クリスマスプレゼントだろぉ!
はじめに
久しぶりの更新です。
12月は師走と言いますが、私もドタバタと忙しくしており、更新が滞ってしまいました。
ようやく少し時間が取れたところに嬉しいニュースが舞い込んできたので記事します。
S&P500最高値更新!
12月23日、S&P500は3日連続で高騰し、クリスマス直前に最高値を更新する事が出来ました。
オミクロンやらインフレやら利上げやらで「年末ラリーなんて来ないんだよ!」と思っていただけに非常に嬉しいニュースです。
なお、NASDAQや私の保有するVGT(情報技術セクタ)は最高値更新とまで行っていませんが、最高値付近には届いています。
それに加えて円安でドル円が114円台まで戻った事もあり、私の総資産も現時点で1億2500万円以上と最高値を更新しました。
12月は2021年で最も不安定な月だった
今月はまだ終わっていませんが、体感的にかなり値動きが激しく感じましたね。
それを数値で確認する為に、今年の1日の値動きの平均と標準偏差を月ごとにまとめてみました。
月 | 平均[%] | 標準偏差[%] |
1月 | -0.05 | 1.07 (No.2) |
2月 | +0.14 | 0.90 |
3月 | +0.19 | 1.04 (No.3) |
4月 | +0.25 | 0.68 |
5月 | +0.03 | 0.89 |
6月 | +0.10 | 0.53 |
7月 | +0.11 | 0.74 |
8月 | +0.13 | 0.52 |
9月 | -0.23 | 0.80 |
10月 | +0.32 | 0.68 |
11月 | -0.04 | 0.81 |
12月 | +0.21 | 1.18 (No.1) |
見ての通り、12月が最も標準偏差が大きい。値動きが1σ(約68%)の範囲で-0.97%~1.39%となっている。
つまり、プラスにもマイナスにも最も値動きの激しい月だったと言えます。
以下の年初来のチャートで見ても11月末の下落から大きく上がって、下がってまた上がってと、12月だけ特に忙しい。
ちなみにQQQ (NASDAQ100) は12月は平均値0.06%に標準偏差+1.64%、つまり1σで-1.58%~+1.70%。
VGT (情報技術セクタ) は12月は平均値0.13%に標準偏差+1.90%、つまり1σで-1.77%~2.03%と酷い事になっています。
いや、ほんと指数でこれは頭おかしくなりますよ。
今後どうなるか解らないけど、この劇的な上昇を素直に喜ぶべし!
このようにS&P500は激しい値動きにさらされつつも最高値更新を成し遂げた訳ですが、じゃあこれで上昇トレンドに切り替わったのかと問われれば、そんな事は無いでしょう。
来週にはまた大きく下落したって全く不思議じゃありません。
結局のところ、直近の株価がどうなるかなんて誰にも(アナリストだろうが、有名Youtuberだろうが、プロのファンドマネージャだろうが) はっきりした事は言えないよってのが私の投資への考え方の根本にあります。
だからこそ、どちらに転んでも普段の生活に支障が無いようにリスク許容度以下の範囲で投資を行う必要があるわけですね。
そして、私は「楽しんで」投資を行う事が、投資を長く続けて最終的に利益を出すコツだと思っています。
例えば、株価が上がれば資産が増えた事に素直に喜び、株価が下がれば株が安く買える事に喜ぶといったように、常に投資を楽しんで前向きな状況に持っていける事が理想。
特に今回のような、「悲観的な状況の中、クリスマス直前でのぶち上げ!」といった奇跡的な展開は大いに楽しむべきかと。
前回の記事でも書きましたが、規律を守って長期投資を行っている人は日々の株価の動きをエンターテイメントとしても楽しむ事が出来ますよってやつです。
まあ、そこまでの境地に至る事は簡単には出来ません。
偉そうに言っている私自身もたまに我を忘れて狼狽してしまう事があります。
日々の値動きに狼狽せず、むしろそれを楽しむくらいの気持ちで長く投資を続ける為にはいったい何をすべきか? 投資に対してどのように向き合っていくべきか?
実のところ、それが本ブログのテーマの一つだったりします。
まだまだ修行中の身ですが、本ブログが少しでも皆さんのお役に立つことが出来れば幸いです。
おわりに
41歳の独身一人暮らしには普通サンタはやってきません。
いつもと変わらない一日となるはずでしたが、投資バカの私としては少し幸せな気分になる事が出来ました。
ちょっとしたクリスマスプレゼントだと思っておきましょう。
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