今年最後の投稿となります。
はじめに
いよいよ2021年も終わりですね。今日は実家に帰って甥っ子、姪っ子と遊んでいましたよ。
さて、今回は私自身の2021年の米国株投資について振り返ってみます。
米国株は右肩上がりで大幅上昇!
2021年は大晦日の現時点ではS&P500は+27%、NASDAQは+22%と去年ほどではありませんが、大きく上昇しました。
ちなみに2020年はS&P500は+16%、NASDAQは+43%でハイテク中心だったのと比べて2021年はオルエコがやや上回った年と言えます。(ハイテクも十分な結果ですが)
今年のチャートを見ると概ね綺麗な右肩上がりですね。
ついに資産1億円を超えて億り人に
2021年における私の最大のトピックは、資産が1億円を超えて「億り人」になった事ですね。
2021年の詳細なリターンについては年明けに別記事にまとめるつもりですが、ざっくり言うと資産8500万円で始まり、6月に1億円を超えて、現時点で1億2600万円となっています。
つまり、今年だけで約4100万円の資産増加です。年収の約5倍以上の金額・・・
もはや私にとってFIREは「可能か否か? 」ではなく「いつ実施するのか?」という段階となりました。
最適なポートフォリオに悩む
とまあ、資産額の増加だけ見れば良い事ばかりのような気がしますが、正直言いますと今年は憂鬱になる事が多かった。
その理由は、私の投資方針がぶれまくっていたからですね。
去年までの私はVGTに集中投資を行うというわかりやすい投資をしていました。
しかし、資産が1億円近くなってきた事もあり、今年から出口戦略として分散投資を考える事に。
久々に方針を変えるという事で当初は張り切っていたのですが・・・
1月にはVGTへの集中投資をやめて、分散投資への手始めとしてVCR(一般消費財セクタ)、QCLN(クリーンエネルギー)、BND(債券)、GLDM(ゴールド)を購入。
しかし、どうにもこれが気に入らず、2月には早くもQCLNを売却して、GXTG(マルチテーマ成長株ETF)を購入してしまいます。
さらに3月にはVFH(金融セクタ)を購入。確かに金融は今年大きく上昇したもののいきなり過ぎます。
この急激な売買に疲れて、ついに4月にはVCR、VFH、BND、GLDM、GXTGをすべて売却し、安寧を得るためにVTI(米国全体)を購入。
投資歴10年以上ですが、短期間でここまで売買を繰り返したのは初めてです。
私は本来、長期投資を良しとするとはずだったのに、分散投資の理想像が自分の中でいまいち定まらず、このような事態となってしまいました。
利益は出ていましたが、頻繁に投資の事を考えてしまうようになったのは私にとって大問題。
本来、資産を分散させると安心するものですが、私の場合は逆に不安になってしまうと改めて認識出来ました。
反省しています。慣れない事はするもんじゃないですね。
やっぱり私としては変に分散に拘らず銘柄数を絞ってシンプルかつ面倒くさくない投資方針にする事を重要視した方が良さそうだと確信しました。
(あくまで面倒くさがり屋の私の場合であって、本来はちゃんと分散を重視すべきかと思います)
来年の投資方針について
前述のとおり、もう少しシンプルにしたいと考えています。
来年、米国は利上げが予定されており、多くのアナリストはハイテク、グロース株にとっては厳しい年になると予想しています。
しかし、私はVGT(情報技術セクタ)をメインにする方針は変えないつもりです。
さすがにまたVGTの集中投資に戻すような事はしませんが、VGTをメインにしつつ、VTIも買っていくつもり。この2銘柄で十分。
来年、ハイテク株がどうなるか解らないけど、5年、10年先を考えれば、きっとオルエコよりも株価が上昇していると信じています。
もし、本当にハイテク株の調子が悪くなれば、バーゲンセールだと思って多めに買い増すくらいの考えています。
そのメンタルを維持する為にも私にとってはシンプルな (判断回数が少ない) ポートフォリオにしておきたい。
方針の詳細については年明けに別記事で書く予定。
また、資産1億を超えた事ですし、FIREについてもっと具体的な計画を考えていくつもりです。
おわりに
不安定な部分もありましたが、やはり億り人になれたのは大きい。
米国株のパフォーマンスも良く。トータルでみれば素晴らしい年でした。
恐らく、今年に米国株をやっていた人の多くはプラスだったと思います。
来年は今年ほど良い年では無いかもしれませんが、ブレずに自分のやり方を貫いていきたい。
それでは皆さん、今年一年お疲れさまでした。来年もまた宜しくお願い致します。
良いお年を!
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