困った時のバフェットさんネタです。
はじめに
昨日のダウは0.98%マイナスです。我がVGTも2.12%マイナスでした。けっこうなマイナスですが、もはやこれくらいだと驚かなくなっている自分が居ます。
下がった理由はやはり新型コロナウイルスの拡大となります。G20が声明を出したり、米国の雇用統計の結果が良かったりしたものの株価を上げる効果は無かったようです。
しかし、謎なのは日本時間5時頃からの上昇です。ダウも一時期は3.2%ほどマイナスだったのですが、このラスト1時間で一気に上昇し0.98%マイナスまで上がりました。ちょっと調べてみたのですがこの理由はよく解りません。
今週も激動の一週間でした。相変わらず世界は総悲観であるものの、ただ下がるだけの先週と異なり、今週は各国が徐々に対策方針を打ち出してきたために大きく上がったり下がったりを繰り返す動きとなりました。
ウイルスはまだ拡大傾向にあり来週も基本的には下がると思われますが、今週と同様ただ下がるのではなく波乱に満ちた展開になりそうな気がしています。
こういう時こそ、芯の通った投資方針が重要になります。今回はそんな投資方針を持った最強の投資家であるバフェットさんのお話です。
バークシャー・ハサウェイ、デルタ航空株買い増し
バフェットさんの投資会社バークシャー・ハサウェイが先週デルタ航空株(DAL)を買い増ししています。
先週の時点でデルタ航空株は約20%も下落しており、お買い得だと判断したのでしょう。ちなみにデルタ航空は現時点は先週末が底値で昨日1.96%プラスでした。
暴落時はバーゲンセールで株の買い時とは良く言いますが、それを実践するは非常に困難です。しかしそこはバフェットさん、有言実行で見事に買い増ししています。
私も今月の給料が入ったらVGTを買い増しするつもりです。
バフェットさんからの手紙
バークシャー・ハサウェイの株主はバフェットさんからのお手紙を貰う事が出来ます。
先月配られたその手紙の中ではバフェットさんは債券等より株式を勧めており、たとえ50%以上の規模の下落が生じても長期的には株式市場の方がはるかに良い選択肢になると述べています。
バフェットさんが絶対とは言いませんが、そこらのアナリストより遥かに信頼出来るのは間違い無いでしょう。
実際に自分の投資方針を有言実行し見事に億万長者になったのですから。さらに言えばそれを今現在も維持し続けているのもすごいです。大抵の人は「一発屋」つまり運が良かっただけという結論で終わりますからね。
状況に応じてコロコロ意見を変える事なく何十年も一貫した投資方針を持ち続けている事も信頼できる要因です。
世の中には色々な事を言う人が居ますが、まずその人自身が実践し成功していない限りは説得力はかなり低いと言えます。
誰かの言葉を参考にする場合はまず「実績」を確認すべきです。そう考えるとマスコミお抱えのアナリストや、ネットの書き込みに心を動かされる事は少なくなりますよ。
おわりに
投資方針は自分自身で決めるべきものですが、自分の頭の中だけで投資方針を組み立てるのは困難です。最終的に判断するのは自分だとしても、やはり誰かの言葉を参考にする事は多いでしょう。
そうなると、では誰の言葉を参考にするのか? という判断基準も非常に重要になります。
私もバフェットさんには遥かに及びませんが、皆さんの参考になれるような投資家を目指していきたいものです。
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