今年も宜しくお願い致します。
はじめに
という訳で2022年です。新年一発目は2021年の資産のまとめの記事となります。
2021年12月末の資産状況 (+577万円)
2021年全体の結果の前に、2021年12月末の資産状況について述べます。
種類 | 金額 | 前月比 |
【ETF】VGT | 1億0772万5533円 | +411万1212円 |
【ETF】VTI | 713万7619円 | +34万4199円 |
【投信】 iFree レバレッジ NASDAQ100 |
22万4141円 | +6万1973円 |
【iDeCo】 eMAXIS Slim 米国株式 |
470万4899円 | +21万1598円 |
現金 (円) | 650万9538円 | +104万1240円 |
合計 | 1億2630万1730円 | +577万0222円 |
12月は株価が大きく乱高下しましたが、結果的にはクリスマス前後のラリーのおかげで12月単体で見ると577万円のプラスでした。
なお、12月はレバNASのクレカ積立とiDeCo積立以外は株式の売買は行っていません。
2021年の資産まとめ (資産増加+4058万円、運用利益+3587万円)
さて2021年全体のまとめですが、結論から言うと去年1年間で私の資産は4058万円増加。過去最大の資産増加額となっています。
2021年開始時は8571万円だったので割合的には47.34%の増加ですね。つまり、去年1年で資産が約1.5倍にもなった・・・
なお、この資産増加には本職の収入も入っているので、純粋に株式だけの資産運用結果だけ見ると+3639万円 (+44.01%) です。
ちなみに私の去年の年収は約700万円だったので、年収の5倍以上の金額を投資で増やした事になります。
以下は2021年の資産推移です。これは綺麗な右肩上がり!
注目すべきはマイナスだったのが5月と9月だけだった、という事でしょう。
私のメイン投資先であるVGTの株価はかなり波があったのですが、為替は全体的に円安方向に動いていたので月単位でマイナスになる事はほぼ無かった。
2021年も色々ありましたが、結果だけ見ると非常に安定していたと言えます。
全く、毎年この調子なら問題なくFIREできるのですが。
次項から各銘柄の詳細となります。
VGT 米国情報技術セクタ (+3391万円)
私のポートフォリオの約85%を占めており、メインの投資先としているのがVGTです。
VGT自体の2021年のリターン(ドル建て)は+30.45%と非常に素晴らしいものでした。
私が去年に億り人になれたのはVGTのおかげといっても良いでしょう。
まったくセクタローテーションとは何だったのか。まあ、それでも2020年よりは悪くなったのですけどね。
なお、ライバルといえるQQQ(NASDAQ100)の2021年のリターンは+27.41%でしたので個人的には少し嬉しい。
私自身のVGTの2021年の運用結果は以下となります。なお、運用利益は(終了時評価額 + 売却額 + 分配金 - 開始時評価額 - 買付額) で全て計算しています。
- 2021年開始時評価額 : 82,627,087円
- 買付額 : 667,366円
- 売却額 : 8,998,848円
- 配当金 : 488,538円
- 2021年終了時評価額 : 107,725,533円
- 運用利益 : +33,918,466円 (+40.72%)
VGT自体のリターンが+30.45%なのに、運用利益が+40.13%になっている理由は前述のとおり為替です。
ドル円は2021年で103.12円から1115.06円と+11.58%も上がりました。VGT自体のリターンを円建てで計算すると+45.55%にもなります。
2021年は分散投資の為、VGTを一部売却して他の銘柄を買い込んだのですが結果論で言うと、VGTだけ持ち続けていた方が良かったという事になりますね。
致し方ありません。安心代だったという事で自分を納得させておきます。
VTI 米国市場全体 (+98万円)
2021年から買い始めて今でも保有し続けているVTIです。
資産1億を超えてVGT (情報技術セクタ)だけというのはちょっと偏り過ぎていると考え、セクタ分散の為に買い始めました。
VTI自体の2021年のリターン(ドル建て)は+25.68%とVGTには劣るものの十分素晴らしい。
しかし、ライバルといえるVOO (S&P500) は+28.79%なので若干リターンが劣っています。ここから2021年は小型株が弱かったと言えますね。
何にしても、指数とは思えない上昇率です。個別株をやっていて、これを超える成績を出せる人がどれだけ居るのやら・・・
私自身のVTIの運用結果は以下となります。
- 2021年開始時評価額 : 0円
- 買付額 : 6,173,786円
- 売却額 : 0円
- 配当金 : 24,405円
- 2021年終了時評価額 : 7,137,619円
- 運用利益 : +988,238円 (+16.00%)
iFreeレバレッジ NASDAQ100 (+2.4万円)
2021年からクレカ積立を始めたレバNASです。
レバNAS自体はNASDAQが好調な事もあり、2021年のリターンは+57.80%でした。レバNAS民、大勝利!
