本当に突然でした。
はじめに
タイトルの通りですが父が亡くなりました。今回はその事に関するお話です。
父について
父は元々体を患っており病院に入退院を繰り返す状態でしたが、それでも亡くなる前日まで普通に出歩くぐらいは元気だったようです。私も最後に会った時は割と元気そうに見えたので連絡を受けてびっくりしました。
ただ、体が弱っていたのは確かですし、本人も病院で寝たきりの生活になる事を嫌がっていたので、そういった状態にならずに逝けたのは本人にとっても周囲にとって結果的に良かったのかもしれません。(ほとんど眠るような形で苦しむ事も無かったようです)
現金が必要になったので株を売却する
さて、父が亡くなったのは悲しい事ですがそれをブログでつらつらと書きたい訳じゃありません。本ブログは投資、お金の事をメインにしているのでその話をします。「こんな時にお金の話か!」と思われるかもしれませんが、やっぱり大切な事ですからね。
人が亡くなると葬儀等で何かとお金が入用になります。以下のサイトでは葬儀の平均費用は195万円らしいです。
コロナ禍でもあるので大きな葬儀は開かず、上記の金額よりは大分少なく済みましたがそれでもけっこうなお金がかかりました。
特に残った家族内では私が一番お金を持っているようなので負担額も多くなっています。しかし、私は約2ヶ月分の生活できる程度の生活防衛資金しか持たない主義だったので、保有銘柄を売却する事が必要に。
という訳でNISA枠(売却益に税金がかからないので)のVGTを一部売却します。本当は金曜日から売却するつもりだったのですが、ドタバタしており忘れていました。明日月曜から少しずつ始めるつもり。
残念な事に現在VGTは最高値から9%も下落している状況ですが、致し方ありません。それでもせいぜい約二ヶ月前に巻き戻っている程度の状況なので十分でしょう。
よくよく考えると投資を始めて10年以上経過しますが、「お金が必要だから売却する」というのは初めてです。それだけ出費を押さえた生活をして来ました。そういう状況はリタイア後だけかと思っていましたよ。父が亡くなるのなんてずっと先の事だと思っていましたし。
投資をしていて良かった
とはいえ、必要な金額は私の現在の総資産9000万円弱から見ればほんの一部です。リタイア時期にも大きな影響は与えないでしょう。こういう風に考えるとやっぱり投資をしていて良かったと思います。もしお金に不安のある生活をしていたら、より憂鬱になっていたでしょうから。
ちなみに父の遺産もある程度は入る予定ですが、あまり期待はしていません。さほどお金を持っているようには見えなかったし。現在、残った家族でその辺りをまとめています。(父がちゃんとした記録を残していなかったようなので苦労しています・・・)
極端な事を言えば最悪、遺産や年金など無くても一切困らないように私は資産運用の計画を立ててきました。こういう時にがっつく必要が無いのも長い時間をかけて自分で資産を増やしてきたらですね。
本ブログで何度か述べていますが、お金で幸せを買う事は出来ないけど、幸せ、少なくとも不幸にならない為の土台を作る事が出来るってやつです。おかげで余計な心配をする事なく、ある程度の余裕を持つ事が出来ていると思います。
人間いつ死ぬか分からないが・・・
父の死で私も人生のリタイアについて少し考えます。
私は今のところ結婚するつもりもありませんし当然子供も居ないので死ぬ間際にお金を使い切るのが理想です。しかし、何時死ぬかなんて解らないし、お金が無い老後なんて大変でしょうから、私はやっぱり生涯資産運用を続けるでしょう。
寂しい老後になるでしょうが、後悔はしていません。独り身である事のメリットを生かして好きなように生きるつもりです。
早期リタイア(FIRE)は正にそれですね。不安もありますけど一度切りの人生ですし、後悔しないように生きていきたいと改めて感じています。
おわりに
本当はもっと色々書きたい事があったのですが、つい先程実家から帰ってきたばかりでヘトヘトに疲れているのでこのぐらいにしておきます。
また、当面は頻繁に実家に帰ったりと忙しくなるのでブログの更新頻度がさらに落ちる可能性がありますのでご了承下さい。
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