6月終了時の資産状況と2021年前半のまとめ。
はじめに
ついに6月も終了。早いもので2021年も半分が終わってしまいました・・・いや、ホントに早いよ!
今回は6月終了時の資産状況についてと、今年の上期のまとめについてです。
6月終了時の資産総額10426万円、775万円のプラス
資産状況
種類 | 金額 | 前月比 |
三越伊勢丹 | 7万7400円 | -2300円 |
VGT | 8984万6668円 | +559万0295円 |
VTI | 529万3645円 | +95万4632円 |
【iDeCo】 eMAXIS Slim S&P500 |
390万0232円 | +12万9701円 |
現金 | 514万2991円 | +108万3336円 |
合計 | 10426万0936円 | +775万5664円 |
取引内容
VGTが最高値の時にいくらか売却。そしてVTIを追加購入。
6月はボーナスが出たのですが、現金の割合が下がっていたので今回はそのままに。
- VGT : 20株売却
- VTI : 34株購入
配当金
今月は配当が出ているので記述。VGTもVTIも配当を期待するETFではないのでこんなものです。
- VGT : 863.15ドル = 約9万円
- VTI : 104.53ドル = 約1万円
ポートフォリオ
現金化出来ないiDeCoと少額の日本株を除いたポートフォリオ。
VGTをメインにしつつ、VTI、現金を入れています。
資産推移
ブログを始めた2020年からの資産推移。
米国ハイテク株は絶好調! 資産を1億を超えてどこまで行くのか
6月は米国株、特にハイテクが好調でついに私の総資産は1億を超えて、いわゆる「億り人」となる事が出来ました。
大抵の場合こうやってはしゃいでいると、それがフラグとなって大きな下落が起きたりするのですが、今回は(いまのところ)順調です。
なんとS&P500は先週末まで7日連続で最高値更新。これは1997年以来だとか。
そして、私のメインであるVGTも最高値更新中。
6月にこれほど株価が上昇する事をどれほどの人が予想できたでしょうか。
私自身も民主党政権、ワクチン普及、金利上昇、金融緩和縮小の動き等から2021年は米国ハイテク株はしばらくヨコヨコ、良くて微増だと思っていました。
しかし、去年ほどではないしろハイテクは十分な上昇を見せています。私自身がハイテク信者なのにハイテクの事を侮っていました。嬉しい誤算ですね。
もちろん、来週にでもまた金利上昇等を受けて下落するかもしれませんが、今は喜んでおきましょう。
2021年上期の投資結果まとめ
2021年も前半戦が終了、というわけで半年間の結果を少しまとめたいと思います。
資産運用結果 : 成績 ◎
資産運用結果だけ見るのなら念願の億り人になることが出来たので十分満足。
以下は年初来の月毎の推移。
資産 | 前月比 | |
2021年開始 | 8571万円 | - |
1月末 | 8622万円 | +50万円 |
2月末 | 8889万円 | +266万円 |
3月末 | 9321万円 | +431万円 |
4月末 | 9658万円 | +336万円 |
5月末 | 9650万円 | -7万円 |
6月末 | 1億426万円 | +775万円 |
前述のとおり、私は2021年の米国株、特にハイテクの動向を不安視していました。実際、2月以降セクタローテーション、つまりハイテク下落オルエコ上昇という動きが起きましたね。
しかし、終わってみれば月単位でマイナスだったのは5月のみ (しかもたったのマイナス7万円)。メインのVGTがヨコヨコでも円安でドル資産が増えた為です。
6ヶ月で私の資産は1855万円も増えた事になります。これを不満と言ったらバチがあたるでしょう。
規模は違えど、去年から米国株ETF、ハイテクETFを買い始めた人はプラスになっているはず。
投資方針を守る : 成績 ×
しかし、資産の増減を抜きにすると、大きく後悔している事があります。
今年のはじめの記事で、私は「自身の投資方針を守る」という抱負を宣言しました。しかし、1~3月にかけて私の投資方針はブレブレに迷走しちゃっていたんですよね。
