決算、FOMC、中国規制、コロナ、まさに台風の如く大荒れの月でした。
はじめに
ようやく梅雨も開けて本格的な夏になってきましたね。今回は7月終了時の資産状況についてです。
7月終了時の資産総額10785万円、359万円のプラス
資産状況
種類 | 金額 | 前月比 |
三越伊勢丹 | 7万3700円 | -3700円 |
VGT | 9253万6379円 | +268万9711円 |
VTI | 546万3954円 | +17万0309円 |
【iDeCo】 eMAXIS Slim S&P500 |
400万2269円 | +10万2037円 |
現金 | 578万1064円 | +63万8073円 |
合計 | 10785万7366円 | +359万6430円 |
取引内容
今回は下落したタイミングでVTIとVGTを買い増し。
- VGT : 10株購入
- VTI : 5株購入
ポートフォリオ
現金化出来ないiDeCoと少額の日本株を除いたポートフォリオ。
相変わらずVGTがメイン。
資産推移
ブログを始めた2020年からの資産推移。(投資自体は2010年から始めています)
1億を超えて順調に増加中。
色々あったけど結果的にはプラス
7月も色々有りましたね。良い事も悪い事もあり、それらが激しくぶつかったイメージ。まさに台風。
しかし、結果的にそれらは相殺され思ったほど相場は動かず。6月に米国株は大幅に上昇したので、その反動で7月は下がるかもと覚悟していましたが、終わってみれば300万円以上のプラスで終了。
これだけ増えてくれれば十分なのですが、6月は700万円以上のプラスだったので、「なんだ、300万円『しか』増えなかったのか・・・」とか思ってしまうのが恐ろしいところ。資産1億を超えて感覚がさらに麻痺してきている感じ。
以下は個人的に気になった今月の出来事。なんか他にも色々あった気がするけど、思い出せた範囲で。
大手ハイテクは好決算(Amazonは除く)
大手メディアで詳細な記事が上がっているのでメモ代わりにリンクを。
相変わらず絶好調で過去最高という言葉が並びます。ITバブル時のような虚業ではない、例え一時的に株価が下落したとしても、きっと株価は追いついてくる、という事でハイテク株をメインにしていく事を改めて決意しました。
今回、残念だったのがAmazon。ただ、あくまでアナリスト予想よりも低いだけで黒字なんですけどね。とはいえ、今まで好調だった反動で大きく売られ、現在は最高値から10%以上下げています。
このAmazonショックの余波が飛んだのか、7月30日は多くの銘柄が下落しました。ちなみに私のメインであるVGTにはAmazonは入っていないのでそこまで大きな影響は無し。
むしろ私が気になっているのはハイテクETFの二大巨頭のVGTとQQQの年初来の成長率争い。今年はデッドヒートを繰り返しており、今回のAmazonショックで現在QQQは+16.48%、VGTは+16.89%と僅かにVGTがリード。(Bloombargより)
こんな事を気にしているのは私くらいかもしれませんが。
Amazonのビットコイン採用のガセ
そのAmazonですが、ビットコイン関連でもドタバタしています。Amazonがビットコイン参入という事でビットコインが高騰。しかし、それがなんとガセネタ。
しかし、ビットコインの高騰は止まらず、一方で決算がいまいちだったAmazonは株価下落。なんなのでしょうか、この茶番。
当然ですがAmazonがこれで終わる訳がありませんので今が買い時かもしれませんね。
中国規制で意図的に株価を下げる
中国の規制も大きな出来事で、米国株にもいくらか影響が出ました。
中国株はなんだかんだで今後も上がり続けるでしょうけど、やはり私は買うつもりにはなれません。
それは米国株のように「綺麗な右肩上がり」にはならないと思っているから。今回のような事は今後も幾度となく起きるでしょう。長期でガチホするには向いていない。
中国は国としても投資対象しても恐ろしい。素人が手を出すものじゃありません。
まだまだ続くコロナ禍
コロナ禍は続いており、感染者数は上昇中。
しかし、死者数はそこまで増えていないので米国株にはたいした影響は無いのかもしれません。ただワクチンのモデルナは好調で年初来で約3倍になってますね。買ってないけど。
ちなみに我が日本も大阪、神奈川、千葉、埼玉が再び緊急事態宣言に。私もまたリモートワークになりそうです。
FOMCは相変わらず
特に目立った事はありませんでしたね。いつかはテーパリングは来るでしょうが、それが解っているのなら大して下落は無いと思っています。暴落は大抵の場合、誰も予想していないところから始まる。
しかし、なぜに米国債10年が下がり続けているのか? 私にはそれが疑問。
おまけ ベゾス 宇宙へ・・・
私にとって何気にエポックメイキングだったのは今回お騒がせのAmazonの元CEOのベゾスさんの宇宙旅行。いやぁ、私が宇宙大好きなので。
ヴァージン・ギャラクティックも7月に試験飛行を成功させています。
個人的には10年後くらいに「宇宙バブル」が来ると思っています。というか来てほしい。
こうやってベゾスさんみたいな大富豪が体を張って宣伝するのはけっこう好きです。(例えるなら大御所お笑い芸人が体を張って芸をする、みたいな)
計算なんでしょうけど、今回の件で大分ベゾスさんの事が好きになりました。大金持ちがじゃんじゃん夢のある事にお金をつぎ込んでいるのを見るのは楽しい。同じ理由でイーロン・マスクさんも大好きだったりします。彼のお騒がせな性格もひっくるめて。
逆に慈善事業とかにお金を使っているのは善人アピール過ぎてあんまり好きじゃない。それはそれで素晴らしい事なんでしょうけど。
今後について
特に投資方針は変わらず。相変わらずハイテクをメインに。
今年はこのままVGT : 90%、VTI : 5%、現金 : 5%の割合を維持し続けます。そして来年はVGT : 80%、VTI : 10%、現金 : 10%と徐々に現金やハイテク以外の割合を増やしていく予定。
ただ、これは私が早期リタイアを前に出口戦略として分散投資を始めたからであって、もしあなたがまだ資産を増やす時期ならば、リスクをとってQQQやVGTなどのハイテクの割合を増やす事をオススメします。少なくとも私ならそうしますね。
また、私は今までETFを主体に投資をしてきましたが、最近SBI証券が三井住友クレジットによる投資信託積立サービスを始めたので、そっちにも手を出そうかと現在準備中。こちらはまた別途記事にする予定。
おわりに
日本の梅雨は明けてジメジメした日々が終わりを迎えましたが、米国株にとってはどうでしょうか? アノマリー的には8月は夏枯れ相場 (動きが少なく軟調になりやすい) になると言われています。さすがに下がるか?
まー私としては毎度ですが、長期で見れば誤差、上がったら資産が増えて嬉しい、下がったら買い増しのチャンスで嬉しいぐらいの気持ちでやっていくつもり。
以下、関連記事です。