架空の猫の雑記帳

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最後の大統領選討論会を見て投資方針を考える

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これで最後。後は結果を待つのみか。

はじめに

私事ですが、久しぶりに母が遊びに来たので少し遠出をしました。母のリクエストで出かけたのは益子焼で有名な栃木県の益子町。益子焼の販売店や美術館を見て回りました。

びっくりしたのが、このコロナ禍でもとても人が多かった事。特に家族連れが多く、子供が楽しめているかちょっと疑問でしたが、盛況なのは良い事かと。私は以下の向山文也さんという方が製作したマグカップを購入。けっこうお気に入りでさっそく日常使いしています。

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さて、今回は先日行われた最後の大統領選討論会についてです。

毎度の事ですが私はバイデンさんよりトランプさんの方がマシという考えを持っている事、そして討論会そのものの解説ではなく、それに対して私が投資方針をどう考えているかの記事である事をご了承下さい。

また、まずは本記事やメディアのまとめ等ではなく討論会のノーカット版を見て欲しいです。

最後の大統領選討論会について

今回はトランプさんも落ち着いていて前回よりも大分マシな討論会でした。(私は前回のようなカオスな方が好きなんですけど)

あくまで私の個人的な感想ですが結論から言えば討論会はトランプさんの勝利です。トランプさんは数値や具体的な事柄を出しながら喋りましたが、バイデンさんは曖昧な理想論ばかり。後はトランプさんを批判するだけ。バイデンさん、多分ボケてはいないようですがやっぱり何も喋らない方が良いですね。

しかし、それでもCNN等では討論会の勝者はバイデンさんとの事で、相変わらず私の感覚とズレが大きい。

まあ、はっきり言って今回の選挙はトランプさん VS メディアとそのスポンサー達って感じです。バイデンさんの選挙資金はトランプさんの数倍とも言われています。 

逆に言えば、それだけやらないとバイデンさんはトランプさんに対抗出来ないという事なんでしょうが。

私は政治家なんてメディアと敵対するぐらいでちょうど良いと思っているので、そういう意味でもバイデンさんはやっぱり無しです。一応前回の大統領選でもトランプさんは少ない選挙資金で勝っていますがはたして。

さて、前回もそうでしたが、私にとって重要な事はバイデンさんが具体的な事を言うかどうかなのですが、今回のバイデンさんの発言も本気か? と思える内容。

  • 米国の最低賃金は一律15ドルに
  • 石油産業廃止
  • 1100万人以上の不法移民に対して市民権を即時与える

特に石油産業については、さすがに討論会後に「いや、あれは意味が違うんだ」とフォローが入った模様。バイデン陣営には相変わらずモヤモヤ感しか無い、というのが私の印象です。

バイデン大統領ならリスクを下げる方向に

投資方針については結局今まで考えていた事からなんら変わりません。最後までバイデンさんに対する印象は変わらずでした。

私は現在ポートフォリオの95%をVGT(米国ハイテク)が占めていますが、トランプ大統領ならそのままで、バイデン大統領ならば徐々にですが現金(債券)比率を上げてリスクを下げるつもりです。(20%~30%ぐらいを考えています)   ハイテク一辺倒だった株式も分散させていくでしょう。

その理由は私がバイデンさんに対して不安しか無いからです。

結局、全てはトランプさんが討論会で言った「あなたは理想論ばかり言うけど、47年政治家をやり、8年も副大統領をやったのに、何故今言っているような事をやってこなかったのか?」に集約されます。

バイデンさんは「とりあえず大統領になりたい」というのはよく解りましたが、曖昧なことばかりで具体的に何をいつやるのか、本当に実現可能なのか疑問が多い。現在判っている政策だけでも経済が良くなるとは私には思えません。しかし、今までの47年間と同様に口先だけで結局何もしないかもしれない。(むしろ、市場はそれを歓迎するかも)

トランプさんが公約を守る為にガンガン行動するタイプだったので勘違いしがちですが、むしろ公約なんて守らない大統領の方が多い。オバマさんも税制改革(増税)を出来なかったし。

この先何が起きるかは解らない、しかし・・・

私はもしバイデンさんが大統領になったら、対中政策の緩和とバラマキ政策で直近は株価が上がるものの、長期で見れば徐々に停滞していくと見ています。トランプさんなら逆に直近は混乱するものの長期では経済は上向きになる。

もちろん、これは素人予想な訳ですが4年前にトランプ政権が誕生した時にも多くのアナリストがトランプ政権で経済は停滞し大暴落すると言っていたので、プロの言うことも真に受けない方が良いかと。(実際に私はそれを無視してトランプ政権に賭けて多くの利益を得ました)

正直なところ、「株価がどうなるのか」と言うよりは「自分がどれだけ投資先(米国)に信頼を持てるのか」と言う事の方が重要だったりします。それによってどれだけリスクが取れるか変わってくる。

私が全資産の95%をVGTに投資しながらも毎日熟睡出来ていたのは米国、そしてトランプさんを信じていたからです。いや、本気ですよ。そうじゃないとこんな投資なんて出来ません。

未来は不確定だけど、バイデンさんなら今の投資方針のままだと私が熟睡出来なくなるのは確実です。だから私は投資方針を変える必要がある。つまり、あくまで私の中の都合です。

私は普段は長期投資を是としており、投資なんてほとんど放置で良いと思っていますが、国のトップが変わる時だけはちょっと特別です。一旦、投資方針を見直すのに良いタイミングかと。特にインデックス投資では個別株ではなく、国やセクタに投資している訳で国の方針のというのがとても重要になってきます。

皆さんは如何でしょうか。

大統領の結果も、その後の株価がどうなるかなんて誰にもはっきりした事は言えません。どちらに転んでも良いようにプランだけは立てておいた方が良いでしょうね。

おわりに

しっかし、大統領選はどうなるのやら。怖くもあり、楽しみでもあります。

国のトップが変わっても何も変わらないという方も居ますが、私はそんな事は無いと思っています。もし、日本が今でも民主党政権だったら? もし、ヒラリーさんが大統領だったら?  やはり状況は変わっていたはずです。

後に歴史書で見ればたいした違いは無いのかもしれませんが、今この瞬間に米国に投資している人間ならば「どっちもどっち」なんて言わずに、両者の違いと、今後世の中がどうなっていくかを真剣に考えて欲しい。

 

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