架空の猫の雑記帳

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副大統領候補の討論会を見て投資方針を考える

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実質の大統領候補の争いかもしれません。

はじめに

昨日のダウは+0.43%、我がVGTは+0.44%でした。

正直なところ何故上がっているのか色々違和感はあるのですが、私としてはこの流れに乗り続けるつもりです。つまり、いつもどおり。

今朝の時点で私の運用額は再び7777万円を超えました。8月27日に一度超えたものの9月の下落で割っていたのですが、ようやくの復活。

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VGTも9月の下落分から47%、つまりおおよそ半値を戻しています。(ピーク 9月2日 337.57、底値 9月23日 295.97、現在 318.00) 

コロナショックの時は半値を戻した時にもう二番底は来ないと確信しましたが、今回は半値まで戻してもその確信はありません。まあ、しかし素直に喜んでおくとしましょう。

さて、昨日は副大統領候補の討論会がありましたので、それに関する記事となります。

毎度断っておきますが、私は色々問題を承知しつつも、それでもトランプさんの方がマシと思っている人間です。あと討論会そのものの解説というよりも、それについて私が個人的に投資方針をどう考えているか、という内容となっています。

前回の討論会でも記事を書いているので合わせてご覧になって頂ければと思います。

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副大統領候補の討論会

共和党のペンスさんと民主党のハリスさんの討論会が行われました。今回はトランプさんもバイデンさんも高齢で、任期中に何か起きれば、副大統領が大統領の代わりを努める為、私としても大きく注目していました。

結論から言えば私の投資方針は変わらず。トランプさん勝利なら、ハイテク集中投資を継続。バイデンさん勝利なら、分散投資に切り替えます。つまり、民主党への不安は拭えなかった、という事になります。

討論会の内容で言えばペンスさんの勝ちという感想です。

ペンスさんは冷静に具体例や数値を出しながら話をしました。ただペンスさん、話が長い。司会者に何度か時間オーバーでストップをかけられていました。内容も(私には)少し解りにくい話し方をするし、ちょっと華が無いのが難点ですね。しかし強面なので威圧感は十分。

一方でハリスさんはとにかく曖昧で具体的な事を言わない。相変わらずトランプさんの批判に終始した感じ。ただ、メディアへの見せ方は上手く、カメラに向けて喋ったり(討論会としてはどうなのって思うが)、カメラに向けて表情を作るような事をしていた。

正直、意外とポンコツという印象。議員としては浅いものの元検事なのでもっと中身のある話をするかと思っていましたから。ペンスさんはともかく、ハリスさんはまだ大統領としては不安ですね。

私が注目していたのはハリスさん

前回もそうでしたが、実は私は討論会の勝ち負けそのものにはあまり興味はありません。注目していたのはハリスさんが具体的な事を言うかどうか、それに実現性はあるか、言っている事は首尾一貫しているか、という事です。

私は少し前から、もし民主党が政権を取ったらどういう投資方針にするか考えていましたが、なかなか決まりませんでした。その理由は民主党の方針が不明瞭と思えたからです。

特に民主党内では中道左派(バイデン)と極左(ハリス、サンダース)の方針が異なっており、どちらの意見が主流を占めるかで大分変わってきます。

特に極左が主流になるとしたら、私にとって米国への信頼度は下がり、今のようなハイテク集中投資ではなく、よりリスクを減らした分散投資(債券、他セクタ株)をしていく方針をならざるを得ない。

さて、ハリスさんに話を戻しますが、先述の通り、具体的な事をほとんど言いませんでした。それどころかバイデンさんや過去の自分の発言と矛盾した事を言っています。

例えば、先日のバイデンさんはグリーンニューディールを否定しバイデンプランがあるとしながらも、ハリスさんはグリーンニューディールを相変わらず推していました。結局どっちなのよ。そもそもバイデンプランって具体的に何をするの?

本人が理解していないって事はさすがに無いでしょうから、結局は民主党内で意見がまとまっていないのだと思います。意見が違う人達が反トランプというだけでまとまっているので当然な話なのかもしれない。

個人的に気になったのは対中政策について。やっぱり、ハリスさんは中国に対して具体的にどうするか言わなかった。また、「貿易戦争は米国の負けであり、同盟国は米国よりも中国を支持している」とまで言っている。つまり、対中関税は撤廃。その代わりに具体的に何をするのかは決まっていないって事かな。対中政策の緩和で一時的には株価は上がりそうだけど、長期でみれば不安しか無い。

なお、それに対してペンスさんは「バイデンは貿易戦争を始める事すらしなかった」と返しました。

結局、今あるほとんどの問題って、オバマ、バイデン時代の政策が要因になっているのと思っています。トランプ政権を批判しても、じゃあオバマ政権がどうだったのよってなるとハリスさん達は黙ってしまう。

個人的にバイデン、ハリスさんにはまずオバマ政権を否定してほしい。そして批判だけじゃなくもっと具体案を出して欲しい。それでようやく少し信頼できるようになるのですが。

ハエが止まっていても不動のペンス! 

最後にネタ話を。討論の途中、ペンスさんの頭にハエが2分ぐらい止まり続ける、という珍事が発生しました。

一部メディアやSNSでは、この事でペンスさんを馬鹿にしていましたが、私としてはそれに気づかないぐらい討論に集中しているペンスさんを評価しますけどね。

なお、バイデンさんはハエたたきを持って「選挙運動をするこのハエに5ドルの寄付を」と言って率先して馬鹿にするツイッターを投稿しました。

news.yahoo.co.jp

これって米国だとウケるのでしょうか。バイデンさんの打ち出しているイメージと合わない気がするのですけど。

おわりに

今回は割とまともな討論会となりましたが、実は前回の方が好きだったりします。討論会とはとても言えませんが、色々本音が出てきやすいし、何より面白いですからね。

さて、次の討論会はどうなるのか・・・と期待していたのですが、なんとトランプさんはコロナ対策でオンラインになった事で拒否。えー、残念です。

まあ、オンラインならカンペ見放題なのでバイデンさん有利は確実なのですが、それでいいのか? それとも他に何か秘策があるのか? 実はやっぱり体調が悪いのか? まだまだ混沌とした日々は続きそうですね。

私はトランプさんを応援しているものの、どちらが大統領になるのかなんて当然解りません。マスコミだって前回も大外ししているし、なんとも言えないでしょう。という訳で、どちらに転んでも迷いなく投資を続けていけるように各々準備だけはしておくべきかと思います。

 

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