ピンチはチャンスという考え方。長期投資は気の持ちよう。
はじめに
昨日のダウは+1.34%、我がVGTは+2.52%。良し! 上がりましたね。
9月初頭から始まった下落の中、何度か株価が上昇する日はありましたが、今回の上昇は少なくとも私にとっては特別です。
1つ目の理由は週で見てプラスだったという事。週のうち4日間もVGTはプラスでしたから。2つ目の理由は金曜日にプラスだった事。やっぱり金曜がプラスだと週末を気分良く過ごす事が出来ますからね。両者とも4週間ぶりの出来事になります。
もちろん、だからって底値を過ぎたとは限りません。やっぱりまた下がる可能性も十分有ります。ただ、少し雰囲気が変わったのは確か。
私の場合は半値を戻せば、ようやくトレンドが変わったと認識しますかね。コロナショックも半値まで戻した時に二番底を怖がるのを辞めましたから。
さて、そんな中でまたVGTを買い増ししました。
VGT分配金でVGTを約12万円買い増し
昨日の記事の中で「全力投資しているから株を買いたくてもすぐには買えない」って書いたんですが・・・あったよ! お金が!
VGTの分配金が出ていた事をすっかり忘れていました。日本円で約12万円。VGTの分配金は約1%と低い方ですが、私は約7000万円VGTを保有しているのでそれでも馬鹿になりません。
私は圧倒的な売却益(キャピタルゲイン)派で、配当(インカムゲイン)を出すくらいなら株価を上げてくれと言いたいタイプなのですが、今回ばかりは配当金が有り難い。「そうか、こういうのがあるから熱狂的なインカムゲイン派が居るのか」と少し理解できました。
お金が有るならもちろん即買い増し。非常に微力ながら私も昨日のVGTの株価上昇に貢献した事になります。
下落時に株を買える喜び
長期投資において株価の下落は悪い事ばかりではありません。
どうせ売却しないので実際のところ直接的なダメージはゼロ。それどころかむしろ喜ぶべき事が多い。なんたって株が安く買えるのだから。バフェットさんも「株価が下がれば下がるほど喜ぶべき」と言ってます。
以下はバートン・マルキールさんの著書「投資の大原則」内でのバフェットさんの言葉です。
簡単なクイズ:あなたは牛を飼っているわけではないが、もしハンバーガーを一生食べたいなら、牛肉の値段は安いほうがいいか、高いほうがいいか?
同様のクイズ:あなたが自動車メーカーに勤めているのではないとして、何年かに1回、車を買おうと思うなら、車の価格は安いほうがいいか、高いほうがいいか?答えは明らかだ。
最後のクイズ:あなたが今後5年間で本当に利益を上げたいなら、その間、株価は高いほうがいいか、低いほうがいいか?
多くの人たちは、このことをよく理解していない。今後ずっと株を買っていこうと思っているにも かかわらず、株価が上がると元気になり、下がると落ち込む。実際には、ハンバーガーの値段が上がると喜んですぐに買うようなものだ。このような行動は馬鹿げている。近々売ろうと思っている人なら、株価の値上がりを喜んでよいのだが、これから株を買おうと思っている人は株の値下がりを喜ぶべきだ。
私の場合は40代(今40歳なのであと10年)のうちにリタイアしたいと思っているので、それまではむしろ株安の方が有り難いはずなのです。
私は投資が好きで株を買う事がストレス発散になると思っているぐらいの人間ですので、買う瞬間に限っては下がっているとその嬉しさも倍増します。特に今回の買い増しは本当に嬉しいものでした。
長期投資は気の持ちようで全てが決まる
長期投資でもいつかは売却して損益を確定する日が来ます。私にとっては遅くても10年後から。まあそこで全て売却するわけでも無いので最終的には私が寿命がつきる時か。
そのぐらいの時には今の下落なんて誤差と思えるぐらい株価は上昇していると信じています。(じゃなきゃそもそも長期投資なんてやりません)
長期投資では株価が上がれば資産が増えて嬉しい気分になりますし、株価が下げれば安く買えるので嬉しい気分になる。何も考えたくなければ全て忘れて寝てしまっても良い。つまりどう動いても気の持ちようでどうにでもなる。
ここ最近は気分が落ち込む事も多かったのですが、今回の買い増しはそれを思い出させてくれました。やっぱり人間、前向きである事が重要ですね。
おわりに
とまあ、これからは前向きに考えていこうと決意したのですが、その矢先にヨドバシカメラでのPS5の抽選に落選した事が判明・・・
がーん、株価の下落よりショックです。まあ、倍率が90倍なので半ば諦めていましたが。あとはソニーストアの抽選にかけるのみ。私の悩みは尽きそうに有りません。
まあそんな事は置いといて、皆さん今週もお疲れさまでした。良い週末を!
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