

これってけっこう前のニュースなのですが、何故か最近また盛り上がっているようなのでブログでも取り上げさせてもらいました。

私としては「まあ、良いんじゃないの」というのが率直な感想です。個人的には「税金」「確定申告」「年金」「保険」「決算の見方」とか徹底的に教えた方が良いかと思いますが。

家庭科、というか学校の教師にどこまで資産形成の事を教えられるのか等不安は有りますが、そもそも学校で教えられる事にはそこまで期待していません。私自身も家庭科の授業で何を勉強したのかのなんてさっぱり覚えていませんし。

重要なのは「きっかけ」かと、思います。自分の能力を鑑みて長期的な資産運用を興味を持つ事。友人や家族と気軽にお金について話をするようになる事。

「きっかけ」さえあれば後は自分で勉強していけるはずです。

www.kakuneko.com

学生こそ、投資やお金の大切さを学ぶべき

投資では「時間」は圧倒的な武器です。つまり、投資を始めるなら早ければ早いほど良い。

「お金や投資の事なんて学生の頃から考えるべきじゃない」という意見もあるでしょうが、私は学生こそ「投資」の勉強をすべきだと思っています。高校生なら自分でアルバイトしてお金を稼ぐ事も出来ますしね。投資の下地は出来ています。

別に私みたいに投資に全振りしろとは言いません。(というかそんな学生嫌かも)  学生が勉強やスポーツに励むべきというは私も同感です。ただ、そういう選択肢を知っておく事、そして少額でも早いうちから投資を経験しておく事も重要です。

長期投資をする事とは、10年、20年、もしくはそれ以上先の自分を想像する事に繋がります。進路を考えるきっかけにもなるでしょうね。

何度か本ブログで言っていますが、真の格差とは生まれや才能ではなく「リスクを恐れずに投資に踏み込む事が出来るか」で決まると思っています。つまり、それに気がつくのが早いほど有利。

まあ、世の中には藤井聡太さんみたいな才能溢れた超スーパー高校生も居ますけど、大半の人は凡人なはずですから。例えどんな進路に進もうがお金が重要な事である事には変わりないでしょう。

www.shogi.or.jp

若いうちから投資をするべきか否か? どうするにせよ、本人が納得して選んだ道なら問題ありません。ただ後悔はしてほしくない。だから情報は多い方が良い。その為にも授業に組み込んでいくのは良い方向かと。

で、ここまでが学生本人の話。これからは社会全体の話。

「お金について考える」という事は結局のところ最終的には経済、政治、世界情勢を考える事に行き着くと思っています。全ては繋がっています。

つまり、若者がお金の勉強をする事で政治について興味を持つようになり、結果的に世の中が良くなるのではないかという期待があります。淡い期待ですが、悪い事では無いでしょう。

しかし、投資信託の授業か・・・どんなものか私もちょっと受けてみたいですね。

おわりに

高校生って思っている以上に大人ですよね。お金や進路や自身の才能の有無、大人と同じような悩みを抱えています。

私が高校生に接する事は滅多にないのですが「学生だから」「子供だから」という理由で遠慮はせず、むしろ積極的にお金や投資の話をしたいくらいです。

だって、それが重要な事だと思っているから。

 

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