実はダウ爆上げよりも宇宙船打ち上げを気にしています。
はじめに
昨日のダウは+2.21%、NASDAQは+0.77%、我がVGTは+0.56%でした。いやー、すごい値動きの日でしたね。VGTやNASDQがまさかプラスに転じるとは。
波乱の値動き
昨日のVGTは市場が開いた直後に大きく下げて一時は-2%以上も下落。しかし、米国時間11時頃から反発し、その後は右肩上がりでなんとかプラスに転じる事が出来ました。
私は-2%の段階で「こりゃ駄目かな」と憂鬱なまま眠りについたのですが、朝起きて株価を見たらプラ転していて「USA! USA!」と一人喝采していましたよ。
ホント、株って面白いですよね。
祭りに乗り遅れたNASDAQ、ハイテク
今週に入ってダウが+4.4%と暴騰しています。約2ヶ月半ぶりに2.5万ドル代まで復活しました。日経も先駆けて大きく上昇しており、まさにお祭り騒ぎです。
その理由は、やはり世界各国で経済再開の動きが活発になっている為ですね。ワクチンや治療薬の開発が進められている事も要因です。
特に金融や航空等、今までコロナショックで低迷気味だった銘柄が大きく伸びています。個別で見ると昨日だけでもゴールドマン・サックス(GS)は+6.94%、JPモルガン(JPM)は+5.79%、ボーイング(BA)は+3.31%、デルタ航空(DLA)は+25.70%(!?)です。
しかし、そのお祭り騒ぎにいまいち乗り切れなかったのがNASDAQ、ハイテクです。NASDAQは今週に入って+0.9%、合わせてVGTも+0.6%と奮っていません。個別だとGAFAMは全て+0.5%未満、特にFacebook(FB)やAmazon(AMZN)はマイナスです。
この理由は利益確定売りが入ったからですね。元々NASDAQ、ハイテクは大きく上昇していたので、このタイミングで利益確定となり、出遅れ気味になっていた他のセクタに資金がスイッチした形になっています。
じゃあ、もうハイテクは終わりでこれからは金融や航空の時代なのでしょうか? 私はそうは思いません。先述のようにこれは利益確定の調整だと思っています。
いつかは本当のトレンド変換がやってくるのかもしれませんが、長期投資の私としてはたった数日の値動きではなく、年単位で見て判断するつもりです。つまり、年間で見てVGTがVOO(S&P500)や他セクタETFよりも成績が悪かったら乗り換え検討するかもってレベルです。
このまま、経済再開が成功して巣ごもり需要が減ることになれば今までのようには行かないでしょうが、ハイテクに伸びしろがある事そのものは変わり無く、従来同様に長期的にみれば最も伸びるのはハイテクだと思っています。ダウと一緒に祭りを楽しめていないのは残念ですが、きっとまたNASDAQやハイテクが輝く日が来るはずです。
よってVGT極振りの方針は継続、私の投資方針は変更はありません。
スペースX宇宙船打ち上げ延期
ダウはお祭り騒ぎですが、実のところ私の興味はスペースXによるカプセル型宇宙船「クルードラゴン」の2011年以来の有人宇宙飛行にありました。やはり宇宙はロマンですよ。
今日は早起きして打ち上げを今か今かと待っていましたが、発射直前に天候不良で打ち上げ延期になってしまいました。残念!
まあ、宇宙船の打ち上げに延期はつきもの。気長に待つつもりです。なお、次の打ち上げ予定は5月31日午前4時22分との事。むしろ休日の方がサラリーマンの私には有り難いですね。期待しています。
おわりに
初夏のダウ爆上げ祭りにハイテクがいまいち乗り切れなかったのは残念ですが、昨日の午後は大きく伸びたのでその勢いで今後に期待です。週末の宇宙船打ち上げも楽しみにしています。
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