1月、そろそろ早期リタイアを本格的に考え始めた事と、民主党政権になった事から、約5年間続けたVGT集中投資を辞めて、新たに他セクタETFやGLDM(金)やBND(債権)等を追加、分散投資を始める事に。この構成で少なくとも1年は続けるつもりでした。
しかし、たった二ヶ月後の3月にVGTを除く銘柄を全て売却して、VGT+VTI (+現金)のポートフォリオに切り替えてしまいます。長期投資を良しとする私にとっては異例の速さでの切り替えです。
分散投資という方向性自体は今でも問題無いと思っています。問題は恥ずかしい話ですが私にとって多くの銘柄の管理するのが本当に苦痛だった事です。
実は投資歴のほとんどを集中投資でやってきた私にとって、複数の銘柄を抱えて分散投資をするというのは初めての事でして。
銘柄選びにテンションが上がってしまい、自分の管理できる銘柄数を超えて買い始めてしまったのが敗因でした。
教科書通りに進めるのではなく、もっと自分にあった投資方針を突き詰めるべきでした。良い教訓になりましたよ。
幸い運用結果は良かったものの、もし自身に合わない投資方針を進めた事が原因で大きな損失を出した場合、その精神的ショックは計り知れないものになります。下手したら投資を辞めてしまうほどに。
もし、本ブログをご覧の皆さんも自身の投資を見つめ直し「無理しているな」と思ったらとっとと方針を変える事をオススメします。続ける事が出来ないと意味がありませんから。
今後について
億り人になった時に書いた記事の通り、現状の目標は「持ち家を買って1億円維持」です。どのような家を買うかはまだ検討中ですが3000~4000万円を想定しています。
つまり、1億3000万円~1億4000万円が現時点の目標。まあ緩い計画なのでホントに働く事が嫌になったら即リタイアしてしまう可能性もありますが。
投資方針としては既に出口戦略として始めている「VGTへの集中投資からVGT+VTI +現金の分散投資化」を進めていきます。
長期で見ればVGTが最も株価が上昇すると信じていますが、リタイア後は資産を切り崩して生活する事を考えて、セクタローテーション対策にVTI、暴落対策に現金を入れて資産が減りにくい構成を目指しています。2銘柄+現金くらいなら多くの銘柄を持つのが嫌な私も許容。
とはいえ、急激に切り替えるのは危険なので数年かけて徐々に進めるつもり。
具体的には以下のように年毎に目標の割合を定めます。
VGT | VTI | 現金 | |
2020年まで | 100% | 0% | 0% |
2021年 | 90% | 5% | 5% |
2022年 | 80% | 10% | 10% |
2023年 | 70% | 15% | 15% |
2024年 | 60% | 20% | 20% |
2025年 | 50% | 30% | 20% |
すでに今年の目標であるVGT90%、VTI5%、現金5%は達成しているので、もう無理にVGTは売却しません。ただし、もしVGTが暴騰、暴落して目標の割合から大きくずれるような事があれば都度リバランスしてきます。
おわりに
半年で1855万円のプラス。6月だけで775万円のプラス・・・今月は会社のボーナスも出たので運用結果だけで見るのなら700万円弱のプラスです。
私の本業の年収は約700万なのですが、それに近い金額がひと月で増えてしまうとは驚きとしか言えません。大分慣れたつもりでしたが、この資産増加にはさすがに頭が少しクラっと来ますね。
当然ですが逆に言えば、一旦下落が始まればそれだけの金額が一気に減ってしまういう事。資産1億を超えて、その変動幅は私の体験した事の無い領域へと加速していく。
恐ろしくもあり、楽しみでもある。まだ投資を始めたばかりの方はピンと来ないかもしれませんが、ずっと投資を続けていけばこの感覚を理解して頂けるかもしれません。
さて、2021年の後半、米国株はどう動くのか? 相変わらず私にはさっぱりです。
なので、毎度の事ですが長期では上昇する事を信じて自分の投資を続けたいと思います。
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