HEROはあなたを救うかもしれない。
はじめに
昨日のダウは-0.48%、我がVGTは-0.27%と微減。VGTは4日ぶりの下落。大統領選討論会を前に様子見といったところなんでしょうかね。
大統領選は現在バイデンさんが有利と見られており、バイデンさんが推奨するクリーンエネルギーに注目が集まっているらしいです。
例えば昨日ではエンフェーズ・エナジー(ソーラーパネルの部品開発)は+3.40%、ソーラーエッジ・テクノロジーズ(太陽光発電システムソリューション販売)は+6.05%等。
一方で今まで市場を牽引していたハイテク大企業は勢いを失う可能性が高い。別にいきなり株価が大きく下落という事は無いでしょうが、長期で見れば少なくともトランプ政権下の時ほどの勢いは無くなると見込んでいます。
現在VGTメインの私もひょっとしたら徐々にポートフォリオを見直していくかもしれません。ああ、もちろんこれはバイデンさんが当選したら、の話ですよ。
さて、私なりにもしバイデン政権になっても上がっていきそうな銘柄を一つ推してみようと思います。それがゲームETFのHEROです。
HEROについて
HEROはゲーム関連銘柄を集めたETFです。2019年10月に作られた、若いETFとなります。
保有銘柄は以下。ゲーム好きならお馴染みの企業が並びますが、任天堂、カプコンあたりは普通の人でも聞いたことはあるでしょう。
国別の情報について。米国がトップですが、日本も2位と健闘。3位には中国が入っています。実は彼の国でもゲーム事業への進出は非常に盛んです。
経費率は0.50%とやや高め。配当利回りは0.05%(ブルームバーグより)で配当目的ならオススメしません。
驚異の成長力
私がHEROを推す理由はその成長力です。年初来で見るとHEROは+65%、これはVGTやQQQと比較しても2倍以上、S&P500と比較すると20倍程度。
コロナショック時も他と比較して下落幅は低く、9月の下落でもすでに半値を戻しています。
元々、成長が期待されていた分野ですが、コロナショックで一気にブーストがかかったと思われます。例えワクチンが開発されたとしても、すぐにコロナウイルスが無くなるわけではないでしょうし、年末はPS5やXBOXSXも登場。先日はAmazonもゲーム事業の進出を発表しました。これでGAFAM全てが何らかの形でゲーム事業に関わる事になります。
以前にも記事にしましたが、ゲームの市場規模やもはや映画や音楽の市場規模を遥かに超えて成長を続けており、今後も十分期待できる分野だと思っています。
私の場合
現在、私はHEROは保有していません。一時期は本気で買おうとかなり悩んだのですが、以下の理由で取りやめています。
一つ目の理由は私がシンプルなポートフォリオが好きだから。現在、私のポートフォリオの95%がVGTです。これをあまり崩したくなかった。
二つ目の理由はまだ生まれてから1年も経過しておらず、長期投資を是とする私としてはもう少し様子を見たかったから。
つまり、上記を「しょうもない理由」と考えている方ならオススメしない理由はありませんね。
私は毎年、年末に自分のポートフォリオの見直しをしています。私もゲームは大好きですし、ひょっとしたらHEROを採用するかもしれません。特に冒頭の説明のように、もしバイデンさんが当選していたら、投資先をハイテク一択ではなく分散投資しようと思っているのでHEROを採用する確率はかなり高まるでしょう。
全然関係無い話ですが、この記事ははじめ私の好きなアニメ「ヒーローマン」の画像を入れようとしていたのですが、恐らく知名度が低すぎると考えて「僕らのヒーローアカデミア」にしようかと考えなおしたものの、結局はこっ恥ずかしくなって無難に上記の画像にしました。本記事では画像選びに一番時間がかかっています。
【2020.10.10追記】やっぱり画像をヒーローアカデミアに変更しました。
おわりに
如何でしょうか。決してネタETFという訳でなく、実際のところ、かなり将来有望なETFです。この記事を書きながら、やっぱり買っておけば良かったかなーと少し後悔していますよ。
さて、いよいよ本日の午前中には討論会です。私としてはトランプさんに大統領を続けて欲しいと思っているのですが、どうなるかはなんとも言えません。何にせよどちらに転んでも良いようにプランを考えておく事をオススメします。
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