90歳でもなお現役。その姿勢は見習いたいものです。
はじめに
昨日のダウは-0.78%、我がVGTは+0.31%。まあまあの結果です。
株式分割によりAppleが+3.39%、Teslaは+12.57%と大きく上昇。Teslaはこの1年で10倍とまさにテンバガーとなりました。しかも、まだまだ上がると思っています。
私はETF派ですけど、これを見ているとホントにAppleとTeslaだけ買っていればいいんじゃないかと思ってしまいますね。
一方でTikTok買収に中国政府が絡んできて、Microsoftは-1.48%と大きく下落。個人的にはTikTokというか中国に関わるのは地雷としか思えません。中国企業を手懐ける事なんて出来るのでしょうか。
仮に買収出来たとしても、また中国に個人データを送信、中国に不利な投稿を削除したなんて事が起きたら一気に信頼を落とすでしょうし、実際その可能性は有り得ると考えています。
さて、今回はまたバフェットさんネタです。驚きのニュースが飛び込んで来ました。
バフェットさん、日本商社株を買う
なんとバフェットさんが日本の商社株を買っていました。
買ったのは5大商社と言われる、伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商事。別に昨日購入した訳ではなく1年かけて購入したとの事。バフェットさんが日本株を買うのは初めてみたいです。
昨日は総理大臣に菅さんが立候補した安心感から日経平均も大きく上昇しましたが、この5大商社はバフェットさんが購入した事によりさらに上昇した模様です。
しかし、菅さんが立候補してくれてとりあえず一安心。それにしてもマスコミの執拗な石破さん推しは何なのでしょう。まあ、石破さんなら人望が無く、親中、親韓で旧民主党と同様に中国や韓国にとって都合に良い人物だと期待しての事なんでしょうけど。ちなみにそのマスコミは同様の理由で米国ではバイデンさんを推しています。
話を戻します。とにかくバフェットさんの日本株購入には私としてもびっくり仰天。ここで日本株に来るかって感じです。
残念ながら日本株はあまり長期投資に向いているとは言えません。未だに日経平均がバブルの最高値を超えていない為です。それに米国と違って少子高齢化と人口減少であまり先行きが良いとは言えないでしょう。
私も日本株は優待目的の三越伊勢丹だけ保有しています。しかし、株価自体はアベノミクス以降右肩上がりになっていますし、米国株と比べれば割安として見られている事も有り、お買い得なのかもしれません。
さて、今回バフェットさんが買ったこの5大商社ですが、そもそも商社って何をやっているか私はよく解っていません。名前はよく聞くのですけどね。
ちょっと調べると、商社は言葉どおり「商いを行う会社」で、色々な事業に投資したり、企業間の仲介役になったり、自身で事業を運営したりと、まあとにかく色々やっている企業で、海外でもあまり無い企業形態みたいです。
5大商社の直近10年の株価の推移を見てみます。
伊藤忠商事。(配当は3.12%)
丸紅。(配当は5.47%)
三菱商事。(配当は5.25%)
三井物産。(配当は4.17%)
住友商事。(配当は5.82%)
うーん、この中で私が買うとしたら、伊藤忠商事ですかね。ここは人工衛星など宇宙事業にも出資したり、他と比べても先進的だと思っていますし、実際に株価の上がりも良いです。
それにバフェットさんの言う通り、どれも海外企業との繋がりも大きく、例え日本が厳しい時でもうまく切り抜けられるのかもしれません。特にコロナが収束すれば大きく上がる余地はあると思います。
なお、どれも配当は3%~5%であり、配当目的で持つのも有りかと。
今回の日本商社株の購入は長期保有するつもりであると発表されており、個人的にはバフェットさんが日本株に将来性を見出してくれたのはかなり嬉しく思っています。
安易にバフェットさんの真似をするのはオススメしません
私が株を買う時は直近数年~10年間ぐらいの推移を見て上がり調子である事を重視しています。つまり、長期的な順張りです。
わざわざ割安な株の将来性を見込んで買うような事はしません。その銘柄がいつ上昇するかなんて私には解らないからです。プロにだって難しいのに私に解る訳が無い。だから単純に上げ調子の株を買う。
つまり、細かい銘柄分析なんて最初から放棄しています。最大限の利益は得られませんが、それなりの利益は得る事は出来ています。
しかし、バフェットさんなら、その銘柄の将来性を徹底的に分析出来るでしょう。だから割安株から最大限の利益を目指す事も出来る。
では今回の商社株は我々素人が買っても大丈夫なのでしょうか。それも結局は解りません。
バフェットさんだって今まで何度も失敗してきましたし(それでも長期に渡ってトータルでは大きくプラスだからこそ投資の神様と呼ばれるのですが)、リスクヘッジとして日本株を取り入れただけかもしれませんし、将来の円高を期待したのかもしれません。
結局、投資方針は人それぞれ自分自身で考える事です。本人の生活環境、好み、資産、目標額、保有年数によって最適な銘柄は全く変わってきます。誰かが買ったら買うという理由だと長続き出来ないでしょう。
商社株を買う事を止めはしませんが、しっかりと自分で調べ、そして自分だけの理由を見つけるべきです。
私にとってバフェットさんは最も尊敬する投資家で、彼の投資方針そのものには大きく影響を受けています。しかし尊敬しているからこそ、彼と同じ銘柄を買おうとは思った事はありません。
バフェットさんも人任せで銘柄を選ぶ事を好まないでしょう。
バフェットさん 90歳の誕生日おめでとう!
そんなバフェットさんですが、8月30日に90歳となりました。おめでとうございます!
仲が良いと言われるビル・ゲイツさんがYoutubeにお祝いのケーキを作る動画を上げていて笑っちゃいました。
なんちゅうケーキだと驚きましたが、バフェットさんはオレオのクッキーが大好物らしいのですよね。しかも毎日コーラを数本飲んでいるほどの甘党だとか。
90歳でもなお現役で新しい分野に投資する姿、ただただ凄いとしか言えません。本当に投資が好きなんでしょう。出来ればいつまでも元気に続けていって欲しいと願っています。
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