ただし、私自身は2021年の後半から少額で買い始めたので運用結果は以下となります。
- 2021年開始時評価額 : 0円
- 買付額 : 200,000円
- 売却額 : 0円
- 2021年終了時評価額 : 224,141円
- 運用利益 : +24,141円 (+12.07%)
iDeCo eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) (+140万円)
私自身のiDeCoのeMAXIS Slim 米国株式の運用結果は以下となります。
着実に積み立てた為ですが、リターンの割合で言えばVGT以上の運用結果となっていますね・・・
- 2021年開始時評価額 : 3,030,333円
- 買付額 : 273,948円
- 売却額 : 0円
- 2021年終了時評価額 : 4,704,899円
- 運用利益 : +1,400,618円 (+42.38%)
その他 細かい銘柄達
以下は2021年にお試しで購入したものの、すぐに売却してしまった銘柄達。
成績の良し悪しもありますが、基本的に売却した理由は保有銘柄を少なくシンプルにしたかったからというのが大きいです。
いくつかマイナスで売却した銘柄がありますが、実は私、株をマイナスで売却したのって投資歴10年以上で去年が初めてだったりします。
まずはVCR (一般消費財セクタ)。VCRも非常に良い成績だったので結果論で言えば持ち続けるべきでした。
- 買付額 : 1,983,031円
- 売却額 : 2,113,491円 (全て)
- 配当金 : 655円
- 運用利益 : +131,115円 (+6.61%)
VFH (金融セクタ)。こちらも順調。利上げにより、さらに伸びる可能性もあり、たまにまた買いたい気持ちになります。
- 買付額 : 846,846円
- 売却額 : 846,164円 (全て)
- 配当金 : 2,772円
- 運用利益 : 2090円 (0.24%)
QCLN (クリーエネルギー)。いわゆるバイデン銘柄だったのですが全く奮わず。すぐに売却して正解でした。
- 買付額 : 509.335円
- 売却額 : 538,821円 (全て)
- 運用利益 : + 29,846円 (-5.78%)
GXTG (マルチテーマ成長株)。ハイパーグロースの詰め合わせパック。購入当時はハイグロが流行っていたので衝動的に購入してみたのですが、どうにも肌に合わなかったのですぐに売却。
- 買付額 : 632,256円
- 売却額 : 532,490円 (全て)
- 運用利益 : - 99,766円 (-15.77%)
BND (債券)。株式のリスクヘッジとして購入するも、利上げもあるので、現金でいいじゃん、という事ですぐ売却。
- 買付額 : 503,700円
- 売却額 : 503,892円 (全て)
- 配当金 : 1,139円
- 運用利益 : 331円 (+0.06%)
GLDM (ゴールド)。債券と同様に株式のリスクヘッジとして購入するも、債券と同じ理由ですぐに売却。
- 買付額 : 484,041円
- 売却額 : 465,244円 (全て)
- 運用利益 : - 18,797円 (-3.88%)
三越伊勢丹。唯一保持していた日本株ですが、ついに売却。
なお、この銘柄だけは数年前に購入しています。2021年開始時評価額で見るとプラスですが、購入時の金額を考慮するとトータルではマイナスです。
- 2021年開始時評価額 : 61,000円
- 買付額 : 0円
- 売却額 : 77,530円 (全て)
- 運用利益 : +16,530円 (+27.09%)
2021年の感想
素晴らしいの一言につきます。
当初はハイテク銘柄からオルエコ銘柄へのセクターローテーションを心配していました。
しかし、VGTはS&P500を上回り十分すぎるほどの結果を収めました。その結果、私の資産は4000万円以上増加し、ついに億り人に到達。
しかし、一方で自分にとっての理想の分散投資に拘って、ガチャガチャと資産を移動させた挙げ句、無駄に税金や手数料を支払ってしまったという失態を犯しています。
去年一発目の記事で、2021年の抱負を「自身の投資方針を守る」と掲げていましたが、上手くいったとは言い難い。
損失額自体はたいしたものではありませんが、メンタル的にはかなりやられました。
まあ、終わってしまった事をくよくよ悩んでも仕方有りません。良い勉強になったと前向きに捉えましょう。
この反省を生かして今年はよりシンプルに、判断回数の少なく悩む余地の無い投資方針にするつもりです。具体的な内容は次回の記事で書きます。
おわりに
なにはともあれ、新しい年の始まりです。
コロナ有り、インフレ有り、利上げ有りで今年も米国株は激動の年になりそうですが、それに惑わされず、自身の投資方針を維持していきましょう。
というわけで皆様、今年も本ブログを宜しくお願い致します。
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